勇気を出してくれてありがとう!
昔の私であれば、一度就職したら定年まで働き続けろと自分にも我が子にも言っていたでしょう。
それが今では、自分が盲目になっていたことがわかり、考え方が大きく変わりました。
冷静に考えてみると、同じ仕事を続けることで、その会社の枠の中では高い地位を保てたりします。
貰える給料もそれなりになってくるでしょう。
その一方で、想像を超える大きな犠牲を払っていることに、気づくことは困難な訳です。
今回は、現状を変えることについてのお話です。
自分で行動してみなければ見えないことは多いということになります。
仕事で消耗している方向けです。
参考になれば嬉しいです。
我が子の現状から抜け出す決断が誇らしい
我が子は、就職して1年半で転職をすると連絡してきました。
以前から、転職するかも?と匂わせる言動があったので、そうなんだなと驚きは有りませんでした。
そんなことよりも、その行動力に感心したほどです。
私が我が子の立場だったら、納得できない仕事や会社の体制、その他の不満があったとしても、思考停止で消耗しながら仕事を続けているはずです。
これまでの私は、思考力や判断力そして行動力もない状態でしたから。
わが子は、昔の私と違い、自分で道を切り開こうとしているので、心配ではありますが、そういう意味では安心できます。
遠くから我が子を見ていたのですが、仕事では少し活躍していたようで、会社から表彰も受けていました。
それでも、扱っている商品が自分の家族に勧められないもののようでしたから、一所懸命仕事をすればするほど、悩んだのだと思います。
我が子と妻の会話の中で、仕事で悩んだら自分の手のひらを見つめ、「自分の手相はとても良いのだから大丈夫だ!」と自分を励ましていたと言っていました。
それを聞いて、辛いことを耐えながら頑張っているのだな、頑張り過ぎなければいいなと心が壊れないことを祈ることしかできないのでした。
そんな中で聞いた転職する話でしたので、しっかり判断できていることがわかり、安心したのです。
我が子が活躍する姿は、親としてはとても誇らしいものです。
しかし、我が子が楽しく生きてくれていることが最も嬉しいことであります。
今回、転職を決断した我が子は、二浪して大学へ進学しました。
親の高望みが原因でもありましたが…
バイトと部活に明け暮れだ大学生活もあっという間に過ぎ、終盤は就職活動とインターンシップでキャンパスライフが終了しました。
お陰様で、意中の企業への就職が決まり、銃帳に社会人生活を迎えることができ、短時間であるものの、色々な経験をしたはずです。
ちょくちょく会社の先輩から居酒屋へ呼び出されていたようで、非常に可愛がられていました。
まぁ、昔からいい人には恵まれていたので、それは良かったなぁと思います。
辛い仕事を続けて、憔悴する前に抜け出してくれて、本当にありがたいです。
我が子本人の問題ではありますが、我が子が幸せであれば親も幸せで、我が子が不幸せであれば、親も不幸せなのです。
心が壊れる前に決断することはとても重要です。
環境が劣悪なのにそこから抜け出せないのは不幸
かつての私のように、何があっても、仕事を辞めてはならないと心に刻んでいる人は、意外に多いと思います。
それは、親や学校教育で植え付けられた価値観だからでしょう。
昔は、現在の社会ほど複雑ではなく、ある程度寛容さがあったはずです。
それが今では、失敗すると叩かれまくるので、失敗しないように最新の注意を払ったり、そもそも失敗するようなことから避けるよいうようになり、過剰なストレスと心無い人間関係に疲弊しています。
足の引っ張り合いをするような人間関係が多くなり、ネガティブな感情が飛び交う空間にいるだけでも、心が蝕まれます。
真面目に頑張る人ほど、うつ病になりやすいし、上司からは雑に扱われるというように、頑張ればなんとかなるようなものではなく、頑張ろうとするほど自分を追い込む環境が多いのです。
自分が置かれた環境が劣悪であっても、学習性無力感によって、そこから抜け出そうとしないで、ジリ貧状態に陥る人もいます。
そこから抜け出すと、環境がリセットされたり、いい環境になったりするので、行動すべきなのにできないのは、大きな恐怖と不安があるからです。
環境を変えることを本能的に抵抗しているのです。
これには、思考し続けるしかありません。
このまま同じ会社で働いて、どういうメリット、デメリットがあって、転職するとどういったメリット、デメリットがあるのか、しっかりと考えることです。
そして、勇気を振り絞って決断することです。
以前、私は仕事の人間関係に苦しみました。
ストレスを解消しても、毎日たくさんのストレスが補充されます。
ストレスを解消しきれなくなった私から笑顔が消え、楽しいと感じることができなくなりました。
軽いうつ状態です。
ストレス解消法を継続しつつ、思考を続けました。
お金の恐怖が大きくて、なかなか仕事を辞める決断ができません。
あるとき、気がついたのです。
お金=生きること
心はどんどん蝕まれていっているのに、死の恐怖から仕事を辞める決断ができなかったのです。
仕事を辞めたとしても、死ぬことはないよなぁ…という考えが浮かできました。
仕事を続けて、生きるパワーがなくなるよりも、
元気があればなんでもできるという考えにシフトしました。
その考えに至ってから2年が経過しました。
現在は、楽しく生きることができています。
決して未来が安泰な状態ではなくても、元気があればなんでもできるという考えで生きているのです。
私たちは苦しむために生きていいるわけではありません。
人生を楽しむために生きているのです。
それなのに、過去の私は楽しむことができなくなっていて、生きていて苦しかったです。
2年前の私の決断には感謝しかありません。
勇気をありがとう!
まとめ:我が子の現状から抜け出す決断が誇らしい
我が子は、就職して1年半で転職をすると連絡してきました。
以前から、転職するかも?と匂わせる言動があったので、そうなんだなと驚きは有りませんでした。
そんなことよりも、その行動力に感心したほどです。
遠くから我が子を見ていたのですが、仕事では少し活躍していたようで、会社から表彰も受けていました。
それでも、扱っている商品が自分の家族に勧められないもののようでしたから、一所懸命仕事をすればするほど、悩んだのだと思います。
辛い仕事を続けて、憔悴する前に抜け出してくれて、本当にありがたいです。
我が子本人の問題ではありますが、我が子が幸せであれば親も幸せで、我が子が不幸せであれば、親も不幸せなのです。
心が壊れる前に決断することはとても重要です。
昔は、現在の社会ほど複雑ではなく、ある程度寛容さがあったはずです。
それが今では、失敗すると叩かれまくるので、失敗しないように最新の注意を払ったり、そもそも失敗するようなことから避けるよいうようになり、過剰なストレスと心無い人間関係に疲弊しています。
足の引っ張り合いをするような人間関係が多くなり、ネガティブな感情が飛び交う空間にいるだけでも、心が蝕まれます。
真面目に頑張る人ほど、うつ病になりやすいし、上司からは雑に扱われるというように、頑張ればなんとかなるようなものではなく、頑張ろうとするほど自分を追い込む環境が多いのです。
自分が置かれた環境が劣悪であっても、学習性無力感によって、そこから抜け出そうとしないで、ジリ貧状態に陥る人もいます。
そこから抜け出すと、環境がリセットされたり、いい環境になったりするので、行動すべきなのにできないのは、大きな恐怖と不安があるからです。
環境を変えることを本能的に抵抗しているのです。
これには、思考し続けるしかありません。
このまま同じ会社で働いて、どういうメリット、デメリットがあって、転職するとどういったメリット、デメリットがあるのか、しっかりと考えることです。
そして、勇気を振り絞って決断することです。
私たちは苦しむために生きていいるわけではありません
人生を楽しむために生きているのです。
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