40代、50代の人は、これまでに、今の会社にたくさん貢献してきたはずです。
会社員のゴールまで、もうひとふんばり。
うれしいこと、悲しいこと、悔しいことなど様々な事が。
長年にわたり勤めてきた会社を辞めたいと考えたことは、おそらく一度はあることでしょう。
えっ、一度や二度では済まない???
若いときは、仕事をすることが、面倒になったり、新たな仕事が大きなプレッシャーとなり、逃げ出したいと思ったことは、あることでしょう。
それらを通り越した、ベテランサラリーマンが、仕事を辞めたいと考えるということは、かなり本気度が高かったりします。
そのベテランサラリーマンである私は、高卒で30年以上もの長期間、勤めてきた会社を辞めたいと考えているひとりなのです。
それぞれの理由はあると思いますが、私のように退職を少しでも考えたことがある人は、実際に退職したらどうなるのかを考えてみてはいかがでしょうか?
本記事では
- 長く努めた会社を辞めたいと考えている方
- 仕事でストレスを抱えている方
- 人間が嫌いになってしまった方
に向けて、私の経験したことなどをお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることによって
- 今の会社を辞めるべきか辞めないべきかの判断ができる
- 今後の人生を考えることができる
- 冷静に考えることができる
ようになります。
少しの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 勢いなどで、安易に退職は決めないこと
- 現状を冷静に見つめて見ること
- メリット、デメリット、事情を考え、チャンスをうかがうこと
ということです。
詳細は後述していきます。
関連記事:自分で決めたことで後悔はない!たとえ失敗でも学びになるのだから
辞めたいと悩む理由は、自分を押し殺さなければならないから
私が長年勤めてきた会社を辞めたい理由をお伝えします。
過去記事今の職場の環境悪すぎで、ヤバイよヤバイよ!(2年経っても馴染めない)に詳細がございますので、よろしかったらご参照ください。
私自信が私の心に今の思いを聞いてみました。
- 人間関係に耐えられない
- 仕事中は自分を押し殺すしか無い
- 楽しく仕事をしたいだけなのに…
人間関係に耐えられない
私の職場には、わがままな人、思いやりのない人の行為が目に余ります。
通常、何も邪魔が入らず、自分が考えたとおりに事が進むことなんて、まずありません。
仕事をしていると、自分の思い通りにならないことはよくあることです。
私の職場には、自分の思い通りにならないと機嫌が悪くなり、ブツブツ文句をぶーたれる人がいます。
その時の空気感は、ピリピリとして非常に痛いです。
他人の気持になって考えれっちゅーの!
例えば、ある人物が、会社のために一生懸命に頑張ってくれているとします。
その仕事が、ほんの少しルールから外れていたり、勘違いで的外れなことをしてしまうと、その人を否定し、協力してくれるわけでもなく、相手にしてくれません。
やさしくねーっ!
まったくもって、冷たい人。
その頑張っていた人は、疲弊しかねません。
それを見ていた私は、うまくいくようにフォローしますが、心が痛みます!
悲しくなります!
気の毒と思っていしまいます。
こんな職場、残念で仕方ありません…
一人でも心無い人がいる職場は、仕事に集中できなくなり、生産性が低くなります。
自分を押し殺すしかない
今の職場は、私が一所懸命やろうとすると、上司はそれが気に入らないらしく、ネチネチとした空気を発し、嫌悪感ありありの顔をします。
そして、色々と影で私の悪口をいうらしいのです。
パ・ワ・ハ・ラ です
さらに、仕事をしない、できない同僚をめんこちゃんにしています。
(決して僻んでいるわけではありません…)
私とめんこちゃんの意見が食い違ったときは、上司は、当たり前のように、私の意見を押しつぶしてしまいます。
100歩譲っても、私が正しいと思われることでも、私の考えが間違っているようになるのです。
そのような状況では、私の会社への思いと意見は無意味となり、自分を押し殺し、おとなしくするしかありません。
うまくコミュニケーションを取ることができないし、大切な情報が回ってこない(気がマワならいだけ)ので、色々と支障を来しています。
私は、いつも気を使っていて、窮屈に感じているので、今の仕事はとてもつまらない。
楽しく仕事をしたいだけ
仕事をしていると、当然、嫌なこともあります。
嫌なことでも、仲間と励まし合いながらやっていると、楽しい部分も出てきます。
過去の職場が、仲間と協力しながらいろいろな仕事することができたところだったので、とても良い思い出になっています。
いい職場では、個々の社員は、オリジナリティを出し、協力し合って、シナジー効果を、発揮しています。
それを潰してしまっている今の職場は、なんともったいないことをしていることか…
仕事を辞めるメリットとデメリットは時間とお金
仕事を辞めてしまうということは、デメリットが多いような気がしますが、それぞれ置かれている立場などが違うので、一概には言えません。
それでも、考えられる事を絞り出してみました。
デメリット
デメリットは、辞めること、辞めないことで発生するであろうリスクを挙げてみました。
辞めるリスク
- 収入減少 − 子供の進学、健康のための食材はどうなる?
- 不安になるかも
- 転職したとしても、良い環境であるとは限らないし、そもそもミドルエイジの転職の難易度は高いのでは?
- 社宅からの引っ越し(家賃が多くかかる)
辞めないリスク
- 人生の大切な時間を嫌な仕事に費やしてしまう
- 心が崩壊するリスク
主に、収入面のリスクと精神衛生面のリスクをどう考えるかです。
メリット
辞めるメリット
- 自由になる(心の豊かさ)
- 人生に大切なのは時間である
人生において大切なのは時間
人生において大切なのは時間だと考えると、嫌な仕事の時間を極力減らし、有意義な時間の使い方をしたい。
減らしたい時間は
- ムダな時間(無意味な会議や飲み会)
- 嫌いな人といる時間
- 嫌なことをする時間
で、逆に有意義と考える時間は
- 好きな仕事をする時間
- 運動する時間
- 読書の時間
- 旅行する時間
など。
辞めないメリット
- お金の心配がいらない
- 現在の家に住み続けられる
- ほぼ定時に帰宅できる(今までの職場では考えられない)
ここでも、収入と自由な時間が絡んできますねぇ!
今の職場で働き続けることは、収入は確保できるが、心と時間を犠牲にすること
私は、今の職場で、嫌悪を感じたら、ネガティブな感情を振り払うために、集中できる仕事に切り替えるようにしています。
集中することで、頭の中から、嫌悪を追い出してしまうのです。
嫌な仕事を続けるために、色々工夫して、自分をごまかすわけなのだ。
今の職場で働き続けることのメリットとデメリット
メリット
- ある程度の収入を確保できる
- お金の心配はいらない
デメリット
- 働くことに希望を持てない
- 人間関係に疲弊する
- 好きなことができない(中長期におよぶ事、旅行など)
- 転勤で生活が変わる
現状を見つめ直すと少しはやる気になる
何となく辞めたいと考えていると、方向性が見つけられず、消耗するだけ。
時々、真剣に考えてみることは、良いのかもしれない。
今の仕事の大事な部分が見えてきます。
- ありがたさ
- 酷さ
安定収入と時間、精神のトレードオフ
今の仕事を辞める事をどうしたら可能になるのだろうか?
収入と支出のバランスを考えてみるのは重要。
収入が少なくなるリスクがあるのであれば、どれだけ支出をすくなくできるのか。
今の生活をどれだけミニマムに変えることができるか。
収入と支出のバランスがマッチするように、なれば、辞めることは可能。
私は、子供の進学と、健康維持のための食材に支出を小さくできないので、今は、仕事を辞めることはできない。
いろいろと考えてみると、サラリーマンってかなり恵まれていることに気づいてしまう。
今の仕事に感謝しつつ、辞めるチャンスをうかがっていくのでした。
残り10年以上の期間、嫌な気持ちで仕事をすることは、稼ぐ奴隷です。
自分の好きにできないということは、金属の重りに繋がれたまさしく奴隷です。
心が不自由なのです。
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まとめ:長年勤めた会社を辞めたいと悩むなら、冷静に考えてみること
長年、お世話になってきた会社を、今になって辞めたいと悩むアラフィフの私。
- 人間関係に耐えられない
- 仕事中は自分を押し殺すしか無い
- 楽しく仕事をしたい
と私の心が苦しんでいる。
メリットとリスクは以下の通り
辞めるリスク
- 収入減少 − 子供の進学、健康のための食材はどうなる?
- 不安になる
- 転職したとしても、良い環境であるとは限らないし、そもそもミドルエイジの転職の難易度は高いのでは?
- 社宅からの引っ越し(家賃が多くかかる)
辞めないリスク
- 人生の大切な時間を嫌な仕事に費やしてしまう
- 心が崩壊するリスク
辞めるメリット
- 自由になる(心の豊かさ)
- 人生に大切なのは時間である
辞めないメリット
- お金の心配がいらない
- 現在の家に住み続けられる
- ほぼ定時に帰宅できる(今までの職場では考えられない)
まとめると、収入と時間のトレードオフが可能かどうか。
少しでも可能に近づけるには、できるだけミニマムな生活に変えて、支出を低く抑えること。
そうすれば、収入が少なくなっても、支出とのバランスがとれれば、OKです。
これらのように、今の会社を辞めることについて、真剣に考えてみると、サラリーマンって、結構恵まれていることに気付くことができます。
時々、考えてみるのも良いかもしれませんね。
注意することは
- ただの勢いで退職をきめない
- 冷静に考えてみて、条件が整っているのであればGo!
です。
いつも冷静でいられるように訓練しましょう!
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