わたしは元々活字嫌いだったので、読んだ本の数といったら、半世紀で片手でたりるくらい読書をしない人間でした。
それがどうしたことか…
今では月に10冊程度読むようになっていて、まるで人が変わったように、読書習慣が身についています。
実際、読書によって、自分の中身は変わりました。
考え方が幅広くなったり、家族など他人に優しくできるようになったのです。
今回のお話は、昨日から読み始めた著書が斬新な内容だったので、それを元にしたいと思います。
辞める選択肢について
現在のわたしは、2年前にサラリーマンを辞めて、フリーです。
早朝に起床し、運動をし、それから午前中はもっぱらネットと著書からの情報収集を行っております。
元々サラリーマンを定年退職まで粘って、その後も会社にしがみつく算段だったのですが、パワハラ上司やめんどうな仕事のすべてを押し付けてくる職場環境に疲弊して、苦渋の決断の末、退職を決意したのでした。
それまでのわたしは、粘り強く続けることが正義だと考えていたので、これまでいくつもの困難を乗り越えてやってきたのですが、職場環境が劣悪すぎて、このままではメンタルが崩壊しかねないと危機感を抱き、辞めることができたのです。
今回手にした著書では、冒頭から辞める選択肢をもたないでどうする❗的な内容から始まっています(というか、最後までそんな感じだと思いますが…)。
辞めることは負けることではないし、辞める選択肢を持つことができなければ、正しい判断をすることができないと言います。
人げに外の動物は、いつまでも手に入れることのできない餌に執着してしまうと、体力を消耗し、餌を得る力がなくなったり、天敵から襲われてしまうので、早々に諦めるて次の行動に移るのだそうです。
賢明だなぁ…と関心しました。
必ずしも、粘り強く継続することが正解ではないのです。
手放すことで、新たに始めることができるのですね❗
確かに、仕事を辞めるとなれば、収入が途絶えます。
これまで積み上げてきたキャリアがなくなるので、今より良い待遇の保証がなくなるのです。
それはとても恐怖なのですが、執着になっていて、我慢を繰り返すことで心が病んでしまっては自分も家族も大変なことになります。
苦しかったら、早急に辞める選択肢を持つことです。
そう考えることで、より広く情報のアンテナを広げることができ、色々なことに関心を持ちます。
どうやったら生きていけるかなぁ…という根本を考えるようになるのですね。
間違った価値観
わたしたちは、幼い頃から家庭や教育現場で、我慢や粘り強さを植え付けられてきました。
苦しくてもやり続けることが美学だったのです。
素直にその価値観を受け入れ、頑張り続けるのです。
しかし、時代は変わりました。
人間関係も冷めたものになっています。
その中で、他人も厳しい、自分自身も厳しくいていたんじゃ、自分の安らぎはどこにあるのじゃ❓
しっかりやななきゃならないと完璧主義に陥り、自分への期待と結果のギャップに苛まれる状態では生きるのが辛くなってしかたないのです。
自分の生きる場所を間違えないようにしなければならない。
苦しいことが当たり前じゃないのです。
心が穏やかでなければ、大切な家族にもつらくあたってしまします。
一生懸命生きれる場所で能力を発揮することを考えてみませんか?
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