自分ではなく、人を褒めると自分も幸せになる!
しんどいと感じる世の中を生きることは、非常に過酷です。
そうは言っても、私たちは生きていくしかありません。
どうせ生きるなら、楽しく、幸せを感じたいと願います。
今回も、リチャード・カールソン著:「小さいことにくよくよするな!」を読んだことの続きです。
自分を苦しめている考え方の癖を直してしまったら、もっと楽になるという著書です。
簡単な事なのに、それができていない人が多い。
考え方を少し工夫するだけで、もっと楽に、幸せに生きることが可能です。
さらに発展するかもしれません。
この著書から得た知識を私のフィルターを通したことをお話します。
生きることに苦しんでいたり、悩んでいる方向けのお話です。
何かの参考になれば嬉しいです。
自分も相手も尊重して人生を楽に生きる方法
基本的に、自分が幸せでなければ、人に施すことはできません。
だから無理に人に施すよりもまずは自分を整えなければならないのです。
自分がきちんとして、他の人はその次になります。
ほめるのもけなすのも同じこと
「万人を喜ばすことはできない」という古い格言があります。
人にほめられると、気分が良くなります。
逆にけなされることは非常に辛く感じてしまいます。
これをどう受け止めていくかが重要です。
人はそれぞれの価値観で生きており、
「いいこと/わるいこと、認められること/拒絶されること」
私たちの人生はその繰り返しなのです。
人に褒められることはとても嬉しいことであって、気分がいいし楽だから。
自分が満足すればするほど、人の評価に頼らなくてもすむようになります。
他人の評価を気にしていては、楽しくありません。
私は、他人の評価を気にしるあまり、行動することができなかった。
- 人と違うことをするのが怖い
- 人から好機な目で見られたくない
結局、他人の評価を気にして生きる人生は、他人の人生を生きていることだとわかりました。
それは自分の手足が縛られている感覚で、とても窮屈に感じます。
他人の目を気にしなくなると、とても軽くなるし、生きている感じがします。
日々、他人の評価を気にしない訓練をすることが大切なのです。
思いを伝えるのは今日しかない
例えば、「あと一時間しか生きられず、たった一人にしか電話ができないとしたら」どうするでしょ?
そう考えると私は、普段から思いを伝えることは大切だと思うようになりました。
なので、私は、頻回に家族にありがとうと感謝を言うようにしました。
初めは照れくさかったけど、「言われて悪い気はしないでしょう」と自分に言い聞かせました。
感謝を伝えることを習慣にすると、その度に温かい空気が流れます。
しょうもないプライドを捨てて、感謝を伝えるメリットを享受するべきだと私は考えますね。
謙虚になる練習をする
謙虚になることと心の平和は切っても切れない仲です。
自分を誇示したい気持ちが少なくなればなるほど、心の平和が増していきます。
自分を誇示するのは危険な罠です。
何かを自慢したり、優秀な人間だと人に思わせようとするのはとてつもないエネルギーがいります。
自慢に走ると自分を褒める気持ちや、誇りに思う気持ちが薄れてしまうのです。
それだけではなく、自分を誇示すればするほど人から疎(うと)まれ、自慢せずにいられない不安な人なんだと思われてしまいます。
確かに、人に自慢したりして、他の人よりも自分を上に見せることで、気持ちよくなります。
しかし、偽った自分を見せつけたところで、心にもやもや感が残るのです。
自分に誠実でありたいのなら、自己アピールするのは好ましくありません。
謙虚な気持ちで、賢く生きるべきです。
アラ探しを避ける
人のアラばかりを探すようでは穏やかな人生は望めません。
家のひび割れや雨もりする箇所を探すのはいいけれど、
厳しい目で人のアラや自分自身の人生のアラを探すのは良くありません。
家のアラ探しは修繕することろを慎重に見定める作業ですが、
これを人に応用してしまうと、人のアラ、つまり欠点を指摘せずにいられなくなります。
これでは、人との関係や人生のありがたみが薄れてしまい、ありのままの現状を肯定できなくなってしまうのです。
私も以前、妻の悪いところに気がついた時、何も考えずに指摘していました。
その結果、指摘された妻は気分を害してしまい、その場の空気は険悪なムードになります。
相手の気持ちへの配慮がなければ、私の指摘が正しくても、妻は拒絶してしまうのです。
今では、大したことのないアラは受け流し、良い部分だけを探すようにしています。
そうして相手の素敵な所を伝えると、たちまち温かい空気に変わるのです。
その方が互いに幸せになることまちがいなし。
「できない」と言うとできなくなる
多くの人は自分の限界を主張することに多大なエネルギーをついやしています。
「私には無理」とか「前からそうなんだからできない」など
思いつくかぎりの否定的なことを言って自分の限界をつくるのです。
私たちの意識はとても強力で、
何かが手に入らないとおこいこむと、自分ので設定したそのハードルをこえることはとても難しくなります。
私たちは、悪い方へと考えるクセを直すことを学ばないといけないのです。
「私にはできない」というのではなく、
「できるかわからないけど、とにかくうやってみよう」と自分に言い聞かせることが大切です。
自分の限界を口にするのはたんなる癖で、
もっと肯定的な考え方に変えられると知る必要があったのです。
過去の私は、「できない」と言って、可能性をゼロにすることで、できなかった時の痛みから逃げていました。
その逃げの思考では、楽しく生きることはできないと悟り、冷静に考えるようになりました。
失敗したとしても大したことはありません。
とにかく興味のあることはやってみようと前向きな考えです。
今まで会社が私たちを守ってくれると信じていたことに裏切られたおかげで、目が覚めました。
自分でチャレンジした方が面白いし、堅実なんだと考える等になったのです。
できるかどうかわからないけど、自分ができることをコツコツとやることはできますから。
まとめ
今回は、自分も相手も尊重して人生を楽に生きる方法についてお話しました。
- ほめるのもけなすのも同じこと
- 思いを伝えるのは今日しかない
- 謙虚になる練習をする
- アラ探しを避ける
- 「できない」と言うとできなくなる
人には、不器用な思考があって、それが原因でトラブルになります。
人間の本能の良いところは自由にさせて、
今の時代にそぐわないところは、制御するべきです。
それには、日頃からの気づきと訓練が大切です。
感情に振り回されることなく、自分の他人もいい気分になることを目指すことが重要なのです。
気分の悪いときでも、考え方ひとつで、楽しい方向に持っていくことができます。
考え方の癖を自分で調整して、楽しい人生を歩んでいきましょう!
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