我が子の人生を邪魔してはならない!
我が子の成長は早いなぁと思っていたら、一緒に生活していた日々を思い出して懐かしく感じます。
我が子には、苦労のない人生を送ってもらいたいが、そうはいかない。
幼い頃のように、転びながら人生を歩んでいくのです。
今回は我が子に対する親のエゴを手放そうというお話です。
おとなになった我が子を見守ることしかできません。
我が子に介入している方向けです。
何か参考になれば嬉しいです。
我が子は親の所有物ではない
どの親も我が子のことを可愛がります。
まるで、特別な人間であるかのように。
サポートという名の過保護ではいけませんので、いい頃合いで線引が必要になります。
親としては安定してもらいたい
親が我が子に望むことは、幸せでいることです。
なので、仕事やお金、人間関係で苦労してもらいたくありません。
そうなると、大きな企業の社員だったり、公務員になってもらえば、一安心でしょう。
無難に勤めていれば、食いっぱぐれることがないからです。
我が子には幸せになってもらいたい
親は、我が子が安定した生活することが幸せにつながると思っています。
しかし、幸せに感じるのは、各個人の主観によるものなので、親が考えているものとは違うのです。
それなのに、親の主観で我が子にとっての幸せを想像してしまいます。
その価値観を我が子に植え付けようとするのです。
我が子がおとなになっているにも関わらず、まだよちよち歩きだった頃のイメージのままで、我が子の判断能力を疑っています。
我が子の幸せなんて誰にもわかるわけもなく、本人ですら、どうしたら幸せになれるのかがわからないのですから。
自分で人生を切り開く
今の生活を続けると、苦労はしないかもしれないけれど、自分の人生を歩んでいる感じがしないと感じることがあります。
会社員でいると、社長や上司の奴隷のようで、嫌だと考えるかもしれません。
自分の人生なのだから、自分で切り開きたいと考える人もいます。
リスクを負ってチャレンジしようとするのは、少数派であろうと思います。
我が子が自分の人生を切り開こうと考え、行動することは、素晴らしいことであります。
その一方で、親としては心配になるのは仕方のないことです。
それでも、我が子の人生なのだから、応援すべきだと考えます。
安易な考えではないので、受け入れて、同意してあげるのです。
その上で、我が子を認めて、たくさん会話しながら、抜け落ちているところ、心配事を解決していきます。
人生は楽しむもの
人生は面白いもので、私は平坦な人生を歩んでいくつもりたったのに、ある時期から流れが大きく変わりました。
職場の人間関係が悪くなり、仕事を続けることができなくなったのです。
平坦よりもうねりがあったほうが彩り豊かな人生
私の意図しないところで、自分で人生を切り開いていくことになりました。
意図しないことがキッカケでしたが、そのおかげで人生は平坦よりも、凸凹のほうが彩り豊かで楽しいかもしれないと考えるようになったのです。
自分がオフロードの人生を楽しもうと思っているのに、我が子には平坦な人生を歩んでもらいたいと考えていたのですから、自分勝手な親ですよね!
今の場所から見えていない、我が子の幸せを親のエゴで奪ってはならないのです。
我が子が平坦な人生を離脱しようとするのは、もしかしたらオフロードを進み始めた私の姿を見てしまったことが背中を押したのかもしれません。
お金に翻弄されない
我が子の挑戦を快く思わない理由は、お金の心配があるからです。
より多くのお金がある方が幸せだと思っているからです。
お金があれば心配事が減ることは間違いないのないところですが…
それでも、必要なお金がないのであれば、泥臭く頑張って働けばいいだけですので、見えない未来を考えても仕方がないのです。
感情の赴くままに
大切なのは、自分の感情に蓋をしないということです。
これまで受けてきた学校教育だったり、親からの教えは、様々なことを我慢することが良いとしてきました。
それは、自分の感情にも蓋をして、我慢して働き、安定した生活に価値を置く考え方です。
そういったことから、私たちは、本当になりたいことを考えないようになりました。
どうせ無理だと考えるからです。
自分がどう感じていて、どうしたいかをわかることが重要になります。
そして、それに挑戦すべきかどうかを検討するのです。
一度の人生なのだから、やりたいことで、可能なことはやるべきです。
自分の心を覗いてみましょう。
自分はどう思っていますか?
まとめ:我が子の人生に親が介入してはいけないー我慢して応援すること
今回は、我が子がリスクを負って人生を切り開こうとしているけど、親の気持ちはどうなの?というお話をしました。
- 我が子は親の所有物ではない
- 人生は楽しむもの
親としては安定してもらいたいけど、それは親のエゴに過ぎません。
我が子には幸せになってもらいたいのに、それを阻むことをしてはならないのです。
自分で人生を切り開くことは素晴らしいので、安易に反対するのではなく、話を真剣に聞いて上げましょう。
平坦よりもうねりがあったほうが彩り豊かな人生になると知っていながら、我が子には安定を求めてしまっています。
お金に翻弄されているから、余計に心配になるのです。
一度の人生なのだから、感情の赴くままに生きてることも大切になります。
我が子の幸せを世間で言われている常識だけで考えては、人生を邪魔することになりますので、本人の意向に沿った方向で話をすべきなのです。
親子ともども、幸せな人生を歩んでいきましょう。
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