人は必ず死ぬことは分かっているが、どうしても他人事になる！
生き物には必ず死が訪れます。
人も同じで必ず死にます。
だけど、自分の死に関してどこか他人事というか、自分と死について実感がないのが現状です。
なので、ガンジーの言葉の
「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい」
は、理解はできるけど、明日死ぬと思うことができないのが本音です。
しかし、先日、私の知人の訃報が届きました。
私はその人のことを尊敬していたわけではありませんが、「この人は死なないだろう！」という部類の知人です。
この訃報に死って本当にあるんだという感覚になりました。
自分も必ず死ぬんだと…
この死が訪れる感覚になり、「明日死ぬと思って」というところが、近くなりました。
明日死ぬと思うと、さっきまで感じていたストレスなんかどうでもいいやと思うようになったり、人生後悔しないためにどうすべきか？なんて考えてしまいます。
人生の後悔の多くは、「チャレンジしないこと」と言われています。
なので、チャレンジは大事だし、時間についても大切だと再確認してしまいます。
今回は、時間について考えていきます。
お金が大切だということは、ほとんどの人が当たり前に考えているので、お金よりも時間の方を重視するとお金と時間がいいバランスになるんじゃないかと思います。
特に時間の余裕がないと感じている人に対し、何かの参考になれば嬉しいです。
時間とお金と幸福について
私たちは時間よりもお金に注目しがちです。
お金がなければ生活できませんからね。
しかし、お金に余裕があっても時間の余裕がなければ幸せになれないのです。
お金があって暇な人がいいかというと、そうではありません。
お金があって、時間の余裕を感じている人が幸せだということです。
時間に余裕があると感じている方が仕事のパフォーマンスが上がります。
忙しいというまやかし
現代人は忙しくて時間がないと考えがちになっています。
本当は時間を作ることができるのに、優先順位をつけることができないため、混乱していたりします。
時間がないという感覚に陥るせいで、判断力が低下するのです。
こういう、時間がないと感じるストレスは、仕事のパフォーマンスを低くしてしまうのです。
時間を優先に考えると
お金より時間を優先に考えると、
幸福感が高くなります。
自分の置かれる立場に関係なくです。
お金があっても、なくても関係なく、
結婚していたり、していなかったりに関係なく、
子どもがいようがいないことに関係なくです。
人間関係がよくなります。
時間を大切にすることで、家族との関係もよくなります。
私は、よく忙しいと考えてしまって、家族の用事に積極的ではありません。
家族で買い物に出かける時間が惜しいと思ってしまっていました。
しかし、心を入れ替えて、家族との買い物や妻の美容室に行くために時間を快くさくことで、全員の幸福度が上がるのを感じました。
どうせ行くのなら、楽しんだ方がいいということです。
これは、お金にも言えることで、どうせ外食するのなら100円200円ケチらないで楽しんだ方がいいのです（最近までこれができなかった…）。
仕事のモチベーションが上がります。
意識的に時間の心理的余裕を持つことで、趣味やリラックスに時間を費やすことができます。
ストレス解消ができて、仕事の質が向上します。
メンタル的にもいいですね。
手っ取り早く時間を作る方法
私たちが生活している中では、気づかない所で時間が取られています。
これらを解消することで、時間敵余裕を作ることができるようになります。
ニュースダイエット
私たちが重要だと思ってきたニュースに時間を費やすことは、実は非効率的だったのです。
需要な情報は人やネットから自然に伝わってきます。
新聞やテレビから積極的に問いこんでいた情報の殆どは、不必要だったのです。
これらに時間を費やすのなら、本などを読んだほうがずっといいでしょう。
さらにニュースによって、時間の他、私たちの思考のリソースが奪われているのです。
ニュースは感情にも作用してしまうので、見ない方がいいでしょう。
私もニュースを見ないようにしましたが、何も困ることはなく、別なことに集中できるので、ニュースダイエットはかなりオススメです！
人間関係をダイエット
時間を重要視すると、なんとなく絡んでいた人に時間を費やしていてことがわかります。
本当に大切な人との付き合いをすることが重要です。
別に絶交することではありませんし、自分が必要な付き合いをするだけですから。
シンプルに考える
物事をごちゃごちゃに考えるのをやめることが大切です。
あれもこれもやらなきゃと考えていては、意識が他のことに移ってしまい、タスクに集中ができません。
シングルタスクでしっかり一つ一つこなしていくことです。
時間に余裕がない人が陥る罠
時間に余裕がないと感じている人が陥りやすい罠は以下の通りです。
時間に余裕がない人が陥りやすい罠
- テクノロジー
- お金へのフォーカス
- 時間の過小評価
- 仕事目的
- 暇な時間が耐えられない
- 未来の時間を低く見積もる
テクノロジー
テクノロジーの進歩で私たちの暮らしは豊かになりました。
その一方で、そのテクノロジーによって、私たちは侵されています。
スマホなどで、24時間世界中どこでもつながることができるようになりました。
しかし、そのことによって、私たちの自由な時間が侵されているのです。
定期的にチャットやメールを確認しなければと考えたりします。
それはリラックスしている時間を奪う行為です。
せっかくリラックスしていたのに、途中で仕事の邪魔が入ると、もとに戻るのに30〜120分かかってしまいます。
これでは、ストレス解消できません。
いつでも仕事ができてしまうと考えると、脳は休まらなくなります。
なので、仕事と離れる時間を決めて、しっかり自由な時間を満喫することです。
お金へのフォーカス
私たちはどうしてもお金にフォーカスしすぎます。
幸せにはより多くのお金が必要だと考えてしまうからです。
お金はただの道具であって、絶対的な価値などありません。
自分の時間を時給換算してしまう人がいますが、かなり危険です。
時間を使うことが惜しくなってしまい、幸福度が低下します。
時間の過小評価
私たちは時間よりお金を増やしたいと考えがちです。
だから、時間外業務を積極的に励む人がいるのです。
確かにお金になるので、理解できますが、自分の時間を過小評価し過ぎです。
小銭を追って時間を犠牲にしてしまう思考です。
それは、時間をひたすらムダにしてしまうのです。
本当にもったいないし、気をつけなければならないと思います。
仕事目的
時間よりも仕事に目的を見出そうとしがちになります。
仕事やお金を稼ぐことが重要だと考えるからです。
収入を自尊心にする人が多く、お金ばかりに心を奪われていては不幸になってしまいます。
暇な時間が耐えられない
ハードワークな人ほど、リゾート地でリラックスできずに逆にストレスを感じてしまいます。
人間はじっとしていることができないのです。
しかし、何もしない時間って重要です。
ぼーっとすることで、リラックスできたり、アイディアが生まれてきたりします。
だけどできない人が多いのです。
あえて何もしない予定を入れたりすることは大切なのです。
私は、なにも考えないで散歩したりしています。
未来の時間を低く見積もる
今は忙しいけど、未来は暇だと安易に未来の時間を低く見積もりがちになります。
今が忙しければ、未来も忙しいことの方が多いのです。
安易に未来を暇だと考えて、他人からの依頼を引き受けてしまうと、さらに時間敵余裕がなくなります。
安易に先の予定を入れない方が無難です。
まとめ
時間というのは軽視しがちになりますが、幸福に直結しています。
明日死ぬと思って生きることができると、大抵のことに挑めるようになるでしょう。
なかなか難しいかもしれませんが、そのように考えることは大切です。
時間に余裕があると考えると、幸せな気分になります。
逆に時間がないと感じていると、心に余裕がなく、幸福感が低くなりやすいです。
時間はみんなに平等で、だれでも1日24時間です。
この決まった時間を有意義に使って、自分の人生を切り開いて行くのです。
明日死ぬつもりになると、今まで気になっていたことも気にならなくなったり、小さな事がどうでも良くなります。
お金も大切ですが、時間はもっと大切です。
時間をムダにせず、１度の人生を歩んでいきましょう！
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