これまで、自分というのは単一なものであり、感覚、思考、感情はそのときに感じていることが全てだと思っていました。
それが最近になって、多様性があるように感じるようになったのです。
例えば、お菓子を食べたとき、美味しいなと思います。
もっと深く見つめると、甘いものを食べると、なんとなく幸せな感じがするなぁとなるのです。
もっと深くなると、甘いものを頻回に食べていると、以前感じた幸福な感覚が薄れるなぁや、たまに甘いものを食べると、とても美味しく感じるなぁ…みたいにです。
自分の感覚をよく観察していくと、色々発見があって面白いのです。
自分を見つめ直すということ
現代社会を生きていると、様々なことを体験します。
かなりの確率でストレスを感じることがあります。
このとき、ただ反応しているだけの場合、不快な感情が沸き起り、心穏やかではなくなるでしょう。
しかし、自分の感情と向き合い、受け入れることで、過度に不快ではなくなります。
ストレスを感じたときは、自分を見つめ直してみるのです。
今、自分はストレス感じていて、嫌な気持ちになっている。
このストレスは反応しても、どうしようもないから、ただ受け入れてみよう。
そうすることで、自分がストレスから受けるダメージが大幅に軽減できます。
このように、人間には他の動物よりも理性的な脳の部位が発達しています。
おでこの付近の前頭前野という部位で、これにより、感情を制御することができるのです。
このすばらしい機能を活用せずに、ただ感情に流されているのは、非常にもったいないです。
様々な場面で自分を見つめ直す練習を重ねれ行けば、ネガティブな出来事の多くを受け入れることができ、いち早く解決に向かうことができるようになります。
深く考えることでさらに人間らしく生きる
人間は感情の生き物なので、喜怒哀楽があって当然です。
その感情をコントロールできるのも人間なのです。
その時々の自分の感情を見つめ、受けれいていくことはとても大切なこと。
ある場面では感情的になってしまった。
またある場面では、感情に思考を飲まれてしまった。
あぁ、自分ってダメだなぁ…なんて考えなくてもいいのです。
そのときの失敗を反省し、次に活かせばいいだけです。
例えば、寝不足でイライラしていたとき、家族に強く言ってしまったことがあったとします(実際にありました…)。
あぁ、強い口調で言ってしまった…
やはり寝不足のときはイライラするなぁ…
そう考える前に、寝不足の自分を観察します。
今日は寝不足だ!頭がボーッとするし、隊長gあ優れない。
イライラし安い状況だ!
そのことを自覚しておこう❗
こうすることで、感情に飲まれることが少なくなります。
人間は失敗して、反省して、次に活かすことができます。
そうやりながら、自分を鍛錬してくのです。
あのとき、期限が悪くて怒ってしまった。
お腹が空いていたから、イライラしやすかったんだ。
そのことを自覚できるようになろう。
次は優しく言えるように気をつけよう。
自分の置かれる状況が悪ければ、より自分の感情を観察し、冷静さを保てるようにその状態を受け入れるのです。
それらを考えながら、繰り返すことで、もっと自分が好きな自分になれるはずです。
よく考え、観察し、心穏やかに過ごすことが大切です。