不幸になるシステムの中にいる!
私たちは、毎日のスケジュールをこなしながら生きています。
労働者の約9割がサラリーマンで、日々奮闘しているのです。
サラリーマンをやっていて、幸せだと言う人に私は会ったことがありません。
私も30年以上サラリーマンを経験していますが、
働いていて楽しいと感じることが少なく、
責任ある立場になってからは、上司から難題を押し付けられたり、
人間関係で辛い思いしかなかったように思います。
今回は、現在の社会システムって幸せが遠ざかっているのかもというお話です。
もっと自分の幸せについて考えるべきなです。
仕事で辛い思いをしている方向けです。
参考になれば嬉しいです。
幸せが遠ざかる社会システム
学校教育について
私はかない前に堀江貴文著:「すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論」を読みました。
著者は、学校教育はサラリーマン養成所であって、洗脳をしているようにしか見えないと述べていました。
サラリーマンになることは当たり前で、
学校は必要な教養を教えてくれる場所だと私は疑わなかったので、
ホリエモンは成功者で突飛なことを言う人だなぁとその時は思いました。
しかし、私がサラリーマンを離脱して初めて、ホリエモンが言っていることを理解しました。
労働者の多くがサラリーマンでなければ、国が困るのです。
御存知の通り、サラリーマンからは税金の未徴収は発生しません。
天引きという必殺技があるからです。
それも、企業の担当者にやらせていて、労せず自動的に税金が国に収められます。
この税金の自動納付システムのためには、多くの国民をサラリーマンに仕立て上げる必要があるのです。
だから、企業で務めるのを前提に、学校教育がなされていくのには、納得です。
幸せなアフリカの少数民族
私たちの多くがサラリーマンをしていて、幸せを感じないで生きています。
それでも、日本のGDPは世界第三位で、経済的に豊かな国なのです。
お金はあるけど、心が満たされていない状態です。
一方で、豊かじゃなくても幸せに暮らす人たちがいます。
私は、昔見ていたテレビ番組で印象的だったことがあります。
それは、「クレージージャーニー」という当時の人気番組で、
フォトグラファーのヨシダナギさんという女性がアフリカの少数民族の中に入り込んで、
民族衣装姿を撮影するという企画でした。
その民族のみんなが幸せだと言うのです。
彼らには時間の概念がなく、過去に苛まれたり、未来への不安が全くありません。
悲しいのは、家族や家畜が亡くなったときだけです。
経済的に豊かで、時間に追われていて、幸せを感じない日本人とは真逆なのです。
日本の社会システムが不幸になるようになっている
ちょっと極端かもしれませんが、見方によっては、日本のシステムが不幸になるようになっているとも考えられます。
他人と比べることが不幸
私たちが教育を受けるようになってから、他人を意識するようになります。
テストの点数、運動神経の良さ、容姿や人気度合いなどについて自分と他人を比べるようになります。
その比較はおとなになってからも続き、さらに収入やマイホームの有無だったり、車の車種、子どもの進学先、就職先など、比較するものだらけです。
最近ではSNSで豊かな生活の自慢合戦を繰り広げるようになりました。
暮らしの中には、比較することばかりで、自分自身も比較する癖がみについてしまっています。
他人よりも自分が勝っていると感じれば安心し、劣っていると感じれば落ち込みます。
これが不幸の原因なのです。
自分と他人との比較をやめれば、ショックを受けなくなり、いろいろなことにより集中できるようになります。
比較することは不幸のもとです。
幸せなサラリーマンはほぼ存在しない
私が知る限り、「サラリーマンは最高だ、そして幸せだ!」という人と出会ったことがありません。
ほとんどの人は、はじめから仕事というものは辛くて当たり前だと考えています。
労働時間が長くなるケースもあり、ワークライフバランスがわるくなっても、仕方ないと諦めています。
自由な時間を持つことができない人は多いのです。
ピラミッド構造
会社というコミュニティはピラミッド構造になっていて、
権力の純に上の層から下の層に社員が分布しています。
上位の層の人は下位の層の人から元気を奪っていきます。
部下に自分の価値観を押し付けたり、間違っていることでも正しいと言わせるのです。
権力が物を言うピラミッド構造は理不尽な階級社会です。
メンタルが崩壊する
サラリーマンはメンタルが病む人が多いです。
その殆どがストレスが原因です。
- ひどい上司
- 人間関係
- 業務のプレッシャー
- 長時間労働
によって、過剰なストレスを抱えてしまうからです。
アファメーション
アファメーションとは、良い未来をイメージして、目標をクリアするためのテクニックです。
多くのスポーツ選手が「次の試合は目標をクリアするぞ!」とこのテクニックを使っています。
サラリーマンの企業研修でも目標宣言をさせます。
「来月は、先月よりも20%多い売上目標を達成します!」という感じです。
これを研修や会議の場で発表させます。
これは、非常に酷なことです。
スポーツ選手は能動的に達成したいと考えるのに対し、
サラリーマンは目標達成を宣言させられることで、強制的に義務を課せられることになります。
目標達成が難しいのに、むりやり宣言をさせます。
嘘つきになりたくないと考えるので、プレッシャーのかかる中、どうにかして目標を達成しようとします。
スポーツ選手は「やりたい目標」で、サラリーマンは「しなければならない目標」なのです。
これまでお話してきたとおり、サラリーマンは非常に辛いです。
過剰なストレスを抱え続けるのなら、環境を変えることで、その辛さから逃れることができます。
メンタルが壊れるまで頑張ってしまう人が多いので、自分のメンタルの状況を気にかける必要があります。
転職活動にはリスクがありませんので、環境を変えるにはオススメです。
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なぜ不幸になるシステムがあるのか?
私はサラリーマンを辞めてから色々と考えたのですが、
サラリーマンのままでは辛いことが多く、幸せを感じる余裕がないのではないかと考えます。
幸せと言っても人それぞれでしょうが、ネガティブな感情が湧き起こらなくなるだけでも、幸せを感じることができます。
お金がなければ幸せにならないと考えがちですが、そうではあありません。
もちろん、お金があれば多くの問題を解決できるので、とてもすばらしいものではあります。
ある程度のお金と、健康で、仲の良い人と過度なストレスがない生活ができれば幸せに感じます。
ある著書に面白いことが書かれてありました。
なぜ不幸がなくならないかについてです。
少し現実離れしているので、架空のものとして捉えてください。
宇宙には、ネガティブな感情をエネルギーとしている存在がいるとのことです。
その存在が私たち地球人にネガティブを引き起こすようにしているというのです。
なかなか面白いです。
サラリーマン社会もその存在の仕業でしょうか?
そうじゃなくても、自分が幸せになる方法を考えてみることは大切でしょう。
これまでは、定年まで働けば悠々自適な生活ができると考えていました。
しかし、時代は変わったのです。
これまで通りには行かないことは、だれにだってわかるはずです。
みんなと同じだから大丈夫だなんて考えていては、足元をすくわれかねません。
サラリーマンの一本足打法では厳しくなるのは歴然です。
ただ不満を言っていても何も解決しないのです。
スポンサーに忖度したテレビの情報を鵜呑みにするべきではありません。
いろいろな方向から現場を見つめることが大切なのです。
どうしたら幸せを感じることができるかを。
まとめ:幸せが遠ざかる社会システムに抗って生きること
私はかない前に堀江貴文著:「すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論」を読みました。
著者は、学校教育はサラリーマン養成所であって、洗脳をしているようにしか見えないと述べていました。
私は、昔見ていたテレビ番組で印象的だったことがあります。
それは、「クレージージャーニー」という当時の人気番組で、
フォトグラファーのヨシダナギさんという女性がアフリカの少数民族の中に入り込んで、
民族衣装姿を撮影するという企画でした。
その民族のみんなが幸せだと言うのです。
彼らには時間の概念がなく、過去に苛まれたり、未来への不安が全くありません。
悲しいのは、家族や家畜が亡くなったときだけです。
経済的に豊かで、時間に追われていて、幸せを感じない日本人とは真逆なのです。
日本の社会システムが不幸になるようになっている
ちょっと極端かもしれませんが、見方によっては、日本のシステムが不幸になるようになっているとも考えられます。
- 他人と比べることが不幸
- 幸せなサラリーマンはほぼ存在しない
- ピラミッド構造
- メンタルが崩壊する
- 強引な目標宣言
サラリーマンのままでは辛いことが多く、幸せを感じる余裕がないのではないかと考えます。
幸せと言っても人それぞれでしょうが、ネガティブな感情が湧き起こらなくなるだけでも、幸せを感じることができます。
お金がなければ幸せにならないと考えがちですが、そうではあありません。
もちろん、お金があれば多くの問題を解決できるので、とてもすばらしいものではあります。
ある程度のお金と、健康で、仲の良い人と過度なストレスがない生活ができれば幸せに感じるのです。
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