運動をすることは、生きていくのに避けられない!
今の時代は、公共交通機関が充実していたり、多くの場所まで高速道路網が伸び、
行きたいところへ簡単にアクセスできるようになりました。
何か食べたいと思えば、美味しいも食べ物が24時間安価で手に入れることもできます。
インターネットも行き届き、欲しい情報を手の中でスマホから得ることもできるような便利な世の中です。
モノ的にはとても恵まれるようになりましたが、
昔の温かい空気感と違って、ギスギスした空気が漂う現代社会のように感じます。
その社会の中で生きる私たちは、ストレスを抱えることが多くなりました。
失われた30年と言わるとおり、世界のトップにいた日本の産業は低迷し、
多くの企業は、経営が厳しくなり、余裕のない状況になっています。
その中で働くサラリーマンの環境も厳しく、
失敗が許されない空気感に包まれ、ストレスに悩む人が増えています。
当たり前にストレスを抱えることが多くなった現代人は、
メンタル疾患に罹患する割合が多くなっています。
今回は、ストレス解消についてのお話です。
昔は、ストレスがあってもやり過ごせたけど、
最近のストレスはヤバイと感じている方向けです。
何か参考になれば嬉しいです。
運動がストレス解消に効果的な理由
厚生労働省による「健康づくりのための身体活動基準2013」によると、
身体活動(生活活動・運動)に取り組むことで得られる効果は、将来的な疾病予防だけ
ではない。日常生活の中でも、気分転換やストレス解消につながることで、いわゆるメン
タルヘルス不調の一次予防として有効であること
というように、運動はストレス解消効果があり、
メンタルヘルス不調を予防することが期待できるのです。
運動をすることにで、全身に血液が送られ、脳の血流もよくなります。
そして、脳が活性化し、様々な神経伝達物質が分泌するのです。
その中でも、幸せホルモンの一つである「セロトニン」の分泌によって、
心が落ち着き、幸せな気分になります。
要するに、運動をすることによって、脳の血流が促進され、
様々な神経伝達物質が分泌し、
セロトニンをはじめとする神経伝達物質が
メンタルに良い影響を及ぼすことで、運動がストレス解消に効果的なのです。
運動のストレス解消効果を得るための運動方法
運動はストレス解消やメンタルヘルス不調の予防を期待できることがわかりました。
では、具体的な運動方法と運動量はどうなのでしょうか?
「WHO身体活動・座位行動ガイドライン」によると、
- 中強度:150〜300分
- 高強度:75〜150分
です。
強度は心拍数によりますが、
中程度は、ウォーキングで呼吸が少し乱れるような状態で、
少しつらく感じるくらいの運動です。
高強度は、ランニングで呼吸が乱れて、ツライと感じるくらい運動です。
WHOでは、体調に問題がなければ、さらなる健康のために、この上限を超えた運動量を推奨しています。
普段、運動習慣のない方は、ウォーキングから始めるといいでしょう。
少し速めのスピードで歩きます。
慣れてきたら、スピードアップをしてみるといいでしょう。
焦る必要はありませんので、将来的に走れるくらいになれば、
運動の幅が広がり、負荷を高めることができるので、
さらに運動のメリットを享受できるようになります。
運動のストレス解消効果を最大限受けるために私は走り続けた
運動するメリットは、身体的、精神的に効果が期待できます。
以前の私は、職場の人間関係で悩むことが多く、
常に大きなストレスを抱えている状態でした。
ストレス解消の為、毎日のようにランニングをしていましたが、
職場のストレスが容赦なく襲ってくるようになり、
ストレス解消が追いつかない状態になりました。
このとき、私を守ってくれたのは、高強度の運動を続けることだったのです。
私は、毎日のように仕事を定時であがり、すぐに近くの山に行きました。
その山の坂道を走る為です。
坂道を走ると、高い負荷がかかり、激しい呼吸になります。
激しい呼吸になり、苦しいのですが、
身体的苦しさより、仕事で受けている精神的苦しさの方が辛かったので、耐えることができました。
走り終える頃には、その日受けたストレスがなくなっていて、
激しい運動をやり遂げた達成感と、爽快感、高揚感に包まれるのでした。
この理由は、脳内でドーパミンやセロトニン、エンドルフィンなど、
高強度の運動ならではの神経伝達物質が分泌されたことによるものです。
さらに、山の木々の中を走るので、自然に触れることによるストレス解消効果も享受できたのでした。
その当時は、何も行動を起こさなければ、自分がおかしくなるくらいのストレスでした。
私は、自分を保つために走り続けたのです。
そして、その劣悪な職場を去った現在も、山の中を毎朝走っています。
とても気持ちがよく、幸せな気分を味わっています。
まとめ:運動のストレス解消効果は絶大
心身の健康を保つには運動習慣は大事です。
「WHO身体活動・座位行動ガイドライン」によると、
- 中強度:150〜300分
- 高強度:75〜150分
です。
さらに多くの運動は健康にいいと謳われています。
運動をすると、幸せホルモンと言われる「セロトニン」という神経伝達物質が分泌され、
幸せに感じたり、気分が良くなり、メンタルに良い影響を及ぼします。
普段、運動習慣のなかった方は、ウォーキングから始めるといいでしょう。
少し速めのスピードで歩きます。
慣れてきたら、スピードアップしてみましょう。
以前の私は、解消が追いつかないほどのストレスに悩みました。
そこでとった行動は、山の中を走り、自分に高い負荷を与えることでした。
その効果は、ものすごく、達成感、高揚感など、大きなストレスを一蹴することができました。
それに加え、自然に触れることもストレス解消方法として、いい効果がありました。
運動は、ストレス解消に優れています。
運動をすることは、生きていくのに避けて通れない行動なのです。
参考記事