戦後の日本の教育では、大規模な一流な会社で働き、60歳になったら引退して、老後は、退職金と預金の金利で過ごすことが、一般的に考えられていました。
昭和の右肩上がりの高度経済成長時代は終焉し、バブル経済が弾けた跡の日本経済は、右肩下がりの「失われた30年」とも言われています。
成果各国では、経済成長している中、日本では30年以上経済が停滞しているのです。
そんな時代の現役世代である、私達は、何を目標にして働いているのでしょうか?
決して楽ではない仕事をして、上司やクライアントに叱られたり、仕事仲間から攻撃をされたり、踏んだり蹴ったりだと感じている人も多いのではないかと思います。
そんな私達労働者に未来はあるのでしょうか?
老後2000万円問題で騒がれるなど、少子高齢化の時代に生きる人達に、明るい未来は今現在、何も見えてこない状況です。
では、この先、何を目標に人生を歩めば良いのかわからないので、未来の不安を抱えたまま、日々働いているのです。
本記事では
- 将来が不安な方
- 仕事にストレスを抱えている方
- 笑って生活したい方
に向けて、将来のために考えることをお伝えします。
なにかの参考になれば幸いです。
本記事を読みすすめることで
- 自分の未来の問題がわかる
- ストレスから開放される方法がわかる
- 楽しく生きる方法がわかる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 今の仕事をやり続けた結果、将来の自分の姿を想定する
- それで幸せになれるのかを考えてみる
- 将来、幸せになれないと感じたら、今の環境を変える
ということです。
詳細は後述していきます。
このまま今の仕事にしがみついていても、将来の幸せでない自分が想像できる
私は、同じ会社でサラリーマンを30年以上続けています。
仕事を続ける上で、時には辛いこともありましたが、周りの仲間と励まし合いながら、頑張ってきました。
なので、それなりに平和でしたし、充実していました。
働く人は新陳代謝をします。
外部からの中途採用や、上層部もいきなり外部から登用されるので、私達の働く環境はかなり変化しました。
そうして、私は、数年前からパワハラを経験したり、人間関係が劣悪な環境で働くことになったのです。
参考記事:【仕事行きたくない】職場の人間関係で疲弊していた私を変えた5つの事
職場の環境が平和でなくなったので、どうしたらいいのか常に考えるようになりました。
そのなかで、定年までのことを想像してみました。
私は定年まで約10年で、再雇用を合わせると約15年あります。
国が推し進めている政策が遂行されれば、70歳までの約20年間の労働です。
働くこと自体、可能だと思います。
しかし、私の心が拒否反応を示しています。
今の安定収入を得るために、私の心が蝕まれ続けています。
これは、職場の環境が悪いためです。
安定収入を得ることができているので、世間一般的には、幸せに見えるのだと思います。
しかし、この状況の私は幸せとは言えないのです。
心が疲弊したまま働き続けても、60歳からの収入は激減します。
収入が減少した状態でさらに10年間の労働です。
労働条件が何も向上することのないことが、容易く想像できる未来の私。
良くはならなくても、悪くなることが多いのが世の常です。
ただ受け身でいるのならそうです。
この想定で自分の人生が終わってもいいだなんて、とても思えないのです!
このままだと、笑って過ごせる人生にはならない
仕事をする上で、心穏やかな環境で働きたいのが本音です。
私の妻が通う勤務先は、平和な環境なので、業務のことだけを考えればいいと、楽しんで働いています。
こういった職場はめったにないので、大切にしなければならないと思います。
楽しんで働くって、いいですね!
本来、仕事ってそういうものなのでしょう!
私達が労働する理由は、私達の労働対価として、お金をいただくためです。
日本の労働者の約90%がサラリーマンです。
サラリーマンが給料をもらう時は、源泉徴収という強制的に税金や保険料を徴収される制度で天引きされています。
その税金や保険料は、年月とともに上昇の一途です。
国が色々な理由を言って、天引きの金額が上昇しているのです。
これから先も徴収金額の増大が予定されているのを考えると、労働意欲も減退してきます。
少し前に、老後2,000万円問題が騒がれました。
財務省が言っていることに驚きましたが、よく考えてみると、理にかなっている話だと私は考えています。
しかし、目を覆いたくなるその2,000万円の情報で大騒ぎした一部の国民がいたので、臭いものには蓋状態にされました。
大きな問題を見ないようにしていますが、このことは、大いに考えなければならない問題です。
このままでは、のんびり暮らす老後は難しいということです。
この問題を解決するには
- 資産形成する
- 老後も楽しく労働する
ことを考える必要があります。
その方法については、後で述べます。
なりたくない将来の自分
今より良くならない自分の未来を想像できたところで、そういったことを目標にしたら良いのかを考えてみました。
躯体的なことが浮かんでこないので、まず、なりたくない将来の自分について考えてみることにしました。
- 老体にムチを打って働く
- 消耗した状態で定年まで今の仕事を続ける
- 笑えない毎日が嫌
- ヨボヨボな状態
老体にムチを打って働く
私は当初、60歳まで頑張って働いて、そこから先のセカンドライフは何をしようかなぁとぼんやり考えていました。
しかし、時代が変わり、そんなわけにはいかなくなりました。
資産を築けなければ、労働するしかありません。
今のような、人から人間扱いされない理不尽な環境で働くのは、絶対に嫌です。
収入と支出のバランスを程よくとり、少なくても、心が蝕むことがない仕事の仕方を選びます。
消耗した状態で定年まで今の仕事を続ける
先程も述べたように、私が置かれている労働環境は劣悪です。
毎日、ストレスを抱えて働いています。
最近は、ストレス解消が上手になったのか、うまくやり過ごせることが多くなりましたが…
この状態で、これから先も働き続けることは考えられません。
どこかで見切りをつけなければならないと考えています。
笑えない毎日が嫌
数年前のパワハラが原因で、しばらくの期間、私から笑顔が消えました。
やはり、毎日笑って過ごしたいものです。
過剰なストレスを抱えたままだと、心に余裕がなくなります。
心にゆとりを持ち、他人を思いやれる状態で、毎日を過ごしたいと考えています。
そのために、これから試行錯誤をしながら人生を歩んでいかなければと思います。
参考記事:パワハラが原因で失った笑顔を取り戻すためにとった行動
ヨボヨボな状態
私が絶対になりたくない状態が不健康体です。
アントニオ猪木さんが「元気があればなんでもできる!」と言っていたとおり、自由に動く身体と頭がなければ、労働や充実した生活を送ることができません。
健康に気をつけることはとても大切なことです。
なりたい自分
なりたくない自分を導き出したところで、その結果から、なりたい自分に変換したいと思います。
- 好きな仕事をして収入を得る
- 現在と別な環境
- 平和な職場環境
- 健康体
好きな仕事をして収入を得る
仕事って、本来楽しいものだと言っている方がいます。
確かにそう考えることはできます。
今の仕事の嫌な部分を取り払ったら、楽しく仕事ができると思いますし。
仕事が楽しくできると、何歳になっても労働は可能になります。
その労働で収入を得ることによって、老後2,000万円問題は解消できるはずです。
足りない金額が2,000万円なのかはさておいてですが…
将来、年金が減額されたら、2,000万円の計算では少なくなります。
要するに、老後には備えが必要だと考えるのが必然なのです。
考えたくないことから目を背けて、何もしなければ、大変な老後を迎えることになりかねないのです。
現在と別な環境で
今の職場環境では、楽しく働けないのであれば、環境を変えたほうが良いのかもしれません。
労働環境を変える方法は
- 転職
- 起業
転職
海外では、転職を繰り返してキャリアアップしていくのが当たり前です。
一方、日本はその反対で、同じ会社に長く務めることが評価されるのです。
しかし、最近では転職に対して、寛容になりつつあります。
転職で収入が減ることもありますが、中には、転職で年収アップした人もいるようです。
転職には、転職サイトよりも、転職エージェントがオススメです。
リンク:マイナビエージェント
起業
起業と聞くと、たいそう大きなことをイメージしてしまいます。
決してそうではなく、今では簡単にリスクなく始められる事業があります。
インターネットなどインフラが整った日本は事業を起こすのに恵まれているのです。
現在、様々な起業で、副業を解禁しています。
整ったインフラを利用して、副業をスタートさせて、老後に備えるのもアリだと思うのです。
よくインターネット上で紹介されている副業は
- せどり
- プログラミング
- ウェブデザイン
- 動画編集
- ハンドメイド
- アフィリエイトブログ
- YouTube
- デジタルコンテンツ販売
など
収入源が増えることで、老後年金問題も心配がいらなくなります。
このままでいくと、70歳、80歳になっても、働き続けなければならない状況が予想できます。
そんなよぼよぼになっても、働き続けるのは御免こうむりたいですから…
関連記事:家族の為に頑張ってきたけど、自分の気持を尊重した方がいい【一度きりの人生】
平和な職場環境
他人を攻撃する人がいない平和な職場環境であれば、心穏やかに年老いても働き続けることは可能です。
60歳までは現役社員で、その後は再雇用制度を利用して、可能な限り働くことを想定していました。
平和な職場環境の方は、その環境をありがたく思い、最大限労働力を提供するべきです。
健康体
健康に気を配ることは、豊かな人生を送るために、とても重要な要素です。
連例を重ねていくとともに進むのが老化です。
老化が進むと、身体機能や認知機能が低下していき、
なおかつ抵抗力も低下し、様々な病気に罹患しやすくなるのです。
これらを予防するのに、健康な生活を意識する必要があります。
健康的な生活を送るには
- 食事
- 運動
- 睡眠
です。
詳しいことは、別記事にまとめてありますので、ご参照ください。
関連記事:元気なアラフィフ:疲れない体の作り方【健康的な生活】
まとめ
今の仕事を続けても、先輩の姿から、自分の将来の姿を想像するのは容易にできます。
その将来の自分の姿は、決して自分が望んでいるものではありません。
このまま今の環境の悪い職場にしがみついていても、自分の将来は何も改善されていきません。
その他、老後の生活も老後2,000万円問題などがあり、どうして良いのか考えなければならないのです。
色々考えた結果
- 健康体をキープする
- 楽しく働ける仕事を続ける
を目指すことです。
それには、規則正しい生活をし、将来を見据えて、行動することです。
いつまでも心穏やかに暮らしていくことで、幸せと感じることができるのではないかと思うのです。
考えたくない事から目を背けるのではなく、どうにかできないのかと、真剣に考えてみることです。
幸せな人生を送りましょう!