40歳を過ぎると、毎年の健康診断の結果票に「〇〇の値が高くなってるよ!」とか「再検査」や「治療してください」と書かれることが多くなり、少しずつ体にガタがきてしまいます。
加齢により、代謝が悪くなって、太りやすくなったりもします。
責任ある仕事を任されたり、人間関係のトラブルなど、仕事のストレスを抱えやすい状態になり、健康を維持していくのが難しくなっていく世代です。
中年になると、いつも疲れを感じでいる人もいたりして、中には死んだ魚のような目をして、明らかに覇気がなくなってしまったおじさんもいます。
本記事では
- 最近、疲れが取れないと感じている方
- ただ何となく生きていることに疑問を感じている方
- ただ老いていく人生なんて嫌だと思っている方
に向けて、アラフィフおじさんになっても、いきいきとして生活できる方法をお伝えします。
なにかの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 健康的で疲れない体を手に入れる方法がわかる
- 人生を豊かにする方法がわかる
- 中年になっても、楽しく生きる方法がわかる
ようになります。
少しの間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申しあげますと
- 定期的に運動を行う
- 普段食べている物を見直す
- 普段の行動を見直す
です。
詳細は、後述していきます。
疲れない体を作るために意識すること
疲れない体を作るということは
健康な体 + 行動力
です。
そのためには次のことを意識してみましょう。
- 運動で心も体もリフレッシュ
- 食事
- 良質な睡眠
- 姿勢
- 歩くこと
- 座りっぱなしはダメ
運動で心も体もリフレッシュ
「うむー、運動か…」ってなりますよね!
はい、そのとおりです。
運動は疲れると思うのは間違いです。
確かに体に疲労物質は溜まりますが、普段の行動に影響は出ません。
アクティブレストといって、疲れたときほど、軽い運動をした方が、疲れを軽減できます。
私たち人間は、動くことを当たり前としてきました。
狩猟採集時代に、俊敏な獲物を人間の持つ持久力で、しつこく追いかけ続け、獲物が疲れて動きが鈍ったところで、仕留めるというように、人間は食べるために、走りまくっていたのです。
それが、社会は大きく進化したけれど、人間はほとんど進化していません。
進化していない人間の本能や体は、便利になった現代社会において、運動不足やストレスなどの不都合なところも出てきています。
私たちは、祖先と同じ、運動が当たり前だった人間なのですから、「運動=辛い」にしないでください。
イヤにならないくらいの軽い運動から始めましょう!
オススメはウォーキングです。
これなら手軽に始められます。
音楽を聞きながら♫
景色を楽しみながら
少し早いペースを意識します。
これを30分以上続けます。
なれてきたら、走りを入れてみましょう!
徐々に走りの割合を多くできたら、ジョギングになります。
運動のメリット
運動するメリットは
- ストレス解消
- 運動不足解消(健康維持)
- 心拍数を上げることで、脳の血流を促進
- 認知機能向上
- 思考力アップ
- 自己効力感アップ
などたくさんあります。
毛嫌いしないで、前向きに捉えてください!
関連記事:自然の中での運動は、ストレス解消の他、幸せレベルも向上する(ダイエットにも)
食事
食事は肉類など、自分の好きなものだけを食べていては、生活習慣病になりやすいので、注意が必要です。
若い頃から肉中心の生活を送ってきている人は、中年世代になると、そのツケを払わさせるようになります。
今からでも野菜、魚中心の食生活にするべきです。
ハム、ソーセージなどの加工肉は、特に危険です。
大きな病気になるリスクがあると、多くの研究結果が発表されています。
その他、クッキーなどの菓子類、菓子パンなど、食品添加物が多く使われた食品もできるだけ控えましょう。
私自身も食品添加物の影響で、コレステロール値が高く、20年以上もの間、悩んだ経験があります。
軽くお伝えしていますが、この事は、かなりヤバい事なので、ホント気をつけたほうが良いですよ!
関連記事:20年以上悩んだ、コレステロール値を下げられた、考えられる理由はこれだ!
良質な睡眠
普段、睡眠には何も問題が無いと思っている人は多いと思います。
しかし、ちゃんと寝たのに疲れが取れないという経験ってあるはずです。
実は、寝ていても、睡眠の質ってどうなのでしょうか?
私は、以前、コーヒーを飲んでも寝るれないことってないので、大丈夫と思っていました。
現在では、午後以降、コーヒーを飲まないように心がけるようになりました。
やはり、睡眠の質にこだわるべきと考えを改めたからです。
睡眠はレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を定期的に繰り返します。
この周期が乱れないように心がけます。
不眠の主な原因
- 加齢や肥満
- ブルーライト
- カフェインやグルタミン酸などの刺激物
- 医薬品
- ビタミン不足
- ミネラル不足
- タンパク質不足
- 高タンパク
- 副腎疲労
- 運動不足
などです。
パソコンやスマホも寝る2時間前から使用をやめるのがイイです。
私は2時間前とはなりませんが、できるだけ寝る前は使用しないように心がけています。
姿勢を整える
普段から、姿勢も気をつけるべきです。
座る姿勢
私達はよく背筋を曲げて座ったり、楽な姿勢をとりたくなります。
この背筋を曲げた楽と思える姿勢って、逆に疲れるのを感じたことありませんか?
背筋を曲げた姿勢で、椅子に長く座っていると、集中力が続かないし、疲れますよ!
なので、背もたれにあまり寄りかからず、背筋を伸ばした姿勢の方が、いいのですよ!
- 適度な緊張感を保て
- 集中できる
- 疲れにくい
- 腹筋、背筋に力が入る
体幹の力を抜いて、背を丸めて、楽をしたいという気持ちは理解できます。
しかし、その姿勢では、楽をしようとして、かえって疲労してしまうことに気づきませんでしょうか?
ほんと、背筋をピンと張った姿勢って楽ですよ!
歩く時の姿勢
歩くときに、姿勢や歩き方を意識している人は、あまりいないと思います。
気にして他人の歩いている姿を観察すると、面白いことがわかります。
いろいろな歩き方があることがわかります。
つま先を進行方向に向けているつもりでも、年齢を重ねて、筋力が弱っているせいか、つま先を広げて歩く人を多く見ます。
よくチンピラが肩で風を切って歩く足の運びのイメージです。\ /
太ももの緊張が緩んでいるので、つま先が外側を向きます。
この歩き方だと、歩くために出力したパワーが効率よく推進力になりません。
それに、背筋を曲げた状態(ライザップのCMのBefore)で歩く人がいますが、これも推進力にロスが生じます。
マラソン選手を見ていればわかりますが、背筋がピンと張り、エネルギーロスを極限まで抑え、推進力に変換しています。
背を丸くし、足先を外に広げて、歩いたり走ったりしていると、余計なエネルギーを使ってしまい、無駄に疲れてしまいますよ!
歩くこと
私達は、普段、車やエレベーターなどの利用が多く、あまり自分の足で移動しません。
できるだけ車やエレベーターを使わないようにすると、いい感じで運動になりますよ!
汗をかいてしまうからといって、動かない人もいますが、そこは開けの処理をしっかりして、できるだけ歩くことを意識しましょう!
座りっぱなしはダメ!
座りっぱなしの仕事をしている人は多いと思います。
座りっぱなしは、血流が滞り、疲労の原因になるし、健康を害するリスクもあります。
座りっぱなしが長期間続く健康を害するリスクは
- 健康寿命が7年短くなる
- 心臓疾患で死亡するリスクが64%高くなる
- がん(前立腺がん、乳がん)で死亡するリスクが30%増加する
- ダイエット後、リバンドしやすくなる
なのですよ!
怖いですよ!
定期的に立ち上がる事が大事になってきます。
因みに、私は、家でパソコンを使う時は、スタンディング状態でやります。
関連記事:気にもしなかった座りっぱなしは、実はかなり危険なことだった!
まとめ:元気なアラフィフ:疲れない身体の作り方
私達ミドルエイジ世代は、体の様々な箇所にガタが来たりします。
しかし、普段から気をつけることで、完ぺきとは行かないものの、若い状態でいることも可能です。
そのためには
- 定期的に運動を行う
- 普段食べている物を見直す
- 普段の行動を見直す
です。
具体的には
- 運動で心も体もリフレッシュ
- 食事
- 良質な睡眠
- 姿勢
- 歩くこと
- 座りっぱなしはダメ
などに気を配ることです。
健康的な生活を送ることで、疲れづらくなり、一日中集中することができます。
今までは、このままの生活を続けて行くつもりだったと思います。
40歳を超えると、健康に気を使わなければならないのです。
それから目を背けて来たと思いますが、考えてみてください。
人生には終わりがあるのです。
早い人は、このミドルエイジ世代で亡くなっています。
私達はいつどうなるかわからない世代なのです。
自分の力で健康な体を手に入れることは大変重要です。
そして、充実した生活を送りましょう!
関連記事:中年おじさんの生活習慣改善(退職後も健康であるために、今から良い食事、運動習慣を心がける)