社会人になって、仕事をするようになると、多くの人を交わることになります。
コミュニティの中には、自分にとっての「いい人」「悪い人」両方のタイプが必ず混在しています。
その一部の自分にとっての「悪い人」と接することで受けるストレスに悩まされた経験がある人は多いでしょう。
一時的に腹が立って、後で同僚に話を聞いてもらったらスッキリした程度のものであれば特に問題はありません。
問題なのは、ストレスを抱え、継続的に不安を感じたり、自分に自信を持てなかったり、いつも嫌悪感を抱いている状態です。
私は、パワハラなどで、このような辛い経験があります。
関連記事:上司のパワハラで心身が限界になる前にー自分ができることをして幸せに暮らすために
本記事では
- ストレスを抱えている方
- 人間関係に悩んでいる方
- ストレスでメンタルが落ち込んでいる方
に向けて、私が経験したことをお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- ストレスケアの大切さがわかる
- ストレスへの対応方法がわかる
- メンタルが向上する
ようになります。
しばらくの時間お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- ストレスの嫌悪感を排除することはできない
- 自分の思考を向き合うことが重要
- ストレス対策をすることが大切
ということです。
詳細は後述していきます。
ストレスをどうにかしたい
どの職場でも、すべての人といい関係を築くのはムリだと考えた方がいいと思います。
私は、転勤で職場が変わった経験がありますが、どの職場にも、「めんどくさい人」や「自分よがりな正義感を持っている人」はいました。
この人たちは、少し気を使うことで特に大きな問題になったり、自分が大きなストレスを受けることはありませんでした。
しかし、「パワハラをする人」や「自分の激しい感情をぶつけてくる人」と一緒に仕事をするとなると、仕事がうまく運ばなくなったり、他人への攻撃で、心身共に疲れ果ててしまうことが起きます。
ストレスというのは、外から受ける刺激に対して起こる自分の反応なのです。
どんな悪態や攻撃にも気にしなければストレスになりませんが、人間はそのようにはプログラムされていないので、対策が必要なのです。
- ストレスを排除しようとすると余計に強くなる
- ストレスから受ける嫌悪感と向き合う
ストレスという気分の良くないものを排除したいと思うのは普通のことです。
しかし、残念なことに、それに成功した人はいないのだと思います。
外部刺激によって自分が反応して作り上げた物語は、排除しようとすればするほど、大きくなります。
繰り返しネガティブに考えてしまって、落ち込む一方ではなかったでしょうか?
なので、ストレスを排除しようとすることは、ムダに消耗してしまうので、やめにしましょう!
次に、ストレスの嫌悪感を観察してみましょう。
「この嫌悪感は、胃のあたりがムカムカしている」とか。
この嫌悪感としばらくのあいだ付き合うことになるので、あきらめることです。
「仕方ない」と考えます。
あとは、自分を俯瞰して観察してみましょう。
「自分は〇〇さんの態度が許せない!」と感じていたら自分自身に対し「それは大変ね!どうあがいても、〇〇さんは変わらないから、考えるだけムダだよね」と他人事として捉えてみることで、気持ちが楽になります。
自分の思考を観察してみることです。
より多く実践してみることで、うまくできるようになるはずです。
慢性ストレスの悪影響
ストレスには一過性の「急性ストレス」と長期に及ぶ「慢性ストレス」があります。
急性ストレスは、「締切が迫っていてヤバイ!」とか「気合を入れて挑まないとならないプロジェクト」と際に生じるものです。
一方、慢性ストレスは、上司のパワハラで悩んでいるようなものです。
急性ストレスは、より高い集中力を発揮し、私たちをやる気にさせてくれる効果があるので、プラスに働くストレスです。
慢性ストレスは、私たちの身体を蝕むリスクが高いので、避けるべきものです。
- 血糖値の上昇
- リーキーガット
- 免疫力の低下
- 肥満
- 不眠
- うつ病・不安症
- 脂肪肝
- 心疾患
慢性ストレスによる悪影響が大きいので、普段から事項で解説する対策が必要です。
関連記事: あなたの慢性疲労はリーキーガットが原因かも?
ストレス対策について
慢性ストレスは、私たちに悪影響を及ぼすので、普段から対策をした方がいいでしょう。
その対策は次の通りです。
- ストレスを確認
- SNSやニュースを見ない
- ストレス源の人と関わらない
- 運動をする
- 瞑想をする
ストレスを確認
自分がどんなストレスを感じているのかを確認してみましょう。
そのストレスは、一時的なものか、長期的なものなのか。
一時的なものであれば、自分にプラスなものと受け入れ活かしましょう。
慢性ストレスになる場合は、これから解説する様々なストレス解消法を実践してみましょう。
最悪の場合は、転職を考えてみることも必要になるかもしれません。
関連記事:アラフィフ男が退職願を提出した件(子育て終わってないのにいいのかよ!)
SNSやニュースを見ない
ストレスの原因として、SNSやニュースがあげられます。
多くの研究でSNSを見ることで、メンタルが悪化すると言われています。
他人の「リア充」を見て、「自分は他人と比べて不幸」と感じたりするそうです。
ニュースについては、視聴率を稼ぐために、ネガティブで悲惨な内容を流すことが多く、これらを見ているとメンタルが病みやすくなるのです。
SNSやニュースを見ることが習慣になってしまっている人が多いと思います。
SNSをうまく活用できなければ、やめた方がいいし、ニュースもあってもなくてもいい情報ばかりなので、積極的に情報を取りに行かなくてもいいのだと思います。
ストレス源の人と関わらない
ストレスに原因になっている人を可能な限り避けることがいいです。
どうしても関わりがある場合は、必要最低限に抑えましょう。
必要以上関わってしまうことで、やり取りが増え、ストレスの基がが多くなってしまいます。
「私はあなたに興味ないです!」的な空気を醸し出してもいいかもしれません。
「仕事に集中しているので声をかけないでください!」的な雰囲気でもいいかもです。
運動をする
運動はストレス解消方法としてよく聞きます。
運動をすることで、メンタルが改善するという研究結果も数多くあるように、科学的に実証されています。
運動は脳に良い作用があるので、高揚感を得ることができるなど、様々なメリットがあるので、かなりオススメです。
関連記事:【こころとからだの健康】運動することはメリットしかなく、運動しないは損である!
瞑想
瞑想は馴染みがないのかもしれませんが、かなり有効だと感じています。
即効性は期待できませんが、毎日続けていると、自分を客観的に見られるようになります。
地味ですが、これもかなりオススメです。
関連記事:マインドフルネス瞑想でストレスと不安を解消したい【瞑想の効果】
その他のストレス対策
- 自然に触れる
- 太陽の光を浴びる
- 読書
- 笑う
- 自分に厳しくしない
- 「NO」と言えるようになる
- 完璧主義にならない
- 健康的な生活(食事、睡眠)
まとめ
ストレスというのは、起きた事象や他人の態度や言動を受け、自分というフィルターを通して自分の思考が創り上げた物語が影響しています。
ストレスを受けるといい気分にはならないので、排除しようと考えます。
しかし、排除しようとすると、余計にそのストレスに悩む結果になるのです。
なので、自分自信を観察し、どういったことに苦痛を感じているかを確認します。
そして、それを受け止めることが重要になります。
自分を俯瞰して自分の感情と向き合うことが大切です。
普段からのストレス対策を意識することで、慢性ストレスを回避しましょう。
- ストレスを確認
- SNSやニュースを見ない
- ストレス源の人と関わらない
- 運動をする
- 瞑想をする
- 自然に触れる
- 太陽の光を浴びる
- 読書
- 笑う
- 自分に厳しくしない
- 「NO」と言えるようになる
- 完璧主義にならない
- 健康的な生活(食事、睡眠)
など。
私たちに有害なストレスを解消し、楽しい人生にしていきましょう!
関連記事:頑張りすぎで心も体も疲弊してる!ーもっと楽に生きてみる【幸せな人生にする】