安定した収入があっても、手残りが少なくてやってられない!
大企業で働くことができれば、人生安泰だったのは過去の話。
変化のスピードが増し続ける今の時代は、盤石だと思われた大企業がいつどうなるかわからない状況。
シャープ、東芝という超有名な大企業だって、時代の潮流によって、セルフコントロール不可能な状況に。
このように変化の激しい時代に生きているにも関わらず、多くの人達は「安定」という媚薬に麻痺し、過去と何ら変わらない世界を信じ込んでいる。
自分のことを現場の人たちよりも優秀な人間だと勘違いしている幹部連中の命令を遂行する社員はたちは、身も心もすり減らしている。
安定収入は得られるものの、懐に余裕などなく、会社ではボロ雑巾のように扱われ、とても幸せを感じているとは思えない。
いつも自分は上級国民的な空気を醸し出している一部の上層部は、偉そうな事を言い放ち、プライベートでは外国車を乗り回し、優越感に浸っている。
現場の人間は、週末に買い物や外食を楽しみ、つかの間の安らぎで新たな活力を引き出していた。
この理不尽極まりない状況に我慢ができず、会社を去ることにした(退職理由は他にもある)。
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昭和の成功にしがみついている
平成の時代は、「失われた30年」と言われている。
経済成長ができず、デフレの時代。
物価は安いが、給料が上がらない状態。
多くの国では、経済成長し、給料が上昇しているにも関わらず。
今現在においても、思ったように経済成長しない状況は変わらずなのに、昭和時代の高度経済成長の栄光にしがみついている。
昭和から平成になってバブル時代が終演を迎えた後も、給料は安くても、心が豊かだった。
仕事が多忙でも、みんなで乗り越えようと笑いがあった。
平成の時代が進むに連れ、多くの業態で売上が低迷し、人員削減、派遣労働者が多くなった。
そのことから、心の余裕と笑いが減っていったと感じている。
成功よりも失敗に目が向くようになり、失敗しないように行動しなかったり、他人の失敗を非難する人が多くなったように感じている。
そんな日本は自殺者が多い国に成り上がってしまった。
時代の変化に対応できておらず、勤労第一主義の状態。
有給休暇を取得しない、サービス残業が当たり前で、幸せから遠ざからなければ、低い評価になってしまう。
何のために仕事をしているのかわからない。
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幸福を感じて生きていく
会社員でいれば、安定と安心を得ることはできる。
これは、保険と同じようなこと。
安心をお金で買っているようなものです。
会社や上層部に搾取され続ける。
命でもある、大切な自分の人生の多くの時間を費やし、会社に労働を提供している。
それで受け取れる金額は、決まりに則って、低く抑えられる。
安定という文字は、安く定まるとなっている
今の収入のために、貴重な時間を犠牲にしていて、どうだろうか?
もう少し自分の時間がほしいのではないか。
時間がないために、諦めていることだってあるかもしれない。
ジムに通って、体を引き締めたい。
もっと映画を観たい。
家族との時間がほしい。
副業をやってみたい。
バランスが悪いと感じているはずだ。
QOLを高めて、自分の時間を生きるべきなのだ。
そうすれば、いまよりもずっと幸せを感じることができるはず。
そうするために、方法を考える必要がある。
私は仕事を辞める決断をしたが、容易ではなかった。
今の収入がなくなる訳だから、どうしようと悩んだ。
結局は、生きていく方法を見つけるのが基本。
なんとなく、今の仕事を辞めると生きていけなくなると勘違いしている。
今の仕事をやめても、生きていく方法はある。
収入と支出のバランスが。
今は、資本主義の波にのまれて、浪費、消費することが当たり前になっている。
それをコントロールすることで、生きてはいける。
家、車、保険、スマホ、外食などの大きな支出を見直すことだ!
これでかなりの支出を抑えることができる。
あとは、収入。
仕事を辞める前に、できるだけ蓄えを増やすことが肝。
それと同時に、QOLを満たせる転職先を探す。
なんだったら、アルバイトでも生きていける。
週2日だけ介護の仕事をして、幸せに生きている人もいるので、参考になると思う。
要は、自分の時間を有意義に使う人生にすること。
今までのようにダラダラ暇を浪費していては、幸せにはなれない。
真剣に生きてみることだ。
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仕事は楽しいもの
今はサラリーマンをしているが、仕事自体は楽しい。
楽しい仕事をして、毎月給料を頂けるのは、本葉にありがたいこと。
おまけに、社会保険料と年金の半分を負担してくれて、その他にも労働保険、雇用保険も会社が負担してくれている。
なんと恵まれていることか。
これを知っている社員はほとんどいない。
もっと、会社に対して、ありがたいと思ったほうがいい。
いい仲間がいると、その人のために頑張れる。
そして、その頑張りが仲間の笑顔に変わる。
最高の気分になる。
自分が社会の役に立っていることを実感できることは幸せなのだ。
このように、仕事をすることで、幸せになるはずなんだけど、現実はそうではない。
いい人間も入れば、悪い人間もいて、それが自分を攻撃してくる。
せっかく、幸せな環境にいるはずだったのに、辛い思いをすることになり、疲弊していく。
幸せが遠ざかっていく。
相互の思いやりが必要なのだ。
人と人が協力しあい、シナジー効果を発揮する。
今の社会は、足の引っ張り合いが横行している。
それもあり、日本における労働生産性が低いのだ。
誠に残念…
新しい自分を見るける
誰もが幸せになりたいはずだ。
しかし、具体的に何がどうなれば幸せなのかなんてものは、わかっていない人がほとんど。
とりあえず、たくさんお金があれば幸せになると安易に考えてしまう。
それは自体は間違いではないが、絶対でもない。
お金が原因で苦しいのであればそうだし、お金で自分のやりたいことが叶うのであればそうだ。
やみくもにお金があればいいってもんじゃない。
お金は道具であって、幸せそのものではないのだから。
生きるためにお金が必要だし、幸せのために時間も必要。
このバランスを考えながら、少なく生きていく方法とお金を得る方法を考え続けることだ。
私は、時間を得ることを選んだ。
時間を得て、勉強したい。
知らないことが多すぎる。
そこから、収入増になればもっといい。
それには、時間を要するので、そう心得ておく必要がある。
自分を甘やかさず、厳しすぎず、いい頃合いでやっていく。
アラフィフだけど、遅いってことはない。
やろうと思った時が最適なんだから。
関連記事:心が訴えることに耳を傾けてみよう!幸せな人生を歩むために
まとめ
私の周りには、昭和時代の栄光に縛られたままの人が多い。
サラリーマンで安定収入を確保し、人生を歩んでいく考えの人たちだ。
サラリーマンでいることが当たり前で、仕事を辞めて次はどこの職場?といった具合に。
サラリーマンで人生の貴重な時間を浪費したくないと考えるようになった。
昔は貧しくても心に余裕があり、それなりに幸せを感じることができた。
現在は、人員削減、派遣労働などの厳しい環境で、心の余裕がなくなり、苦しいと感じる人が多くなった。
笑いがない状態になった。
その幸せを感じられない状況から抜け出すためには、自分の時間を確保しながら働ける場所を見つけることだ。
収入が少なくなっても、支出を最適化すれば、生きていくことはできる。
QOLを高め、自分の時間を生きるべきなのだ。
そして、自分の人生を本気で生きるべきなのだ。
もっと多くの幸せを感じるべきなのだ。