掃除、洗濯、料理といった家事をするのは、とても大変だと思います。
我が家では、妻が全てやってくれます。
それも、毎日、休みなく(掃除や休みあるかも?)やるのですから、やらない私からみると、ほんとにありがたい限りです。
みなさんの家にある洗濯機はドラム式でしょうか?
私は、もともとドラム式には反対の人間でした。
理由は簡単で、乾燥機能が付くと、ヒーター方式になるので、電気代が劇的に跳ね上がると思っていたからです。
要するにケチからくる発想です。
なので、我が家は、昔から縦型の洗濯機をフル回転させていました。
日立ビートウォッシュ7Kgです。
この機種を長年にわたり3台使いました。
日立のモーターは素晴らしいと聞いていたので、白物家電は日立のファンでございます。
ちなみに、冷蔵庫も日立です。
この冷蔵庫は、頑丈にできていて、3回も引っ越しを経験したにもかかわらず、現在も現役で稼働しています。
1996年製、日立冷蔵庫「野菜中心蔵」R-S43MVPです。
24年前の容量が425Lと大きいタイプです。
今回は、日立の白物家電祭りの勢いで、つい懐かしくなり、横道にそれてしまいました。
そうです、ドラム式洗濯機の話です。
最近のドラム式洗濯機の性能が良くなったと聞いていて、タイミングよく、3台目のビートウォッシュのモーター音がおかしくなってきたので、新たに検討していました。
一生懸命、家事をしてくれる嫁に少しでも楽をさせてあげたいと、少しは思ったことも検討理由の一つです。
ドラム式洗濯機を購入してから7ヶ月経過しましたので、簡単なレビューをしたいと思います。
本記事は
- ドラム式洗濯機の購入を考えている方
- ドラム式洗濯機に嫌悪感を抱いている方
- ドラム式洗濯機が気になる方
に向けて、ユーザーレビューをお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- ドラム式洗濯機の良さがわかる
- ドラム式洗濯機の電気代が予想できる
- ドラム式洗濯機購入の参考になる
ということです。
しばらくの時間お付き合いくださいませ。
はじめに結論を申し上げますと
- マジ、買いです。過去の自分は、間違いでした。
- 生活を豊かにしてくれます。
- 家事での時間を軽減してくれます。
ということです。
詳細は後述していきます。
ドラム式洗濯機を使用した感想
購入したのは
Panasonic ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX300AL(パナソニックホームページへリンク)
です。
容量は、洗濯10Kg、乾燥6Kgです。
一人あたりの洗濯物は、1,5Kg/日といわれているので、家族4人で丁度いい大きさです。
我が家の設置場所はとても狭い場所ですが、ギリギリ設置できる寸法でした。
品番 | NA-VX300AL |
---|---|
本体質量 | 約75kg |
本体寸法(幅×高さ×奥行)(給・排水ホース含む) | 約 639×1021×722mm |
左開き | NA-VX300AL-W (クリスタルホワイト) |
日立からパナソニックへ鞍替えです。
もちろん、日立の製品をはじめに検討しましたよ。
けど…
日立は、乾燥にヒートポンプシステムを採用していなかったので、ランニングコストを考えると、ヒートポンプシステムを採用していたパナソニックになりました。
ヒートポンプとは少ない投入エネルギーで、空気中などから熱をかき集めて、大きな熱エネルギーとして利用する技術のことです。
身の回りにあるエアコンや冷蔵庫、最近ではエコキュートなどにも利用されている省エネ技術です。参照:一般財団法人 ヒートポンプ・蓄熱センター
メリット
ドラム式洗濯機を購入して感じたメリットは
- 乾燥機能で家事軽減になる
- 乾燥機能で干すスペースが要らなくなる
- 衣類の量を減らすことができる
- 衣類がふんわり気持ちいい
- 水道代がかからない
となります。
①乾燥機能で家事軽減になる
ズバリ、これに尽きます。
乾燥機能があることで、洗濯物を
干す
乾くまで待つ 取り込むが一気に無くなるのですよ!
この時間を手に入れる事ができるのです。
これが最大のメリットです!
この時間を何に使いますか?
例えば、ワークアウトや料理、読書など。
いつも洗濯をしてくれている嫁に確認した所、「特になにも…」だって。
残念…
②乾燥機能で干すスペースが要らなくなる
我が家は、狭い家に住んでおり、スペースが限られているのです。
さらに洗濯物も多く、リビングなど、家中至るところに洗濯物が干してあったのですよ。
そうすると、干してある洗濯物が、頭に触れてしまい、床に落ちるのです。
けっこうなフラストレーションなわけですよ。
それが乾燥機で解消されたのですから、メリット①と②だけでも買いです!
③衣類の量を減らすことができる
ドラム式洗濯機を導入して、使い始めてから少し経ってから分かった事ですが、衣類のサイクルが早くなりました。
どういうことかと言うと
- タンスから衣類を出して着る
- 洗濯する
- タンスに戻る
タンスから出て、タンスに戻るまでの時間がめちゃくちゃ早くなったのです。
何気なく取り出していた衣類を、1日おきに同じ物を着ているという状況なのです。
下着であれば、最低2組あれば十分に足りてしまいます。
その気になれば、かなりの量の衣類を減らすことができると思います。
密かに嫁は、断捨離を計画しているようです…
④衣類がふんわり気持ちいい
ドラム式洗濯機をつかてみて、驚いたのが、乾燥機をかけた衣類がふんわりして、気持ちいいということです。
タオルも、ふわふわです。
乾燥機は衣類を傷めることがあるといいますが、ある程度それは仕方ないと思います。
品質の良いユニクロに頑張っていただきましょう!
⑤水道代がかからない
ドラム式洗濯機は、ドラム槽でたたき洗いをするので、水の量が少なくてすむと言われています。
節約になるなら、それはそれで良いことですが、私は、それほど気にしていません。
最近の洗濯機に関して、ある程度のランニングコストは、覚悟していますから。
デメリット
デメリットと感じるほどではないですが、あえて言うとしたら以下のとおりです。
- 重い
- 電気代がかかる
- メンテナンス
①重い
ドラム式洗濯機の搬入は、配送屋さんにしていただきました。
設置はセルフでやったので、少しだけ移動をしましたが、75kgの巨体はなかなかヘビーです。
引っ越しするとき、大変だろうなぁと考えてしまいました。
私がデメリットと思えるのは、これだけです。
他は、あえてあげたデメリットです。
今までの洗濯機は、一人で運ぶことができました。
しかし、ドラム式は、わずかな移動も厳しいのです。
とほほ…
②電気代
ドラム式洗濯機は電気代がかかると言われているので、電気代が多くなったとしても、はじめから諦めているので、とくに気にはしていません。
それよりも、家事を軽減できることに価値をおいたのですから。
電気代が比較的かからないといわれるヒートポンプ式のタイプを選んだので、驚くほど高くならないと思います。
5月に購入したのですが、電気料金を比べても、目に見えて多くなってはいない状況です。
導入つきの5月は、多くなっていますが、その他の月は、逆に少なくなっています。
そのころから、あまりテレビを観なくなったからかもしれませんが…
③メンテナンス
ドラム式洗濯機は、エアフィルターと排水フィルターをマメに掃除しなければなりません。
そんな面倒でないので、デメリットにならないくらいです。
失敗談
ドラム式洗濯機を設置するとき、私はやってしまった。
配送業者から、一応、注意事項の説明を受けたのですが、
早く使いたくて、上の空で聞いていたようです。
ドラム式洗濯機の背面に輸送用固定ボルトがついています。
通常、輸送用固定ボルトを外してから使用するのですが、
私は、引っ越しするときに、重い本体を車両に固定するために使うものだと勘違いしました。
なので、輸送用固定ボルト外さないまま、使用を開始しました。
どうなったかというと…
脱水時、ガタガタガタガタとものすごい爆音と振動でした。
しかし、頭のおかしい私は、ドラム式洗濯機の脱水はうるさいんだなぁと考え、この爆音と振動をデフォルトと思ってしまったのです。
2日目に、もしかしてと思い、確認してみると、輸送用固定ボルトを外すのがデフォルトなんだ〜っ!とわかりました。
一度設置したあとに、背面のボルトを外す作業は困難でしたが、その後の脱水の静かなことといったら。
まとめ:ドラム式洗濯機で生活がより快適に!もっと早くに買うべきだった
過去の自分は、経費のかかるドラム式洗濯機を否定していました。
しかし、現在では、ドラム式洗濯機を使うことで得られる家事の軽減に価値を感じ、購入を決めました。
その価値を感じた直後に、タイミングよく以前の洗濯機のモーターから、「もうすぐ壊れますよ」という音が発しました。
そんなわけでトントン拍子で購入に至りました。
実際に使ってみると
- 乾燥機能で家事軽減になる
- 乾燥機能で干すスペースが要らなくなる
- 衣類の量を減らすことができる
- 衣類がふんわり気持ちいい
- 水道代がかからない
のメリットがあり、逆に
- 重い
- 電気代がかかる
- メンテナンス
のデメリットらしきものがありました。
購入して感動に値した物は、昨年中古で購入したフリードプラス以来です。
私の場合は、今回、ドラム式洗濯機を購入して、大大大満足です!