私たちは、小・中学校の義務教育から、高校や大学までの間、好きな教科も嫌いな教科も、一生懸命勉強してきました。
そして、社会人になってからは、その勉強から開放され、すっかり学ぶことをしなくなりました。
仕事以外の時間は、スマホをみたり、やりたいことだけをやっている人が多いはずです。
家庭と持つと、やらなければならないことが増え、自分に使える時間は少なくなりますが…
そんな社会人が行う勉強と言えば、仕事関係の専門的なことが殆どです。
中には、英会話など、転職に有利になる勉強や、向上心を持った人や、学ぶことが好きな人は、自分から進んで勉強しています。
学びを通して、自分を成長させたいと考える人もいれば、大人になったからこれ以上成長なんかしないと考えている人もいます。
特に、中高年になると、同じパターンで過ごすことが多くなり、自分から成長しようと考える人は、極端に少なくなります。
本記事では
- 今の生活にモヤモヤしている方
- 今からでも成長したいけど、無理だと思っている方
- 将来の危機感がない方
に向けて、成長することの重要性についてお伝えしたいと思います。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 将来が楽しみになる
- 不安が軽減する
- 成長について考える
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 老後に対して、備える必要がある
- 周りに流されていてはいけない
- 人生の時間をダラダラ浪費してはいけない
ということになります。
詳細は後述していきます。
今からでも成長できる!
成長は、ハタチ前後でおおよそ終了しています。
アラフィフの私には、特段、知性や能力はあると思ってはいません。
しかし、私の知性や能力がゼロではないと思ってはいます。
ゼロでないということは、効率は悪いが、出来るということです。
そう考えると、行動を起こそうとした時、今は出来なくても、努力と経験で、出来るようになるということになります。
少しずつでも歩みを続けるのならば、知識や経験が増えていきます。
最初は、右も左もわからなかったとしても、チャレンジすることで、見えていないものが見えてくるようになるのです。
だから、現在の状況で判断することは、間違いです。
一歩踏み出して、歩みをはじめると、少しずつでも成長するのです。
人間は本当に死ぬときまで、成熟し、成長していくことができる
マインドセット
マインドセットとは、これまでの経験や教育、先入観から作られる思考パターンや固定化された考え方のことです。
マインドセット の意味
- mind set
- 経験、教育、先入観などから形成される思考様式、心理状態。暗黙の了解事項、思い込み(パラダイム)、価値観、信念などがこれに含まれる。
- マインドセットという言い方は、人の意識や心理状態は一面的なとらえ方はできず、多面的に見てセットしたものがマインドの全体像を表しているということから来ている。 企業のマインドセットは、その企業の戦略、組織構成、ビジョン、歴史、扱っている製品やサービスの特性、経営スタイル、求められているスキル、情報の流れ、コミュニケーションなどによって形成される。 組織のマインドセットの主な形成要因は、以下の3つである。 ①製品特性、事業特性 例えば、製品ライフサイクルの短いハイテク、テレコミュニケーション業界では、スピード、特に意思決定のスピードが必要で、リスクや意見対立を恐れない組織文化が求められる。 ②戦略、ビジョン、企業理念 例えば、ある企業が「高い技術力によって、マーケット・リーダーになる」というビジョンを掲げたとする。技術力をつけて市場シェアを高めると「技術力なくして、我が社なし」というマインドセットが形成される。 ③企業が経験してきた出来事 例えば、革新的な社風と素早い事業展開で知られていたある大手企業が、社会的問題を引き起こした事件をきっかけに、「必要なリスクは恐れない」というマインドセットを失う場合がある。 エドガー・H・シャインは、こうしたより深い部分であるマインドセットこそが、組織文化の本質だと述べている。組織文化を考えるときには、組織のマインドセットを点検することが重要となる。
参照:goo辞書
マインドセットとは、簡単に言えば
- 自分には、これ以上ムリ
- 自分は、まだまだできる
といったような、後ろ向きだったり、前向きだったりする考え方ですな。
人は、考え方次第で、努力できたりしますからね。
- 硬直マインドセット
- しなやかマインドセット
硬直マインドセット
硬直マインドセットとは、人間の才能、能力、知性は死ぬまで変わらないというネガティブな考え方です。
他人からの見え方を気にしたりします。
これ以上成長しないと思っている人なので、いかに他人に良く見えるか、自分を盛ってみせようとします。
自分が上手く出来ることにしか興味がないので、スキルが向上しないのです。
しなやかマインドセット
しなやかマインドセットは、自分の才能や能力は努力やテクニックなどで伸ばせるという考え方です。
このように考えると
- 何でも試してみようとする
- チャレンジをいとわない
- 困難にも柔軟に対応できる
というようになります。
たとえチェレンジに失敗しても、自分の才能や能力が原因と感じないのです。
- 失敗を恐れない
- トライアンドエラーを繰り返す
- 成功回数が増える
といった行動になります。
このままではダメだと気づき、危機感を持ち、よく考え、勇気を持って行動することが大切です。
中年以上で停滞感
中年以上のおっさんの年齢になると、硬直マインでセットの人が多く、停滞感を抱きます。
かつての私がそうであったように、仕事にフルコミットしすぎて、他の大切な事がわからなくなっているのです。
いくら職場に尽くしても、職場は守ってくれないにも関わらずです。
中年のおっさんたちが停滞感を抱いてしまうのは、脳の劣化によるものです。
- 物忘れ
- 新しいシステムについていけない
- 疲れているのに眠れない
などに悩んでいるのです。
脳は、使わなくなると劣化が進むのです。
その影響は、老人になる前から出てしまいます。
中年のおっさんくらいの年齢になると、刺激が少なくなります。
毎日同じ行動の繰り返しで、新しいことをしていないからです。
成長とは、行動の改善のための、脳の改善
成長すれば、行動が変わり、人生が変わる
仕事での成長を考えがち
私のような中年のおっさんたちは、キャリアの成長を優先に考えています。
そうなると
- 対面を気にする
- 思い切ったことができない
- 自分の幸せは、仕事で認められること
のようになります。
社内で周囲の期待に応えて出来る男になるのです。
それが、仕事人間の成長をいうものです。
そして、上司から評価していただき、幸せを感じるのです。
私は、全く狭い社内政治に振り回されるのはゴメンです。
上司によるパワハラを受けてから、目が覚めました。
その上司はダニング=クルーガー効果の上司で、大したことのない自分の自慢話を多くしていました。
その御方が、社内で牛耳っている限り、会社自体がハラスメントが発生しやすく、良くなるはずがありません。
ただ、威張っているだけで、赤字などの経営責任はとりません。
ダニング=クルーガー効果(ダニング=クルーガーこうか、英: Dunning–Kruger effect)とは、能力の低い人物が自らの容姿や発言・行動などについて、実際よりも高い評価を行ってしまう優越の錯覚を生み出す認知バイアス。この現象は、人間が自分自身の不適格性を認識すること(メタ認知)ができないことによって生じる。1999年にこの効果を定義したコーネル大学のデイヴィッド・ダニングとジャスティン・クルーガーは、「優越の錯覚を生み出す認知バイアスは、能力の高い人物の場合は外部(=他人)に対する過小評価に起因している。一方で、能力の低い人物の場合は内部(=自身)に対する過大評価に起因している。」と述べている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
成長するために学んで行動
自分がおっさんになってからでも成長するためには、学んで行動することが大切です。
数十年もの間、頭を使っていなかったし、ストレスやアルコールで脳細胞を傷つけてきた脳で思考や知識をインプットすることは、はたして大丈夫なのだろうか?
結果からいうと、大丈夫です。
私たちの脳は、きちんとした生活習慣で、脳細胞が新生することがわかっていますから。
そんな余計なことを考えるより、まずはやってみることです。
学ぶことは楽しい
私は、主に本とインターネットで、学んでいます。
学びを始めてから、今まで浪費していた時間を大切するようになりました。
無駄な時間を消費しないようにしています。
仕事も、終業時刻にきっぱりと終わらして帰宅します。
やりたいように学ぶ
学生時代の勉強と違い、好きなジャンルを、やりたいと思ったときに、やりたいだけ学びます。
お金だって、大してかかりません。
かかっても書籍代なので、数千円で済みます。
図書館を利用すれば無料です。
ネット環境があれば無料で、有益な情報をゲットできます。
プログラミングだって、基本的なことを実践しながら学べますし、ユーチューブなどの動画サイトなら、いろいろなジャンルを学ぶことができます。
私は、約半世紀生きていますが、知らないことだらけです。
もちろん、私は、自分自身でも「無知の知」を自覚していますので、知らない情報が多くて、楽しくなります。
学ぶことだらけです。
学生時代の興味のない事と違って、興味を持ったことを学ぶので、理解しやすいです。
効率がいいです。
関連記事:本を読むのが遅くても本を読めるようになる【読書が楽しいと感じられるようになった瞬間】
テレビというメディアには注意する
私たちが今までの情報源であるテレビというメティアには注意が必要です。
これも、ネットで学んだことですが、テレビ番組には、スポンサーが付いています。
なので、番組の内容も、スポンサーの不利益にならないように構成させているわけです。
要するに、テレビというメディアは、真実が語られていないということが往々にしてあるということです。
メディアが国民を操ったりすることが可能なのです。
新聞というメディアも色々な角度から検証しなければいけません。
私たちは、メディアからの情報を鵜呑みにするのではなく、その情報を元に、自分たちの頭を使って、考えていかなければならないということなのです。
テレビ以外からの情報が有益
テレビなどのメディア以外からの情報は有益です。
本やインターネットは、著者や発信者それぞれの主張が異なりますが、有益です。
インターネットは、一部嘘があるので、注意が必要ですが…
これらは、一人が書いたり発信しているわけではないので、複数の情報から判断し、自分なりに考えることができます。
何においても、自分で考えるということが必要になるのです。
今まで知りえなかったことを学ぶ
今まで知りえなかったことを学んでいくと、物事の本質がわかります。
その得た情報を元に、何ができるか、考え、努力していくのです。
私が実践していることは、「人生100年時代を生き抜くために」をテーマに考えています。
年功序列制度・終身雇用制度の崩壊、年金制度、社会保障制度、税負担増などに対応できるように、備える必要が出てきています。
まだ先の話ではありますが、潤沢な資金があるわけでもないので、防衛策を講じなければなりません。
ただの私の幻想に終われば、それはそれで、イイのですが、今の状況では、そうはならないようにしか、予想できないのです。
まず、大前提として、健康な状態をキープもしくは向上の必要があります。
- 食事
- 運動
- 睡眠
- ストレス解消
は基本中の基本です。
まとめ:中年でも成長できるという思考が必要
中年以降の年齢になると、考え方が凝り固まり、仕事以外での自分の成長を見込めないと思う人が多くなります。
脳の劣化により、停滞感を抱いたりします。
これまでの長い期間、頭を使ってこなかったり、アルコールのダメージがあっても、脳が成長することは、様々な研究によって判明しています。
成長できないと考えるのではなく、いつまでも、成長できると考えることが重要です。
成長とは、行動の改善のための、脳の改善
成長すれば、行動が変わり、人生が変わる
好きなことを学ぶというのは、楽しいものです。
好きなときに好きなことを本やインターネットから学ぶことが出来るからです。
テレビなどのメディアには注意が必要です。
スポンサーの関係で、真実が語られていない場合があるからです。
インターネットの情報も嘘があるので、しっかりと見極めることです。
それらの情報を元に、自分の頭で考えることは必須です。
それらの情報を元に、やることを決めていきます。
私が実践していることは、「人生100年時代を生き抜くために」をテーマに考えています。
年功序列制度・終身雇用制度の崩壊、年金制度、社会保障制度、税負担増などに対応できるように、備える必要が出てきています。
まだ先の話ではありますが、潤沢な資金があるわけでもないので、防衛策を講じなければなりません。
それらの基本として、健康でいることは重要です。
- 食事
- 運動
- 睡眠
- ストレス解消
コツコツと、努力を続けていくのです。
地味なことですが、出来ることを継続することで、未来が大きく変わるのですから。