満たされないからこそ、感じることができる!
現代社会に生きる私たちは、物質やテクノロジーに恵まれています。
それなのに、満たされない気持ちがあるのはどうしてでしょうか?
それは、自分以外の人はもっと満たされていると感じていて、相対的に自分は満たされていないと感じているのです。
巷には、偽りを含む多くの情報が洪水となり、私たちを飲み込みんでいます。
その情報が他人をきらびやかに見せ、自分が満たされていないという錯覚にさえ陥れるのです。
今回は満たされない気持ちに対する向き合いかたについてのお話です。
満たされないと感じていても、捉え方によって、前を向けるようになります。
自分に自信を持つことができない方向けです。
何かの参考になれば嬉しいです。
満たされない理由を考える
大抵の人は、人生は簡単にうまく行かないと感じているはずです。
多くの人がそのように感じているのに、どういうわけか、自分だけが上手くいかないと考えるのです。
レベルの違いはあれど、みんな同じなんだと考えたほうが気持ち的に楽になります。
大切な経験
上手く行かないときは、モチベーションが下がります。
やる気がなくなれば、これまでの努力が続かなくなってしまうことは往々にしてあるはずです。
そうならないように工夫することが重要になります。
上手く行かない状態を経験していると考えてみましょう。
挫折をすることで見えることもあるのです。
今の経験があるから、理解できることがあるのです。
あがくこと
うまくいかないときは、うまくいくまであがいてみることです。
あがくことでも、見えてくることもあります。
勉強でもそうですが、理解できないとき、なぜ?なぜ?なぜ?と様々な視点から考えます。
先生の言っていることがイメージできるまで、あがいて理解するのです。
▼参考記事
思考する
満たされないから落ち込むのではなく、思考することで前を向けるようにします。
- 満たされないと感じているのはどうしてか?
- 満たされないと問題が起こるのか?
- 今は満たされないだけだ!
- どのように行動していくか
などと、感情とうまく向き合いながら、冷静に考えることが非常に大切になります。
フランスの有名な哲学者・パスカルの言葉です。葦というのは水辺に育つ、弱く細い草のような植物のことで、パスカルは著書の中で「人間は自然の中では葦のように弱い存在である。しかし、人間は頭を使って考えることができる。考える事こそ人間に与えられた偉大な力である」ということを述べています。
足りないくらいが丁度いい
私たちは、生活の中で何かと「足りない」に遭遇しています。
時間、お金、睡眠、など…
だからこそ、大切に扱い、考えて使ったり、工夫をします。
それらが満たされたと感じると、無駄に浪費してしまうのです。
足りないくらいが丁度いいと言う言葉がうまくハマります。
満たされたときの喜びが大きい
私たちの生活の中には、おいしい食べ物で溢れています。
例えば、甘いものが食べたければ、コンビニに行けば、24時間いつでもお菓子やアイスクリームを買うことができます。
欲望のとおりに食べ続けると、病気になるリスクの他に、ありがたさ(刺激)が低減します。
普段から食事に気をつけて、砂糖をほとんど取らないようにしていると、たまに食べるケーキが美味しくてたまりません。
普段から少し足りないくらいにしておくと、質素な食事がごちそうになり、満足度が高くなります。
自分の希望通りの結果にならなくても、この分、上手く言ったときの喜びは大きいと考えると楽しくなり、前を向くことができるのです。
ストイックに楽しむ
人生ってこんなもんだ!といい意味で捉えてみましょう。
苦しいことが多いけど、絶えられるから大丈夫だし、その中には楽しいこともたまにある。
ストイックに生きようと考えると、困難があっても成長するきっかけだ!と捉えることができます。
少ししょっぱいくらいが普通なんだと思考することで、落ち込むことが少なくなるのです。
足りないことで得られること
時間がなければ、限られた時間の中から時間を作ろうとするのです。
読書の時間がなければ、動画を観ている時間を削ります。
お金がなければ、保険の見直しをしたり、浪費をやめます。
足りないことから別なことが生み出されるのです。。
読書の時間が増え、知識やそれから派生する知恵を得ることができます。
満たされていたら考えることをしませんが、満たされないことで工夫しようと考え、そこから新たな発見が生まれるのです。
満たされなくても、悲観したり心配しなくて大丈夫なのですね。
まとめ:満たされないから「ありがたい」が理解できるーまだできていないだけ
私たちには、人それぞれに悩みがあります。
裕福な人でもその人なりに人間関係だったり、その人しか知り得ない不安や恐怖があるのです。
今回は、満たされないことについてお話しました。
- 満たされない理由を考える
- 足りないくらいが丁度いい
満たされなくても、それは大切な経験であって
満たされようと、あがくことで、見えることもあったり
様々な思考をすることで、理解できることもあります。
普段は満たされないことで、満たされたときの喜びが大きかったり
人生は少ししょっぱいものだとストイックに捉えることで、困難を前向きに捉えることができ
満たされないことで、工夫するようになり、新たな発見が生まれたりします。
満たされなくても、悲観したり心配しなくて大丈夫なのですね。
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