玄関まで行く方法を考える!
運動をしたいと考える健康志向の人は多いです。
しかし、その人達の悩みは、考えていることを実行できないというジレンマ。
意識が高くても、実践しなければ考えていない人と何も変わらないのです。
例えば、ランニングを習慣にしたければ、玄関の扉を開けて一歩外へでてしまえば、
あとは走るしかなくなります。
考えてみれば、とても簡単なことなのです。
それでも、一歩外へできることができない場合はどうするか?
今回は、さらに奥へ切り込んでいくお話です。
玄関の扉を開けるためには、思考の整理をすることです。
運動を習慣化したいけど、壁にぶつかっている方向けです。
なにかの参考になれば嬉しいです。
運動がめんどくさくてできない人を変えるー自分の気持ちを確認
私は朝のランニングを日課としています。
現在は運動が習慣化しているので、それほど苦労なくできていますが、
過去には、どうにかして重い腰を上げようと、様々な工夫をしてきました。
そこで、考えたのが、玄関の扉を開けて一歩外に出る事に集中することです。
一歩お外に出てしまえば、よほどのことが無い限り、
引き返しはしないでしょう。
そうやって、うまくいったのです。
だから、一歩外へ出てしまえば済んでしまう話なのですが、
外に出るまでができなくて、悩む人がいるわけです。
考えてみると、その人の気持ちは理解できます。
だから、起床してから外へ出るまでに、起こりうる障害と解決策をお示しします。
ちなみに、運動を習慣化するには、朝が良いです。
その理由は、他も予定のない朝は、ルーチン化するにはもってこいだからです。
仕事の後に運動をしようとすると、その日のストレスや疲労度が毎日違うので、
運動をやらない理由をこしらえやすくなるのです。
なので、できるだけ、何もない朝がオススメです。
さて、外へ一歩踏み出すまでの障害を考えてみましょう。
- やる気がなくなっている
- やらない理由を集めてしまう
です。
やる気がなくなっている
就寝前まで、明日の朝から頑張るぞと意気込んでいたにも関わらず、
朝起きると、なんだかやる気が失せてしまっている。
次の日、気を取り直して頑張ろうと考えていても、同じくやる気がなくなってる。
困りましたね!
このやる気が無くなっている理由は、
- 思考ができていない
- いつもと違う状態
です。
思考ができていない
人間は、他の生き物よりも知能が高い動物です。
様々なことを思考してきたので、高度な文明を築いてこれたのです。
運動するぞと考えられるのも、人間の高度な知性のおかげです。
しかし、起床した時は、脳への血流が悪く、人間らしい思考ができていない状態です。
なにかに怯えるなどの原始脳が優位に働き、知性を司る部位が弱いのです。
なので、「さぁやるぞ!」とはなりにくく、
「今日はやめておこう」と後ろ向きな思考になりやすいです。
この障害を乗り越えるには、無視を決め込むことです。
「このネガティブ思考は偽物だ!」と理解することです。
実際に活動を始めると、脳への血流が活発になり、昨日までの前向きな状態に戻ります。
いつもと違う状態
思考ができていないことに加え、いつもと違う状態というのも、
玄関まで行くことを困難にしています。
自分はいつもと違うことをやろうとしていることに対し、
自分自身が嫌悪感を示しているのです。
これを、ホメオスタシス(恒常性)といいます。
人間に備わった機能で、体温を一定に保とうとしたり、
危険なことをして命を落とすことを防ごうとします。
このホメオスタシスによって、「いつもと違うじゃないか!」と新たな行動を邪魔されているのです。
これを理解して上で、「大丈夫だよ!」と念じて行動しましょう。
以上の通り、行動に移せないのは、自分にやる気がないわけではなかったのです。
自然に行動を邪魔することが当たり前にあることが障害になっていたのです。
やらない理由を集めてしまう
次に、自分の行動にとって、自分の足を引っ張っていることについて理解する必要があります。
先程お話した、ホメオスタシス(いつもと同じが良いと考える本能)によって、
行動を邪魔されました。
それとは別に自分自身が邪魔していることもあるのです。
それは、やらない理由を集めてしまうことです。
例を挙げると
- 雨が振りそうだ
- 風が強い
- 体調が万全ではない
- 寒そうだ
などです。
天候について、ネガティブに考えてしまうのですね。
実際に外へ出てみると、自分が心配したことにはほとんど遭遇しません。
なので、天候の心配は御無用になります。
例え雨が降ったとしても、濡れるだけです。
靴に雨水がしみて、気持ち悪くなるくらいです。
体調についても、万全なときってあるのでしょうか?
体調が優れないときだって、運動を始めてみると、なんとも無いことがわかるはずです。
とりあえずやり始めることが重要で、体調に不具合があれば、負荷を落とすか、
すぐに引き返して来れば良いのです。
天候の悪化など、自分の感じたことについても、信用しないほうがいいでしょうね。
運動がめんどくさくてできない人を変えるーメリットを理解する
運動をする理由の多くはダイエットでしょう。
それよりも、運動には考えているよりも多くの健康メリットがあるのです。
- 脳が成長する
- メンタル改善
- 体型が良くなる
- 生活習慣病の予防
- 活力・集中力アップ
- 睡眠の質の向上
- アンチエイジング
など。
運動をすると、筋肉というポンプが機能して、血流が良くなります。
強制的に脳にも多くの血液が送られて、
集中力が上がったり、
脳内伝達物質が増加して、
- 自己肯定感
- 達成感
- 高揚感
など、気分が上がります。
私が運動することによって、最もありがたいと考えることは、
脳内伝達物質の一つであるBDNF(脳由来神経栄養因子)が多く分泌され、脳の神経が増えていくことです。
運動によってミドルエイジであっても、脳が成長するのです。
すごいと思いませんか?
中年の私でも頭が良くなるのですよ!
このことと、気分が上がり、メンタルにいい影響があることは、とてもありがたいです。
これだけでも、運動するモチベーションになるのに、
おじさんのイメージを覆すような体型や肌ツヤを享受できるといったオマケ付きです。
こういった事を理解しておくと、これまでよりも積極的に運動をすることができます。
まとめ:運動がめんどくさくてできない人を変えるー玄関の扉を開くまで
運動を習慣化してしまえば、どうってことありませんが、
それまでが大変なのです。
工夫すると習慣化しやすくなります。
まずは、玄関の扉を開けて外へ出ましょう。
それが出来るようになれば、上出来です。
それでも、玄関に行くまでにいくつもの障害があり、
その障害を克服できないので、運動習慣を手に入れられないでいるのです。
玄関まで行く方法を考えてみました。
- やる気がなくなっている
- やらない理由を集めてしまう
です。
朝やる気がなくなっている理由は、
- 思考ができていない
- いつもと違う状態
です。
起床後すぐは、脳への血流が悪く、ネガティブに考えてしまいます。
自分はいつもと違うことをやろうとしていることに対し、
自分自身が嫌悪感を示しているのです。
この障害を乗り越えるには、無視を決め込むことです。
「このネガティブ思考は偽物だ!」と理解することです。
やらない理由を集めてしまうことも障害となっています。
例を挙げると
- 雨が振りそうだ
- 風が強い
- 体調が万全ではない
- 寒そうだ
などです。
実際に外へ出てみると、自分が心配したことにはほとんど遭遇しません。
なので、天候の心配は御無用になります。
とりあえずやり始めることが重要で、体調に不具合があれば、負荷を落とすか、
すぐに引き返して来れば良いのです。
天候の悪化など、自分の感じたことについても、信用しないほうがいいでしょうね。
運動をする理由の多くはダイエットでしょう。
それよりも、運動には考えているよりも多くの健康メリットがあるのです。
- 脳が成長する
- メンタル改善
- 体型が良くなる
- 生活習慣病の予防
- 活力・集中力アップ
- 睡眠の質の向上
- アンチエイジング
など。
こういった事を理解しておくと、こればでよりも積極的に運動をすることができます。
運動することによって、人生は変わります。
何もしないで、ただ年老いていくのは、楽しくありません。
楽しい人生にするために、積極的に生きていきましょう!
先日、久しぶりに会った友人が、パーソナルトレーニングで頑張っていると言っていました。
積極的に工夫して運動する姿は、凄いと思いました。
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