子供を一人の大人として尊敬する!
世間一般では、我が子の就職先が大企業だったり、公務員であれば「いいよねぇ〜」と言われることが多いです。
それは、いわゆるお金には困らないいから幸せなのだろうという印象を抱くのだと思います。
私も例に漏れず、そう思っていました。
それなのに、公務員で楽しく暮らしていた我が子(娘)がこの春から、遠く離れた土地に行ってしまったのです。
親としては、残念な気持ちはありましたが、そこで自分を見つめ直し、応援する気持ちへシフトすることができました。
今回、母である妻が娘の生活を実際に見るために、遠く離れた土地へ行って感じたことを綴りたいと思います。
結論:我が子と離れていても幸せだし、頑張っている子供からいい影響を受けることもあるです。
なにか参考になることがあれば嬉しいです。
我が子の人生を親が支配してはいけない
我が子から安定した職場を辞めて新しい土地で暮らしたいと聞いたときは、残念に思いました。
けど、我が子の人生は本人のものであって、親のものではないと考えを改めることができたのです。
個人の人生は誰もののでもない
多くの親は、我が子には苦労せずに幸せになってもらいたいと考えているはずです。
これは、本能的なものかもしれませんね。
しかし、ですよ…
親である私達が幸せになる方法を探しながら、右往左往しているのに、まるで幸せに生きる方法でもしっているかのように、指図してしまうのは、どう考えてもおかしいのです。
我が子よりは生き方を知っていると勘違いしているのでしょう(私を含めて)…
冷静に考えてみれば理解できるのですが、我が子を親の所有物のように捉えているのだと思うのです。
だから、チャレンジには消極的になってしまい、できるだけリスクを取らない選択をさせようとします。
さらに、抱いている知識や感情なども違うのですから、親がなんでも知っているという感覚は捨てるべきでしょう。
子離れしなければならない時期になったということです。
連絡がないのは頑張っている証拠
現在ではLINEなどの通信アプリがあるおかげで、遠くに暮らす家族や友人と声だけではなく、テレビ電話でコミュニケーションがとれるようになりました。
まるで、近くに住んでいるかのように感じることができます。
簡単に我が子の様子を確認できるので、とても便利でありがとうです。
しかし、しばらく連絡が来ないときには心配になります。
ああだこうだと、親が勝手に心配するのですね。
心配には及びません!
我が子は色々と忙しいのです。
忙しいから、連絡が来ないのです。
忙しさが落ち着いたら連絡が来ますので、待ってあげましょう。
連絡が来ないのは、我が子が夢中になって頑張っているのですから。
旅行先になる
我が子が遠くに行ってしまうと、頻回に会うことができなくなります。
その反面、遠くまで出かけるきっかけになるのです。
旅行好きな方であれば、その土地へ貧果に旅行することになるのではないでしょうか。
それに、我が子の部屋に川の字になって寝ることができるのであれば、ホテル代を節約でき、その浮いたお金で美味しいものを食べて、親子で幸せな時間を楽しむことだってできるのです。
LCCと言われている格安航空会社を利用すれば、長距離バス並の料金ですし、普段の支払いをマイルを貯めることができるクレジットカードの利用で、タダで飛行機に乗れたりもできます。
我が子が遠くに行ってしまい、心配になることがありますが、心穏やかに見守ってあげましょう。
我が子から学ぶこと
我が子が生まれたときから、世話をするなかで、多くのころを教えてきたでしょう。
今となっては、反対に子供から学ぶこともチラホラでてきています。
親が考えているよりしっかりしている
親のイメージでは、我が子は多くの判断ミスと失敗をすると思ってしまいます。
それは、何もできないころか我が子を見てきたのですから、半人前の印象を強く懐いているのです。
実際の我が子はというと、数年でも社会経験があるのだから、親が考えているよりもずっとしっかりやっています。
朝もきちんと起きられていますし、食事も大丈夫です。
心配には及びません、しっかりとした大人になっています。
楽しくポジティブに生きる
多くの人たちは、会社で我慢を強いられ頑張って働いています。
日本の学校教育で培った粘り強さを発揮して、心を疲弊させているのです。
自分の心の声を無視し、ひらすら頑張り続けます。
私もこれまで長きにわたり、自分を圧し殺して頑張り続けた挙げ句、心が病み苦しんできました。
それとは逆に、我が子は自分の心に正直に生きています。
見ていると、心が赴く方に行動できているようです。
本人は無意識なのかもしれませんが、心の声を聞くことって、とても大切です。
私は30年以上もそれに気づかずに、感情に流され続けてきました。
それがようやく、心の声を聞き、心穏やかに生きることができるようになっています。
世間の常識が正解なわけでもなく、正解かどうかは、自分で行動して確認するしかないのです。
人生は自分から仕掛けてみて、わかることが多いのです。
自分がやりたいと思うことを感じ取り、行動することで、楽しくポジティブに生きることができます。
新しい自分を開拓する
今回、我が子と一緒に過ごしたことで、感じたことがあります。
それは、必死になって生きていること。
一生懸命人生を楽しみ、頑張っていることです。
新しいことにもチャレンジして、失敗を経験している様子でした。
なぁなぁと生きているのではありませんでしたね。
そんな我が子を見て、私自身ももっとチャレンジしたいと感じたのです。
まだ見ぬ自分を見つけようと思いました。
これまで敬遠してきたことをやってみる。
新たなチャレンジは、いいことも悪いことも起こる確率が上がります。・
それを受け入れて進んでいくと、初めて見えるものがあるのでしょう。
この先の自分の人生は、今の位置からでは想像もできないくらい変化するはずです。
それは、出会う人も変わってきますし、それによって得られる情報やきっかけが今あるものとは違ってくるからです。
自分の人生を決めてかかってはいけませんね。
自分の人生は、これからも変化し続け、楽しいものなのだからです。
まとめ:子供と離れて暮らしていても幸せを感じることはできる
今回は、我が子が遠くへ行ってしまったけど、幸せなんだということをお伝えしました。
大切なことは
- 我が子であっても、その人生は親の所有ではなく、本人のものである
- 一生懸命生生きる我が子から学ぶことがある
ということでした。
我が子はいつまでも子供のように感じますが、もうすっかり大人です。
一人の大人として、接していると、とても頼もしい場面に遭遇します。
それでも、まだ昔の頼りなさはありますが、それはご愛嬌ですね。
周りに流されず、自分の心に素直になることがで、大変なこともありますが、幸せを感じる瞬間も多いです。
楽しくポジティブに生きることで、自分の人生を変化させることができるのです。
恐怖、不安に立ち向かい、新しい自分の開拓にチャレンジしましょう。
参考記事です。