昔の日本は経済成長とともに幸福度が上がった!
2022年世界幸福度ランキングで日本は54位でした。
日本のGDP(国内総生産)は、アメリカ、中国に続いて世界第3位です。
おやっ???
経済大国なのに幸福度が低いのかい!!?
私達は、今よりも豊かになろうとし、無理して頑張っているにも関わらず、裕福になったとは感じられません。
将来は幸せになりたいと考えながら、幸せになったことがないのです。
現在は昔と違って、経済成長とともに幸福度は上がらなくなっているのです。
幸せはどうやって手にするか
仕事をやめることを決めたので、職場に行くことのなくなった(有給消化)私は、幸せを感じています。
仕事を辞めるというのに将来の不安がありません。
それは、大量消費社会の中でも、極力浪費と消費を控えるようにするからです。
私の場合、幸福感が低かったのは、仕事が原因でした。
- 職場の人間関係
- ワークライフバランスの悪さ
私は仕事から離れることで、悩まされた人間関係から開放されました。
それと自由な時間が増えました。
収入がなくなりますが、今までなかった時間を手にしました。
お金と時間のトレードオフです。
資本主義社会に生きる私達は、収入を気にしています。
より多くのお金があれば、将来の不安がなくなり、幸福になると幻想を抱いています。
カリフォルニア大学による幸福に関する研究では
お金よりも時間を大切にする方が幸福度は高まるといいます。
お金には上限がなく、もっともっとというように、際限なく求めてしまうのです。
これは、富裕層、貧困層関係なく、同じ状況になるとのこと。
満足するポイントがないからです。
わかるような気がします。
時間を気にするようになると、メンタルに良い変化が起きます。
時間には金持ちだろうが、貧乏であろうが、限りがあります。
なので、時間を無駄にしちゃいけないと、気持ちが前向きになります。
どのように時間を使おうかな?とできるだけ楽しいことを考えようとします。
そうすることで、満足感を得ることになるのです。
日本の集団心理
日本では、個よりも集団を重視する傾向が強いです。
北欧の国では、日本と逆で、個を重視しています。
各個人が幸せであればいいと考える文化です。
集団を重んじる日本では、どうしても仕事を優先させます。
自分がいなければ仕事がまわらないと…
集団心理が強いので、同調圧力が働きます。
皆と同じでなければならないのです。
このような仕事第一主義では、ワークライフバランスが悪くなるのも当然です。
もっと自分を大切にする文化になると、幸せを感じる日本人が増えると思うのですが。
こんな日本の集団心理には、いいところもあります。
災害時にきちんと行列に並んだり、多くの人がマスクをつける風習など。
モラルある行動ですよね!
途上国の人たちは貧しくても幸せ
発展途上の国の人々は、貧しくても笑顔で生活しています。
もっとお金があればよりいいのでしょうが、それでも幸せを感じているのです。
お金に執着しているのではなく、その日を懸命に生きています。
悲観することなく。
大好きな家族と農作業をして、幸せに思う。
衣服がボロボロでも笑顔でいられる。
日本だったら、周りの目を気にして、パニックになってしまいます。
日本人は、周囲からの圧力で疲弊し、貧乏に見られないようにしなければならず疲弊します。
朝から夜遅くまで仕事をしなければならない環境に自分の身を置き、子供の学校行事にいくつもりもない。
それが立派なサラリーマンだと勘違いしているのです。
もっと自分の時間を持つようになれば、幸福感も上がるはず。
だけど、休みの日は、ダラダラと人生の大切な時間を浪費してしまうことも。
お金に囚われているせいで、時間の大切さを認識できないのです。
時間の大事さに気がついたときには、もう遅いのかも知れません…
日本に住んでいる私達は恵まれています。
電気・水道・インターネットなどが整備され、誰でも医療を受けることができる。
周りに流されて大量消費しないようにすれば、幸せに暮らすことができるのです。
個のワークライフバランスを考えて、今の仕事に執着しないで、自由な時間を増やす。
そして、その時間を自分のやりたいことに費やす。
すてきな人生になるのではないでしょうか?
何が幸せなのかは、人それぞれです。
なので、お金と時間のバランスは一概にこうであるとは言えません。
だけど、仕事に時間を取られすぎていることは確かです。
一度の人生、笑って過ごしたいものです。
たとえ、大変なことがあっても、乗り越えられるはず。
まとめ
日本人は、先進国の中でかなり幸福度が低い。
それは、資本主義でお金を追い求めすぎているからかもしれません。
お金よりも時間を大切にした方が、幸福度は上がります。
個人のワークライフバランスを見直し、自由な時間を確保できれば、幸せな生活をおくることができます。
途上国では、貧乏でも幸せに暮らせています。
日本人もその人達を見習って、たとえ貧しくても幸せに暮らすことを考えてみてもいいかもしれません。
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