みなさんは楽しいことをしていますか?
私は、楽しいはずの家族旅行を楽しめていない自分がいたのです。
その他、普通だったら、楽しいはずなことも、すごく冷めた気持ちで、楽しめなくなってしまっていたのです。
昔であれば、テンションが上って、とてもハッピーな気分になったのに…
私が失ったものは何なのか考えてみました。
本記事では
- 人生が楽しくないと感じている方
- 何をやっても楽しくないと感じている方
- ここ最近、お腹がよじれるくらいの笑いをしていない方
に向けて、少しでも人生を楽しくする方法をお伝えします。
本記事を読み進めることで
- 人生を楽しめていない理由がわかる
- これから先に心がけることがわかる
ようになります。
少しの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
人生を楽しくするには
- 生活にユーモアを取り入れる
- 遊び心をもって、生活する
です。
詳細は後述します。
楽しくない理由
毎日の生活を楽しいと感じないのは、どうしてでしょうか?
考えられることは
- 刺激がない日々
- やりたくないことをやっている
- 失敗をうじうじ考えてしまう
- 不健康な生活をしている
ではないでしょうか。
私の場合、仕事が原因で楽しいことをしていても、楽しめなくなったような気がします。
若いときは、責任もそれほど大きくなく、のびのびやることができました。
年数を重ねていくと、背負う責任も大きくなり、何かにつけ、上司からダメ出しや、恫喝されました。
転勤先の上司からパワハラを受けて、意気消沈した経験もあります。
気がついたときには、すっかり楽しめなくなった自分になっていました。
- 楽しいことの刺激がない(悪い方の刺激なら毎日のようにあった)
- やりたくない仕事をやらされている(とても辛い)
- 失敗をうじうじ考えてしまう(考える余裕はなかった)
- 不健康な生活をしている(お酒はたくさん飲んだ)
自分から頑張ることができた仕事は、やるたびに厳しい指摘を受けるようになったことで、生き生きと取り組めなくなった。
イヤイヤやっている仕事ですが、しっかりとはやっているので、ご心配なく。
関連記事:上司のパワハラで心身が限界になる前にー自分ができることをして幸せに暮らすために
日本人と仕事
あるスイスの研究機関が行った調査によると
139カ国の企業を対象
「熱意を持って仕事に取り組んでいる」と答えた日本人は全体の6%
「やる気がない」という回答は70%
この数字は世界で132位の最下位クラス
これだけの人が仕事の価値から切り離されている状況は、社会にとっても大きな損失である
という結果になりました。
世界のなかでも日本は転職率が低い国なのです。
勤続年数の長さはドイツと並んで世界1位で、どれだけ現状が嫌でも、組織から離れない国民性が物語っています。
ということは、世界では転職は当たり前に行われているのです。
雇用に関する法律も違うのですが。
日本人は、組織にしがみついて、嫌な目にあっても我慢して、自分を疲弊させてしまいがちです。
そして、その先には、心の病を抱えたり、自殺をする最悪な事態に陥るのです。
それでは、今のイヤな仕事から好きなことを仕事にすると、とてもハッピーな人生送れるんじゃないかと考えてしまいます。
しかし…
好きなことを仕事にしても
「好きなことを仕事にする者は本当に幸せか?」という疑問に対し、研究をしてくれたグループがおります。
タイプは2つ
-
適合派:「好きなことを仕事にするのが幸せだ」と考えるタイプ
「給料が安くても満足できる仕事をしたい」と答える傾向が強い「好きな仕事」を求める気持ちが強いぶんだけ、現実の仕事に対するギャップを感じやすくなります。そのせいで「いまの仕事を本当に好きなのだろうか?」といった疑念が生まれ、最終的な幸福度は下がる。
-
成長派:「仕事は続けるうちに好きになるものだ」と考えるタイプ
「そんなに仕事は楽しくなくてもいいけど給料は欲しい」と答える傾向が強い
仕事の嫌な面を目にしても心が折れにくい性質を持ちますが、運悪くブラック企業に入ってしまった場合は、その強さが裏目に出てしまいます。
ぱっと見は、適合派のほうが幸せになれそうなイメージがありますが、
自分が情熱を持てる仕事につければ毎日が楽しく、
金目当てに働くよりも人生の満足度は高まっていきそうな気がします。
適合派の幸福度が高いのは最初だけ。
1〜5年の長いスパンで見た場合、両者の幸福度・年収・キャリアはほぼ同じぐらいに落ち着いたのです。
研究チームは言う
適合派は自分が情熱を持てる職を探すのがうまい。
しかし、実際にはどんな仕事にも好きになれない面があり、
最終的には現実的なラインで妥協しなければならなくなる。
いっぽうで成長派は仕事の困難を耐えぬくことができるので良い結果を残しやすい。
どちらの立場にも相応のメリットとデメリットがあるため、
「好きを仕事にし!」と叫ぶだけでは人生の満足度を高めるソリューションにはなりません。
普段の生活に遊びとユーモアを
私達の遠い先祖の狩猟採集民は、生活に遊びとユーモアを取り入れていました。
遊びやユーモアによって、生きるのに必要な環境を整えていました。
遊びは、仕事の息抜きではなく、それ自体が生存の必須条件になるのです。
生きるそのものが遊びだったのです。
また、遊びに関するある研究によると、
遊びを奪われた猿は、新たな環境になると怯えてしまい、
普通に育った猿は好奇心いっぱいのままだったことが確認されています。
遊び心を失った猿は、環境が変わると、適応できなくなるくらい臆病に変わったのです。
心理学者 レネ・プロワイエ博士によると
- 遊び心がある人ほど、幸福な人生を送っている傾向がある
- 遊び心とは、どんな状況でも、楽しさやユーモアを使って解釈できるかどうかであり、
人生のストレスに立ち向かい、ポジティブな感情を引き出す最良のリソースになりえる - 遊びの内容は何でも良く、自分が安心して取り組める趣味をみつけること
と伝えています。
現代人の問題を解決するには、仕事・育児・勉強といった人生のあらゆる面を「遊び化」していく必要があるということです。
私が失った楽しさの感情を呼び起こすためには、
生活にユーモアと遊び心を取り入れていくことなのです!
私に、もっとユーモアと遊び心を与え給え!
関連記事:心が訴えることに耳を傾けてみよう!幸せな人生を歩むために
家族でのプチ旅行
私は、以前、家族でプチ旅行にでかけました。
本来であれば、楽しいはずの旅行です。
しかし、ここで、楽しさを感じていない自分がいることに初めて気がついたのです。
とはいうものの、プチ旅行は、家族団らんなどのメリットがたくさんあるので、良いものにはなりました。
ホテルに泊まることができる
毎月、楽天トラベル利用をすることにしました。
できるだけ5千円に近い金額のホテルを探します。
駐車場が無料だとなおいいです。
今回は4人の素泊まりで9千円でした。
かなりお得だと思います。
大浴場での入浴がとても気持ちよく、いい感じでした。
外泊って何歳になってもいいですね!
部屋もきれいで、満足できました。
年頃の子供たちと交流ができる
普段、家にいると、子どもたちは部屋にこもりっきりで、あまり交流がありません。
食事のときだけリビングでの一言、二言の会話くらいしかありません。
ホテルの部屋でゲームばかりしていますが、同じ場所で一緒に過ごすことになるで、いつもより会話が多くなります。
嫁が家事をしなくてもよい
豪華な旅行ではなくても、いつも家で忙しく家事をこなしてくれている嫁さんを家事から開放してあげることができます。
これは嫁さんにとっても悪くないんじゃないでしょうか?
キッチンも洗濯機もないので、やりたくてもできませんよね!
紅茶を飲みながら、読書を楽しんだりしていますね。
リフレッシュできる
特にお風呂がよかったりします。
我が家のお風呂が狭いせいもあるので、広いお風呂のあるホテルは楽しいです。
今回は大浴場があるホテルでした。
露天風呂が最高でした。
外気が冷たい中、青い空を見ながらお湯に浸かるのは最高です。
自分を見つめ直してみる
いつもと違う環境におくことで、自分について見つめ直したり、色々考えたりします。
今回は、朝に散歩をしました、
ボケーっと歩いていましたが、ふと思うことが浮かんできました。
プチ旅行って楽しいはず。
でも、楽しんでいない自分がいる。
なんか冷めた自分がいる。
もっと楽しんでもいいんじゃない!
そうです、楽しいのだから、子供のときみたいに燥ぐくらい楽しんでもいいのです。
社会人になって、30年経ち、知らないうちに、楽しむことを忘れてしまったのだなと思いました。
色々経験して、大体の結末が予想できるようになったせいなのか、最近は心から楽しめていることなんてないかもです。
仕事のストレスや、仕事で抑え込まれているせいなのか、昔の自分がしらないうちにいなくなっています。
本当の自分と取り戻さなければと思いましたね!
少しずつになると思いますが、楽しいことは楽しいと思えるようにやっていきます。
関連記事:心に余裕を持つために心がけること【ゆとりある生活を送る】
余談
今回のホテルですが、wi-fi環境が最悪で、とても使えたものではありませんでした。
仕方ないので、諦めていました。
たまたま近くにブックオフ・ハードオフがありましたので、本を物色に行きました。
ハードオフを見ていて、無線ルーターを見つけました。
確か、ホテルの部屋には、LANの差込口とLANケーブルがあったので、使えない環境だったとしたら無駄になるかもしれないと思いましたが、中古で1,650円のwi-fiルーターを購入しました。
早速、接続してみると、ダウンロード、アップロード共に90Mbps以上計測し、ゲームや動画視聴には十分すぎる環境へ劇的に変化しました。
これには子どもたちも大満足。
私自身もチャレンジしてよかったなあと思いました。
まとめ:もっとユーモアと遊び心を出しながら生きよう!
最近、楽しいはずのことをしても、楽しくない。
楽しくないと感じる理由は
- 刺激がない日々
- やりたくないことをやっている
- 失敗をうじうじ考えてしまう
- 不健康な生活をしている
などです。
これらを改善するには
- 生活にユーモアを取り入れる
- 遊び心をもって、生活する
ということです。
企業で働く日本人は
「熱意を持って仕事に取り組んでいる」と答えた日本人は全体の6%
「やる気がない」という回答は70%
この数字は世界で132位の最下位クラス
世界のなかでも日本は転職率が低い国なのです。
会社にしがみついて、イヤイヤ我慢しながら仕事をしています。
なので、精神疾患や自殺に追い込まれる人が後をたたないのです。
楽しいことを仕事にしても
「好きを仕事にし!」と叫ぶだけでは人生の満足度を高めるソリューションにはなりません。
現代人の問題を解決するには、仕事・育児・勉強といった人生のあらゆる面を「遊び化」していく必要があるということです。
遊びの内容は何でも良く、自分が安心して取り組める趣味をみつけること。
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