私たちが生きていくためには、食料を食べなければならない。
食料を食べるには、お金が必要です。
お金を得るために、動労して、その対価として、給料をもらいます。
中には、働くことができず、国の制度で、食べている人もいますが…
働く人の9割がサラリーマンという、雇われの身です。
雇われの身の人たちの中には、仕事のプレッシャーや人言関係などで、ストレスを抱えることも少なくないのです。
私は、30年以上のベテランサラリーマンです。
そのベテランな私は、数年前から、大きなストレスに悩まされるようになりました。
私のように、仕事のストレスで悩んでいる人もいると思います。
私は、ストレスに悩んだ末、なんとかしなければならないと考えるようになりました。
本記事では
- ストレスを抱えている方
- 仕事の人間関係に疲弊している方
- 仕事から開放されたい方
に向けて、私の経験や考えをお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- ストレスとの向かい方がわかる
- ストレス解消方法がわかる
- 今後について考える
ようになります。
しばらくの時間お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 健康的な生活を送る
- ストレス解消に務める
- 客観的に自分を見つめる
ということです。
詳細は後述していきます。
健康的な生活を送ろう
ストレスに対応するための基本は、健康的な生活を送ることです。
私の考える健康的な生活とは
- 食事
- 運動
- 睡眠
が重要になってきます。
一般に言われている健康的な生活です。
食事で、ヒトに必要なビタミン、ミネラル、たんばく質などの栄養素を摂ります。
野菜、魚中を中心に食べるようにするのがいいです。
その他、玄米を食べます。
とても地味な食生活に見えますが、そのとおりです。
もちろん、肉も食べます。
体にいい食材を意識しながら、好きな物を食べます。
ストレスを解消したいのに、食事でストレスをかけていては、本末転倒になってしまいますから。
定期的な運動も大切です。
運動はストレスを発散させるといいますから。
しかし、運動を習慣にしている人は、あまり多くないのだと思っています。
運動は、ツライですからね!
そんなツライ運動も、歩くことだったら、殆どの人が可能です。
まずは歩くことから始めるのです。
そこから、少しずつ質と量を上げていくと良いと思います。
睡眠も非常に大切です。
私は、今まで睡眠を軽視していました。
睡眠不足のデメリットを知らなかったからです。
現在では、しっかり睡眠不足で起きる不調を感じることができます。
睡眠不足で感じている不調は
- 眠い(当たり前)
- イライラする(感情的になりやすい)
- 思考できない(頭がはたらかない)
などです。
私自身は、精神的に調子が悪い時の多くは、睡眠不足のときが多いと思います。
1年間自分のストレスと向き合ってみてわかったこと
私は、人間関係のストレスで、悩んできました。
特に、ここ3年はとてもひどかったですね。
無防備にストレスを受け続けていると、本当にしんどくなって、このままではイカンと考えるようになりました。
1年くらい前から、しんどいストレスをなんとかしたくて、あがき始めました。
あがき始めて、1年が過ぎたところで、その効果を感じるようになったのです。
あがいて始めたことで、効果を感じているもの
- 瞑想
- 読書
- 運動(中〜高負荷)
ネットでわかったのですが、瞑想は、ストレスにとても効果があると言われています。
それまで、瞑想とは縁がなかった私ですが、ストレスをなんとかしたくても、術がなかったのです。
ネットで瞑想を知り、調べを進めると、かなり効果的なことがわかりました。
瞑想といえば、いままでスピリチュアルのイメージを抱いていましたが、効果を信じて始めることにしました。
何がなんだかわからなかったけど、10分からスタートし、20分、今では30分毎朝欠かさずやっています。
8週間で効果が出ると言われていましたが、私には効果を感じることができませんでした。
一度始めたことをやめることが嫌いな私は、効果を感じない中、続けました。
半年くらい経過したある朝、なんとなく不安がなくなっていることに気が付きました。
なんて表現して良いのかわかりませんが、頭の中が変わったというか、論理的な思考ができるようになったように感じます。
例えば、心配しても仕方ないことは、考えないようになったりしました。
いままではわかっていても、心配していましたから。
なんとなくそんなことしか感じていませんが、これが知識と融合すると、大きな効果となりました。
約半世紀もの間、読書をする習慣のなかった私ですが、ストレスを受けるようになってから、なぜか読書をはじめました。
今まで、読書のメリットを知らずにいましたが、読書から得られる情報は、とてつもないものでした。
読書ビギナーな私でも、その人生を変えてしまうような情報には、驚いてしました。
心理学や、経済学、マインドなど様々な分野の情報を得ました。
読書している時間は、本に集中しているので、職場のストレスになることを考えなくてすみます。
少しでも考えない時間をつくることで、反芻思考から脱することができるので、メンタル的にとても効果があります。
「反芻思考」とは何度もネガティブな出来事を思い出し、悩み続けて抑うつ気分を増長させる考え方のことをいいます。もともと反芻とは、牛などが食べ物を消化するために一度胃に入ったものを口に戻し、繰り返し咀嚼(そしゃく)すること。ネガティブなことを何度も思い出して落ち込む行動が動物の反芻に似た反復行動であることから、反芻思考と呼ばれるようになりました。反芻思考は医学的には「抑うつ的反芻」と呼ばれており、うつ病や不安障害、強迫性障害などとも関係があるといわれています。
先程もお伝えしましたが、運動は大切です。
先程は運動習慣のススメでしたが、今回の運動は、心拍数を上げるくらいの強度での運動のことをお伝えします。
心拍数を高くした運動は、メンタルにとても効果があるといいます。
私は、心拍数を上げるために、坂道を走るようにしています。
坂道は、郊外の小高い山で行っています。
冬の期間は、毎朝のランニングで、走るスピードを上げる箇所を決め、心拍数を上げています。
心拍数を上げると、脳内からエンドルフィンなど様々な脳内伝達物質が分泌します。
そのおかげで、気持ちよくなったり、自己効力感を感じたりします。
うつにも効果的だといいます。
瞑想と運動が良いのだと思う
以前の私は、ストレスを受けると、表には出さないですが、感情的に思ったり、冷静になれずにいました。
それで、悔しい思いがストレスになっていました。
今では、相変わらず、周りの人からストレスを受けやすい状況ですが、冷静に考えることができ、気にしても仕方ないことには、反応しないでいられるようになっています。
客観的に物事を見ることができ、冷静に論理的に考えることができています。
気にしても仕方ないから、考えるのやーめた!
といったようになりました。
これには、脳が関係しているのでしょう。
脳に関係しているといえば、瞑想と高負荷の運動です。
瞑想と運動の効果が出ているのだと考えています。
ストレスを感じたときの流れ
職場の人から攻撃を受けることがありました。
その人は、何を勘違いしたのか、自分の待遇に納得がいかず、私と私の上司に攻撃をしてきました。
その物言いは、常軌を逸したものでした。
いくら理論的に説明しても、相手が感情的になっていたので、お話にならない状況でした。
その時は、あまりにも節度のない攻撃的な物言いで、ショックでした。
この件の他にも、ストレスのかかる仕事がありました。
以前の私でれば、わけも分からず不安に陥っていたことでしょう。
今回の私自身の心の動きは次の通りです。
- もうひとりの自分が自分に、今の気持ちを確認する
- 自分の気持は「とても嫌な気分だ」という
- もうひとりの自分が「逃れることはできないので受け止めよう」という
- 自分は「そうだね、受け入れるよ」という。嫌な気持ちを分析する。
- ストレスを受け入れ、自分の成長になることを期待できるようになる。
要するに、他人を変えることはできないので、できないことに期待するから失望するしイライラするのです。
できないことに期待しないようにし、できることをすることが大切になります。
客観的に自分を内観し、自分がどのように感じているかを確認するのです。
もうひとりの自分が自分に対し、他人事として、アドバイスを行います。
嫌な気持ちを抱えていても、冷静に考えることで、見えてくることもあるのです。
嫌な気分だけど、他人事のように感じ、この気持を受け入れて、「これは、逃げ出す程のことでもない」と確認できます。
まとめ:感情的にならずにストレスと向き合う方法
ストレスの多くは、人間関係です。
私も職場の人間関係でストレスを抱える事が多いです。
3年前からのストレスがとてもひどかったので、1年前から自分でなんとかしたくて、行動をし始めました。
そこで、効果的だと思ったのは
- 瞑想
- 高負荷の運動
です。
そのおかげで、脳がよく機能しているようで、冷静に前向きになれるようになりました。
これでもメンタルが病んでいくのであれば、今の仕事から離れたほうが良いです。
転職するのがいいのかもしれません。
瞑想や高負荷の運動で、脳を鍛えることで、今まで大きなストレスになっていたことが、とても小さなものになります。
この土台には、健康的な生活を心がけることが大切になります。
- 運動
- 食事
- 睡眠
です。