目標に向かって、突き進む事ができる人って羨ましいと思う人は多いでしょう。
そして目標を達成した人の話を聞いて、それに費やした努力や苦労の話を聞くと、感動し、テンションが上り、自分もチャレンジしてみようとすると思います。
そして実際に努力を始めてみると、現実はそれほど甘くないことに気づき、頓挫してしまうのではないでしょうか?
実際に私も色々な事にチャレンジしてみたのですが、継続できずに終わった経験は多いです。
今回は、目標に向かうことについて考えてみたいと思います。
本記事では
- 目標を達成したい方
- 自分に自身のない方
- 努力を継続したい方
に向けて、努力することについて私の経験と考えをお伝え致します。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読みすすめることで
- 簡単に努力する方法がわかる
- 努力を継続できる
- 目標に近づく
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 頑張りすぎない
- 一歩を踏み出す
- できることを継続する
ということです。
詳細は後述していきます。
目標志向に囚われない
「目標志向」とは、目標となる成果を一直線に最短で達成できる資質の事をいいます。
目標に向かって、猪突猛進できる人のことを指すのでしょう。
目標というのは様々ですが、そもそも簡単に達成できる目標は、それほど意識しないでしょうから、殆どの目標とは、達成することに様々な困難があると予想される事をいうのだと思います。
その目標を達成するには、それ相当の労力と時間がかかるはずです。
目標に向かって一直線に進める方は素晴らしいですが、私のように挫折しやすい人はどうしたらよいのでしょう?
それは、目標志向を持つよりも、ゆっくりでも良いので、目標に向かう歩みを止めない戦略を持つことが重要になります。
少しだけ自分を律する
私は一流アスリートのような資質やメンタルはないので、それほど自分を追い込むことはできません。
なので、できる方と同じようにブレずに目標に向かって勢いよく進むことはムリです。
私は、目標に対してブレまくってきましたから…
その中でも、頑張ろうと思い、自分に厳しくした経験はあります。
でもダメですね!
自分に厳しくしすぎると、疲弊し、メンタルがおかしくなりましたから。
何においても、バランスが重要なのです。
自分に対して、厳しすぎず、甘やかさずといった感じで、少しだけ自分を律するくらいが丁度いいのだと思うのです。
これで、目標に向かう心構えはOKです!
できることを考える
目標ばかりに目を奪われていると、現実とのギャップに心が萎えてしまいます。
自分には秀でた能力などないと諦めてはなりませぬ!
特別な能力がなくても、できることを考えてみましょう。
自分を追い込むことがなく、継続できそうな事を。
例えば、ダイエットをしたい人は、「ダイエットのためにはランニングだ!」と意気込んだとしても、三日坊主が関の山でしょう。
では、ウォーキングから始めてみて、継続を目標に頑張るのです。
継続できるようになってから、スピードを上げたり、距離を長くしてみるのが良いのだと思います。
参考記事:目に見えないものを信じてみる「ダイエットを例に考えてみた」
目標ばかりに目を向けるのではなく、今行っているタスクに集中することが大切になります。
そのタスクには、本来の目標だけではなく、その他にメリットがあったりします。
ダイエットを目標にウォーキングというタスクには、カロリー消費の他、メンタルや脳に良い影響があります。
ただ、何も考えずにタスクをこなすだけでは、面白くないので、ウォーキングのコースを開拓するのもいいでしょう。
能力がないといえば、私は活字を読むことが苦手でした。
なので、約半世紀もの間、読んだ本は片手で足りるほどです。
そんな読書ぎらいな私でも、読む練習を兼ねて読書を始めたところ、今では毎日読書をするようになったくらいです。
なので、たとえ苦手なことがあったとしても、出来ないながらにやり続けることをオススメ致します。
参考記事;【読書のメリット】読書嫌いだった私が中年になってから読書を始めた理由
一歩を踏み出す
上記のようにタスクに集中することは重要です。
実際にタスクを始めるには、ある障害が立ちはだかります。
それは、脳が普段やらないことを邪魔をするということです。
私達人間には、ホメオスタシスという本能がプログラムされています。
これは、命を守ろうとする本能で、狩猟採集の時代に、いつもと違う行動をして生命の危険を避けるためのものです。
この本能が現代社会で生きる私達にも備わっているのです。
新たなことを始めたがらないのは、意思が弱いわけではなく、本能がそうさせていたのです。
なので、まだ見ぬ新たな一歩を踏み出すには、勇気が必要になることがあります。
「エイッ、ヤーッ!」という気持ちで、一歩を踏み出してみましょう。
何をするにも始めは怖いです。
そういうものだと心に刻み、「エイッ、ヤーッ!」です!
参考記事:人生は変化の繰り返しで現状維持は退化と同じ【悔いのないよう、積極的に挑戦する】
タスクの継続を目指す
よく行動するには、モチベーションを高く保つことと言われています。
しかし、私達のモチベーションはいつも高く保てることはありません。
残念ながら、低いモチベーションを高くする方法などに頼っていては、時間がいくらあっても足りなくなります。
目標に向かうタスクを継続させるには
- モチベーションがなくても
- テンションが低くても
- 落ち込んでいても
- 悲しいときでも
どのような状況においても、目標に向かうタスクを継続することです。
モチベーションが高いときには、タスクをこなすことは容易でしょう。
いつもそうではないので、どんな状態であろうと継続することが重要なのです。
継続していると、モチベーションやテンションが高いときがありますが、そんなときはラッキーとして捉えておきましょう。
その他、他人に目を向けすぎることも、タスクの継続を邪魔しがちなので、気をつけましょう。
「隣の芝生は青く見える」というように、他人は自分よりもよく見えてしまうものです。
他人は簡単にうまくいっているように感じたり、能力があるように見えたりします。
自分は自分であり、他人は他人なのです。
うまく言っているように見えても、そうではないことが多いです。
実際よりも盛っていたりもします。
なので、他人を気にすることは、デメリットしかありません。
他人の人生を生きるわけではなく、自分の人生を生きていくのだから、自分のタスクに注力して、継続していきましょう。
まとめ
自分に秀でた能力がなかったり、目標志向を持てなくても、タスクを継続することで、目標に近づくことはできます。
少しだけ自分を律し、厳し過ぎないように注意し、できることを継続していくことが大切です。
できることを考え、はじめの一歩を「エイッ、ヤーッ!」と踏み出します。
- モチベーションがなくても
- テンションが低くても
- 落ち込んでいても
- 悲しいときでも
歩みを止めないで、タスクを継続させていくのです。
他人のことを気にせず、自分のタスクに注力することが大切です。
目標に向かうことは、人生において、とても大切なことです。
目標を持たない人生はただ生きている(以前の私)だけで、刺激がありません。
人生は一度きり、有意義にしたいものです。
参考記事:ブレない自分を貫いていく方法【自分は他人の人生ではなく自分の人生を行きていく】