毎月のスマホ料金を安く抑えるには、au、NTTドコモ、ソフトバンクなどの大手キャリアから離脱して、マイネオなどのMVNO(仮想移動体通信事業社)に乗り換える方法があります。
過去記事格安スマホに乗り換えて、お金を浮かせ、有効活用!(格安スマホ業者へ乗り換える)!で、格安スマホ業者に乗り換えて、スマホ代を安く抑える方法がありますので、参考にしてください。
本記事は、SIMロック解除について解説していきます。
SIMロック解除しなくても格安スマホ業者のサービスを利用できます。
が、今回、利用するサービスの選択の幅をもたせるために、SIMロック解除をオススメします。
SIMロック解除をする理由
携帯電話は、主に、au、NTTドコモ、ソフトバンク、楽天の電波を利用しています。
その電波は、各会社ごとに違うのです。
昔から各社、他社の端末を使えないように、ロックをかけています。
このことをSIMロックといいます。
このSIMロックがかかった状態だと、海外に行って、現地のSIMカード(通信チップ)を使うことができません。
このSIMロックについて、総務省が問題視しました。
それは、このSIMロックによって、各事業者の競争が損なわれ、私たち消費者が支払う携帯料金が高すぎるというものです。
家計に携帯料金が重くのしかかるのは問題だ!
としたのです。
そこで、総務省は、各社に規制緩和を呼びかけました。
そして、徐々にSIMロック解除ができようになっていきました。
SIMロック解除が可能になり、私たちは、自由に通信事業者の選択ができるようになりました。
そこには、格安スマホ業者も入っており、大手キャリアの半額以下でサービスを利用することも可能になるわけです。
SIMロック解除方法
さあ、SIMロック解除をやってみましょう。
今使っている端末を、SIMロック解除しても、現状のまま使い続けることができます。
今のうちSIMロック解除をしておくことで、いつでも電波の違う他社のサービスを申し込むことができるようになります。
SIMロック解除方法
SIMロック解除は
2015年5月以降に販売された端末
が対象です。
解除方法は
- インターネットで行う(無料、オススメ)
- 店舗で行う(有料)
です。
インターネットで行う
SIMロック解除をインターネット上で自分で行うことができます。
無料なので、オススメです。
しかし、中古端末は、au、ドコモ以外は、店舗でなければ行う事ができず、有料(3,300円)となります。
NTTドコモ
ドコモで購入した端末の場合
マイドコモにログイン→メニューの中から「サービス一覧」を選択→「SIMロック解除」→必要項目の入力→手続き完了
https://www.nttdocomo.co.jp/support/unlock_simcard/
中古で購入した端末の場合
マイドコモIDを作成(無料)し、手続きを行う
https://www.nttdocomo.co.jp/support/unlock_simcard/201902/index.html
ソフトバンク
ソフトバンクで購入した端末の場合
マイソフトバンクにログイン→メニューの中から「契約・オプション管理」を選択→必要項目の入力→手続き完了
https://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/
中古で購入した端末の場合
店舗のみSIMロック解除が可能
au
auで購入した端末の場合
My auにログイン→メニューの中から「契約内容手続き」を選択→「SIMロック解除のお手続きはこちら」を選択→必要項目の入力→手続き完了
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/
中古で購入した端末の場合
My au IDを作成(無料)し、手続きを行う
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/
店舗で行う
SIMロック解除を店舗で行うことができます。
この場合、事務手数料3,300円かかります。
IMEI番号確認
各端末ごとに、IMEI番号が付けられています。
この番号は、インターネット上でSIMロック解除するのに必要なので、メモしておきましょう。
IMEI番号とは
各端末ごとに割り当てられた識別番号です。
IMEIは、製造元、機種、生産国、シリアル番号をあらわす15桁の数字です。
IMEI確認方法
- 携帯電話の電話番号入力画面で「*#06#」と入力
- 設定画面を確認
例:iPhone 「設定」→「一般」→「情報」
設定
一般
情報
SIMロック解除の条件
SIMロック解除するには、各社条件があります。
ドコモの適用条件
- SIMロック解除対応端末である(ウェブサイトで確認可能)
- 購入から100日が経過している(購入代金を清算済みの場合は経過してなくてもOK)
- 端末で利用料金やお支払いが確認できる
- ネットワーク利用制限などの制限がかかっていない
ソフトバンクの適用条件
- SIMロック解除対応端末である(ウェブサイトで確認可能)
- 端末の持ち主が契約者本人である
- 購入から101日以上経っている(一括払いで購入している場合は100日以内でも可能)
- ネットワーク利用制限などの制限がかかっていない
- 解約済みの場合は、解約日から90日以内であること
auの適用条件
- SIMロック解除対応端末である(ウェブサイトで確認可能)
- 購入日を1日目とし、購入から101日が経過している(一括払いで購入している場合は100日以内でも可能)
- 契約者本人が端末を購入している
- ネットワーク利用制限などの制限がかかっていない
- 解約済みの場合は、解約日から100日以内であること
格安携帯会社に乗り換える前に確認すること
最近は、SIMロック解除することで、各社の電波を掴むことができます。
しかし、端末によっては、SIMロック解除しても周波数の違いにより掴めない電波もあり、使用できない事があります。
その会社のサービスが、使う予定の端末に対応しているかを確認しておきましょう。
同じキャリアの電波を使ったサービスを展開している格安携帯会社の場合、SIMロック解除しなくても利用できることがあります。
このことも確認しておくと、よいでしょう。