人生は軌道修正しながら進むもの!
私たちは、自分の目標や、なんとなく周りの人と同じ方向を目指して生きています。
ある時点では明確な目標としていたことでも、
時間の経過とともに知識を得たり経験を積むことで価値観が変わります。
そして、新たな目標に向かって方向転換し、再び人生を歩みはじめるのです。
人生は山あり谷ありです。
谷の挫折しそうなときに、何かを学ぶことは多いです。
今回私は、リチャード・カールソン著:「小さいことにくよくよするな!」を読みました。
著書には、100の生きるヒントが書かれています。
私は自分に落とし込みながら著書を読みました。
今回は、その中で感じた前半の5つをピックアップしてお話していきます。
特に人生が辛いと感じる方向けのお話です。
何か参考になることがあれば嬉しいです。
人生を楽に生きる方法
しんどいと感じる人生を楽に生きる方法は、自分の考え方を変えてみることです。
自分の人生を良くしようと考えたり、行動することは当然。
しかし、それらの自分の人生を良くしようとするあまり、逆に働いてしまうこともあるのです。
私はアラフィフになって、努力が空回りしていることに気付かされました。
ちょっとのボタンの掛け違いというか、捉え方を変えるだけで、大きく変わるのです。
じんどいと感じた人生が楽になります(バラ色ではありませんが…)。
人生を楽に生きる方法①:今よりもっと良いものを求めてばかりいると苦しくなる
今よりもっと良いものを求めてばかりいると苦しくなることに気づく人は少ないです。
現状に満足して感謝することが大切だったのです。
そうすれば、幸福感に満たされます。
私たちの多くは、欠点をほじくり出して無理やり直そうとしています。
欠点ばかり気にしていると、不満だけがふくらんでいくのです。
「もっとよくなるはずだ!」と思い込むことをやめること。
「今のままで十分だ!」と自分に言い聞かせることです。
「足るを知る」ことが大切です。
もっともっとと考え、週末になると買い物に出かけたりします。
その結果、ただでさえ部屋の中がモノで溢れている状態なのに、追い打ちをかけることにないるのです。
そんな浪費をするよりも、逆にモノを減らすことをオススメします。
部屋の中をモノで溢れさせるより、不必要なモノを処分してスッキリささえたほうが幸せに感じるからです。
モノに埋もれた生活はストレスになるのです。
私たちはとても恵まれています。
水、水道、電気、インターネットなどのインフラが整った環境で生活しています。
当たり前だと思っているかも知れませんが、
災害などで、インフラの供給がストップしたとき、大変な思いをします。
私たちは、それらのインフラが当たり前にあることを感謝して生活するべきです。
人生を楽に生きる方法②:人の話は最後まで聞こう
「人の話は最後まで聞こう」と言われて、初めて自分が相手の話を遮っていたかもと考えるます。
私たちは、人の話をさえぎって自分がしゃべりだすことをしがちなのです。
人の話をさえぎる自分に気づくよう努力することが大切です。
人の話を遮ることで、相手を不愉快にさせてしまうことがあるので気をつけましょう。
傾聴が大事です。
笑顔で最後まで相手の話を聞いて、例え間違ったことを言っていても、訂正はあとから。
特に、家族の話はないがしろにしがちなので、丁寧に聞いてみましょう。
人生を楽に生きる方法③:いま、この瞬間を生きる
「いま、この瞬間を生きる」と言われても、理解できないかもしれません。
いまこの瞬間を生きることで心の安定を得ることができるのです。
しかし、私たちは、過去や将来のことばかりを考えています。
私たちは、さまざまなことを心配しながらいきるというノイローゼのすべを身につけていて
過去の問題や将来の不安を優先させたあげくに、不安や欲求不満や失望にとりつかれてしまっています。
将来がいまよりもっとよくなると信じて感謝や幸せを先送りしていまっているのです。
ジョン・レノンはこう言っていました。
「人生は、ぼくらがほかの計画を練っているあいだに過ぎていくんだよ」と
私たちにはいましかないのです。
自分の人生をコントロールできるのはいましかない。
いまこの瞬間に焦点をあてれば不安を押しのけることができるのです。
不安は将来起こるかもしれないことにくよくよすることで生まれます。
不安をなだめる最善策は、いま、このときを考えることなのです。
私が過去を考えて後悔したことは少なかったと思います。
しかし、将来ばかりを考えてずっと不安を抱えた生活をしてきました。
将来のことを考えるのは大事なことですが、度を超えてしまうといけません。
未来に気を取られすぎてしまい、不安を抱え苦しい日々を過ごしました。
本当に苦しかったです。
いまでは、未来のことを必要以上に考えないようにしています。
考えたとことで、仕方ありませんから…
そして、いまできることをやりながら、「なんとでもなるさ」と考えることで不安はなくなります。
行動すること、そして、楽観的に考えることが重要なのです。
人生を楽に生きる方法④:人生は非常事態ではない
人生は非常事態ではないのです。
人生は非常事態だと信じたがために、家族や夢をないがしろにしている人が多いです。
小さなことを大事に仕立てあげています。
家族よりも仕事に気持ちを持っていかれ、何が重要なのかを冷静に判断できなくなっている。
仕事だから仕方がないと自分と家族に言い聞かせている人は多いです。
サービス残業、休日出勤、プレッシャー、ストレスに耐える日々。
これが当たり前だと思いこんでいるのです。
私たちは人生の目標を真剣に考えすぎです。
そうするあまり、それに到達する過程を楽しんだり、たまに気を抜くことを忘れている。
ありきたりの優先順位にこだわり、それを幸せの条件に仕立てあげます。
自分の計画通りにいかなくても人生は進んでいくものです。
人生は一大事ではないと認識することが重要。
私は、人生は一度きりなので完璧なものにしたいと考えていました。
肩に力が入りすぎて、ストレスを抱えたり、不安に悩んできたのです。
もっと気楽に考えても良かったんだと今となって思っています。
やるときはやるし、休むときは休む。
頑張りすぎるて空回りしていました。
人生を楽に生きる方法⑤:悪い気分に流されない
私たちは、悪い気分に流されてしまうことが多い。
気分は裏切り者です。
気分がいいとき、人生は最高だと感じます。
客観性、常識、知恵が発揮されるのです。
逆に、気分が落ち込むと、生きるのがしんどく感じます。
人は自分が気分に支配されていることに気づいていません。
だから、突然人生がしんどくなったりするのです。
いい気分のときはありがたく思い、悪い気分のときは優雅にやり過ごすことが大切。
悪い気分のときは、「たしかにいま自分は落ち込んでいる、気分はどん底だ。
こんなときはいつも否定的なことしか思いつかない」と自分に言い聞かせるのです。
目標に向かって努力していて、なかなか成果がでない状況の時は、
自分には無理じゃないかと考えてしまうことが多いです。
そして挫折するのです。
「いまはまだ」と考えて、努力を継続することが重要です。
気分という悪魔に騙されないことです。
まとめ
今回、リチャード・カールソン著:「小さいことにくよくよするな!」についてのお話でした。
しんどいと感じてきた人生をもっと楽に生きる方法が詰まった本でした。
特効薬のようにすぐには効果あるとは言えませんが、いい方向に考えるクセをつけていくことが大切です。
- 今よりもっと良いものを求めてばかりいると苦しくなる
- 人の話は最後まで聞こう
- いま、この瞬間を生きる
- 人生は非常事態ではない
- 悪い気分に流されない
その時点でベストな選択であっても、知識の習得や経験によって価値観が変わります。
長い人生では、その時の価値観に方向転換をしながら進むものです。
柔軟な考えで、変化を受け入れ、行動し、時々休むことです。
人生は一度きりです。
冒険の人生に困難はあるかもしれませんが、彩り深いモノになります。
自分の人生を楽しんで歩んで生きましょう。
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