人に頼まれると、多少都合が悪くても、断りきれずに引き受けてしまい、後になってから後悔してしまうなんてことありますよね?
だったら、「断ればいいじゃん!」と思うのですが、断ってしまうと、その場の空気が悪くなりそうだし、断りづらい雰囲気なんですよね。
ほんと、断ることが平気な人が羨ましい限りです。
本記事では
- 人に頼まれ事があると、断れきれずに引き受けてしまう方
- 本当は断りたいけど、どうように断って良いのか、わからない方
- 断らないことで、不快な思いをし、後悔した経験のある方
へ向けて、私が目指す断る方法をお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読みすすめることで
- 断らないことで発生するリスクがわかる
- 相手に気を使っていることが、かえって相手の迷惑になることがわかる
- 断った方が良いということがわかる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 「ノー」といえるメンタルを鍛える
- 論理的に考えて、「ノー」と言ったほうがいい
- 自分に正直になろう!
ということです。
詳細は後述していきます。
ノーと言えない性格は、よろしくない
私は、場の空気が悪くなることがとてもイヤです。
あのピリピリする感じが大嫌いです。
なので、場の空気感が悪い方向になると、最大限の気を使って、場の空気を良くするため、話に割り込んだりします。
そんなことをしていると、案の定、悪い事の飛び火が自分に降りかかり、面白くない思いをする事が数多くあります。
私は、そういう性格なので、人に物事を頼まれたりすると、場の空気が気になり、「ノー」と言えないのです。
ホント、我ながら困ったものです…
日本人と外国人の違い
日本人と外国人は、そもそも文化の違いがあります。
そのせいもあって、日本人は和を重んじるゆえ、ストレートに「ノー」と言わないのでしょう。
外国人にとって「ノー」の返事を日本人あるあるで置き換えると
- 前向きに考えさせていただきます
- 検討させていただきます
- 善処します
などをつかって、交渉を終わらせようとします。
私も、仕事でよくやります!
断ることで、自分の目の前で、相手がショックを受けてうなだれる姿を見たくないのです。
このまま、笑顔でお別れしたいのです。
「ノー」とはっきり言うことが良いのでしょうが、
多くの日本人は、本音を包み隠して生活しているのです。
気を使ってしまうと、かえって嫌われる
相手に嫌われないために、はっきり「ノー」と言えず、あたふたしていると、かえって相手に迷惑をかけてしまうことがあります。
相手は断れられても平気だと思っているのに、変に気を使ってしまうと、相手から嫌われてしまいますし、怒らせることだってあります。
私も、そういうタイプなので、過去に、はっきりしない物言いをしたせいで、相手に迷惑をかけたと思います。
以前に、上司からパワハラを受けたのも、少しは自分の弱い気持ちが原因だったのかもしれません。
そうだからといって、パワハラは許される行為ではありませんが…
関連記事;上司のパワハラで心身が限界になる前にー自分ができることをして幸せに暮らすために
できないより、やらないと言おう
”can’t”を使うのではなく、”don’t”で断りましょう。
”can’t”で断っていると、断れない人になってしまいます。
”can’t”を使うと、しつこい人が相手だと、できる理由を提示され、断れないようにしようとします。
”can’t”は突っ込む要素満載です。
”don’t”で断るようにして、自己効力感を高めましょう。
ノート言えるメンタル
私を含めて、「ノー」と言えない人の考えは
- 「ノー」と言うのは、失礼
- 「ノー」と言うのは、不親切
- 相手が傷つく
- 相手から嫌われる
というものです。
すべて間違った考え方であり、「ノー」と言えないせいで、かえって相手に迷惑をかけてしまいます。
相手が傷つくから「ノー」と言えないのは、言い方にもよります。
他人に対して、いい顔をする必要はなく、自分の意見をはっきりと伝えることの方が大切です。
「ノー」と言うときは
- 率直な言葉を使う
- 断る理由の説明を短くまとめる
- 「ノー」と言いづらいと正直に言う
- 礼儀正しく言う
- ゆっくりとした口調で言う
- 「ノー」と言った後に謝ることをしない
を心がけましょう。
自分の気持を正直に、素直に伝えましょう。
曖昧にしたり、ぼかしたりしてはいけません。
言い訳をしてはいけません。
正直に「ノー」と言った方が、くよくよ悩むこともなくなります。
余計なストレスを感じなくてよくなります。
自分のことを人生レベルで考えてみるのもいいことです。
自分は、世の中の流れにまかせて生きていくつもりなのか?
自分の心に素直に生きていったほうが、充実した人生になるのではないのか。
そうするのであれば、気を使っている場合ではなく、はっきり「ノー」と言える人にならなければならないと考えるのは、当然のことです。
物事を曖昧にする癖をすてて、はっきり物事を言えるようになり、また、そういった必要以上の気を使わなくてもいい仲間と一緒にいることが、とても大切になります。
そう考えると、「ノー」と言えるようになるはずです。
関連記事:人に好かれようとしてたら、自分の心が疲れてしまう!【もっと素の自分を出そうよ】
上手に断る
断り方には、いくつかの方法があります。
「ノー」だけで断る
しつこい相手(セールスや詐欺師)に対して、余計なことは言わず「ノー」だけを伝えます。決して謝ったりしてはいけません。
相手が言ってきたことに理解を示す
相手が言ってきたことを繰り返し、「あなたの気持ちは分かりますが」といった形で断ります。
断る理由は短く、爽やかに
断る理由をだらだら長く話さず、爽やかに断ります。
今回だけはムリ
今回は断ることになるけど、次回以降だったら良いかもという断り方です。
これは、本当に今回は都合が悪いときだけに用います。
この方法は普段使いしてはいけません。
相手に付け込まれやすい方法で、「ノー」と言えない人が頻回に使う断り方です。
まとめ:弱気でノーと言えない自分の性格を直す
「ノー」と言えないのは、悪い習慣です。
気を使って、はっきり断ることをしなければ、かえって嫌われる結果になりかねません。
断るときは、「できない」より「やりません」と伝えることが重要です。
「ノー」と言えるようになるために、メンタルを鍛えることが大切です。
「ノー」と言うのは
- 「ノー」と言うのは、失礼
- 「ノー」と言うのは、不親切
- 相手が傷つく
- 相手から嫌われる
という今まで私がしていた考えは、間違っているのです。
考えを変えることが大切です。
「ノー」というときに気をるけることは
- 率直な言葉を使う
- 断る理由の説明を短くまとめる
- 「ノー」と言いづらいと正直に言う
- 礼儀正しく言う
- ゆっくりとした口調で言う
- 「ノー」と言った後に謝ることをしない
です。
毅然とした態度をとることが大切です。
そして、肝心な断る方法は
- 「ノー」以外言わない
- 相手の要望に理解を示す
- 断る理由を短く、爽やかに伝える
- 今回はムリ
です。
今まで、良かれと思って、気を使ってきたことが、かえって逆の結果なっていて、お互い嫌な気分になっていたかもしれません。
「ノー」と言うのは、抵抗がありますが、悪いことではなく、言わない方が悪くなるので、「ノー」と言えるように練習する必要があります。
普通に「ノー」と言えるようになれば、誰も嫌な思いをしなくても済みます。
正々堂々と「ノー」と言えるようになって、付け込まれない人にならないといけません。
人生レベルで考えると、
私たちは、他人の人生を生きているのではないのです。
しっかり自分の人生を生きることが重要なのです。
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