今の時代は、生きづらい世の中であります。
便利な世の中ではあるものの、何か生きづらさを感じている。
例えば、自分に自身を持つことができなかったり、なんとなく未来に対する不安を抱えていたりしている。
本記事では、この何だかわからないモヤモヤしたものをはっきりさせることで、対策してみようではないかと思うのです。
それでは、まずはじめに結論から申し上げてしまうわけですが、「自分に素直になること!」が重要だということです。
筆者は30年以上サラリーマン生活を送ってきましたが、職場の人間関係に嫌気が差し、楽に生きたいというよりは、まずはどん底に沈んだ自分を取り戻すため、退職を決意しました。
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競争社会に嫌気が差す
いったい自分は誰と競っているのだろうか?
自分は自分の人生を歩んで来れただろうか?
いや、自分の人生なんて歩んできていない。
現代社会の洗脳にかかっていたのだ。
会社のために訳のわからない「やる気あるあるレース」に参加させられ、一生懸命身を粉にして働くのだ。
もちろん、報酬の為に労働するのだが…
自分の気持なんか無視して、とにかく一生懸命会社のために働く。
会社の経営状況を少しでもよくするため、サービス残業が当たり前の雰囲気を上司が作る。
売上が悪くなったら、社員を奴隷化し、人件費を強引に削る。
これは、はっきり言って、労働搾取なのです!
会社で平和に過ごすためには、お利口さんでいなければならない。
上司の命令が絶対の状態。
確かにそのとおりではあるけど。
もし、会社が社員の人間性を奪うのであれば、その会社を疑った方がいい。
たとえ、大手の大企業でもだ。
約30年前の平成不況と言われたときから、働くことがとても辛いものだと感じている人が多くなったようだ。
辛いのが当たり前と多くの人が思っている。
ということは、1日の1/3以上の時間が労働なので、人生の大半が辛い時間になるということだ。
これでいいわけがない。
自分の置かれた環境を見直してみるべきである。
関連記事:サラリーマンで有り続けることは搾取され続けるということ【経済的奴隷】
生きづらい理由
生きづらさを感じるのは、他人が悪いからだろうか?
確かにそれもあるけど、結局は自分なのだ。
生きづらさを感じる大きな理由は次の2つ。
- 他人と比べてしまう
- 自分を責めてしまう
他人と比べてしまう
普段の生活にSNSが入り込んでいて、便利な半面、悪影響もでているのです。
SNSの投稿は、最高の状態の自分だったり、リア充を自慢した投稿が目立ちます。
それを見た人は、自己肯定感が低くなってしまうのです。
自分がしょぼく感じたり、本当の自分を隠して、自分を過大評価させようとします。
要するに、本当の自分が見えなくなり、勝手に落ち込んだり、本当の自分を否定するのです。
自分を責める
自己肯定感が低くなった人は2つのパターンに別れます。
- 承認欲求型
- 自己否定型
承認欲求型は、本当の自分を認めたくないため、見たくない自分に蓋をし、自分を過大評価してしまいます。
そのため、承認欲求が強く、キラキラ自慢をします。
自分は高貴な人間なんだと…
逆に、他人のキラキラを見たことで、比較してしまい、自分はダメだ!と自己否定し、抑圧してしまいます。
どちらも自分を見失っている状態です。
本当の自分を見つけ出し、ありのままの自分を素直に認めることが大切です。
これが自分なのです!
自身を持って飾らない自分を出しましょう。
いいじゃないか、ありのままの自分でも。
今の自分を認め、自尊感情を持つのです。
そうすることで、普段の生活の何気ないことにでも、感謝の気持ちが生まれます。
そして、それらが幸福感になっていくのです。
生きづらい生活から開放されて、やがて幸福感を得た生活になるのです。
社会の価値基準は、できるかできないかといった白黒をはっきりつけたがります。
これを二元論といいます。
この二元論にこだわっていると、自分を見失いがちになります。
できるかできないかではなく、60点くらいできます的な採点方法でもいいと思うのです。
二元論の考えだと、新たな挑戦ができなくなります。
できるだろうかという恐怖・不安に襲われるからです。
まぁ、80点目指してチャレンジしようという、気楽にできる考えの方がいい成果を得ることができるでしょう。
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まとめ
便利になった現代ですが、生きづらさを感じやすいです。
多くの人がSNSを利用し、他人の姿をいつでも確認できるような時代なのです。
その弊害が、自分と他人を比べてしまうということ。
そして、自分を否定したり、過剰評価したりして、生きづらくなっていきます。
自己観察で本当の自分を見つけ出し、さらけ出すことで、自尊感情を持つことができます。
そして何気ない生活の中で、感謝ができるようになります。
さらに先には、幸福感を得ることができるようになります。
他人を気にしないようになると、生きづらかった生活から開放され、幸福な生活を送ることができるようになるのです。
SNSは自分を他人を比べるツールではありません。
他人から勇気や元気をもらったり、反対に自分の頑張りで他人を勇気付けたりする、ポジティブを双方向にやり取りするツールなのです。
SNSを有効活用しましょう!