わたしは、サラリーマンという働き方で生きる人生を選びました。
多少の困難は覚悟していたので、様々な障害を乗り越えてきましたが、危機的状況に陥ったのです。
「我慢を強いて頑張ってきたのに、どうしてこんなに苦しいんだろう…」と暗闇の中でもがいていました。
それから三年が経過した現在、望んでいた心穏やかに暮せていることに気がついたのです。
不安が全くないという事ではありませんし、金銭的余裕があるわけでもないですが、過度なストレスがなくなり、幸福感を得ることができるようになっています。
これまでに、わたしがやってきたことなどを記していこうと思います。
何か参考になる事があれば嬉しく思います。
心穏やかな暮らしをめざして
わたしは、過度なストレスに見舞わされて、メンタルが崩壊しかけていたとき、「この状況をなんとかして抜け出したい」と考え、これまでの生活及び習慣を見直すことにしました。
- 睡眠
- 食事
- 運動
- 瞑想
睡眠
これまでのわたしは、睡眠をないがしにしていました。
寝不足になってまで頑張ることがいいと思っていたから。
しかし、落ちたメンタルをなんとかするために情報を集め始めると、睡眠の重要性に関することが目に止まります。
睡眠は時間と質が大切になるのです。
- 夜な夜なスマホなどの画面を見ない
- アルコール摂取すると、眠りが浅くなる
- 睡眠不足は判断力を鈍らせ、不安を増大させる
等々…
わたしが浮上するためには、良質な睡眠を心がけることだったのです。
食事
食事はこころとからだには大切な行為です。
現代は飽食の時代で、食欲のままに美味しい食べ物を手に入れることができます。
しかし、食べるものによって、こころとからだの健康に影響がでてくるのです。
特に甘いものは、容易に気分を良くしてくれますが、頻回に摂取していると、イライラしやすくなります。
やはり、昔ながらの日本食を意識的に食べるようにしました。
魚、野菜、発酵食品など…
我が家は質素な食卓ではありますが、味に敏感になるようになり、美味しく頂いています。
運動
メンタル改善には運動するといいと言われています。
確かにその通りで、毎朝のランニングでとても気分が上がります。
有酸素運動は、脳内から気分が良くなる物質が分泌されるので、良い効果があるのです。
運動は、頭とからだを鍛えてくれて、衰えを鈍化させてくれます。
健康資産を保持するために、運動は積極的にやることをおすすめします。
瞑想
瞑想といえば、宗教的な行為をイメージするかもしれません。
しかし瞑想の効果は、科学的に証明されており、メンタル改善にとても有効です。
やり方はとても簡単で、目を瞑り、座って呼吸に集中するだけ。
途中、必ずと行っていいほど注意がそれます。
それでも大丈夫なのです❗
大切なのは、「今、注意がそれているな」と気づくことにあります。
要は、自分の状態を他人の目で見ているような感じになることです。
はじめのうちは、なんの効能も感じませんが、数週間もしくは数ヶ月経って、ふとしたところで瞑想の効果に気が付きます。
わたしの場合、イライラしているとき、「あれっ、自分は今イライラしているなぁ…」と感情から距離をとることができて、「別にイライラしても仕方ない…」と冷静になることができるのです。
瞑想は地味ですが、過去のメンタルが落ちたわたしにとって、とても重要な行為になりました。
▼参考記事
これまでのわたしが取り入れた習慣は、簡単にできることばかりです。
やりたくないとか、めんどくさいとかはありません。
仮にあったのなら、そのときはやらなくてもいいことにしています。
とにかく、無理せずにできることにとりくむことだと考えています。
気がつけば心穏やかに暮らしていた
毎日があっという間に過ぎ去っていく中、今のわたしはとても充実した毎日を過ごしております。
勇気を振り絞って2年前に仕事を辞めてから、その時の退職金と自分の事業での小銭と妻の収入で生活しています。
自分がやりたいと思うことを一生懸命に行動し、過度なストレスを感じることなく(適度なストレスはある)、一日が終わります。
最近では、怒りの感情はほぼ沸き起こらず、イライラすることもほぼなくなりました。
そんなある瞬間、これって、わたしが望んでいた「心穏やかに暮らす」ことじゃないのか?と思いました。
そうです、想定していた状況ではないものの、今の状態が「心穏やかに暮らす」なのです。
想定では、サラリーマン時代と同じかそれ以上の収入があり、お金の不安は全くない状態でした。
しかし、外側の状況がどうであれ、自分が変化することによって、心が穏やかになるということなのです。
心と思考
前述した習慣行動の他に、わたしが取り入れたことがあります。
それは、読書です。
心理学系の著書を中心に読み漁りました。
それらの著書からは、様々な情報と考え方を学ぶことができました。
大切なのは、心の持ち方と考え方、受け取り方です。
詳しくは後述します。
縛られない
わたしたちは、生活の中で多くのことに縛り付けられています。
特に下記については大きいはずです。
- 他人の目
- お金
- 時間
他人の目
誰しも、他人の目は気になるものです。
他人に悪く見られたくないのは、本能に組み込まれているからです。
だから、目立った行動をしないようにし、みんなと同じであれば安心します。
しかし、この他人の目を気にすることで、わたしたちは、やりたいことを遠慮したり、諦めているのです。
他人に迷惑をかけていなければ、何と言われても実行すればいいだけなのです。
この簡単なことができずに、自分を苦しめていたことに気づき、今では抵抗なく、自分のやりたいことをやるようにしてします。
他人が責任を取ってくれるわけでもないのに、気にしすぎていました(反省…)。
お金
お金は大切なものです。
大切にしすぎるあまり、お金と感情がセットになってしまっています。
他人が裕福に見えたり、他人が得することに嫉妬したり…
頭の中がお金のことで埋め尽くされています。
生きていくためにはお金が必要で、一生暮らせるだけのお金がある人はごく少数ですから、将来への不安をいだいている人が多いのです。
感情を切り離すには、お金はただの数字であることを理解する必要があります。
以前のわたしは、外食の際、支払うお金のことが気になって、食事を楽しむことができませんでした。
しかし今では、外食での出費は仕方ないことを理解できるようになったおかげで、美味しい食事に集中でき、とても楽しく食べることができています。
楽しむときは大いに楽しむ❗です。
時間
現代人は、時間にも追われています。
時間に余裕がないと感じているのに、休日にダラダラ過ごしてしまったり…
これは、ストレスが原因です。
心に余裕がない状態です。
時間は十分にあるのに、時間がないと思いこんでいるのです。
考え方を変えて、ゆとりを持つことが大切になります。
▼参考記事
反応しない
わたしたちは、他人から迷惑をかけられると、相手に怒りをぶつけなければならないと思っているようです。
これも、他集団から自分を守るという本能からなのでしょうが、反応するのが当たり前と思っていいるからです。
例えば、渋滞のときに、割り込まれると、自然と怒りの感情が沸き起こります。
その怒りを相手にぶつけて、スッキリした感覚になるでしょう。
実は、スッキリな気分になるどころか、気分が下がるのです。
要は、自分を自分で苦しめていることになります。
こういう、ネガティブな感情を起こさない練習をすることで、無駄なエネルギーを浪費させずにできるのです。
自分の感情を客観的に見つめてみることです。
イライラする必要なんてないのです。
怒りの安売りは、とてもコスパが悪いです。
心穏やかに過ごしたほうが楽しい時間を過ごせます。
貧国のこどもたちの笑顔
わたしは、仕事で大きな悩みを抱えて苦しんでいるとき、ある画像が気になりました。
その画像には、貧しい国の子どもたちが白い歯を見せている楽しそうな笑顔が印象的だったのです。
お金が幸せとつながっていると信じ込んでいた私は、どうしてお金をもっているわたしたちよりも輝いているのかが不思議でしかたありませんした。
現代のような最先端技術やサービス、お金がなくても、幸せな表情をしているのはなぜか?
昔の人たちは、わたちたちのように便利なものに囲まれていなかったけど、不幸ではなかったはず。
これまで、幸せになるために必死で働いてきて、お金を得てきたけど、何かが違う。
お金がなくても、過度なストレスや我慢の必要がなく、心穏やかに暮らせたらどんなに良いのか。
笑いのある暮らしって、どれほど楽しいか。
人間らしい、心が平和な生活がしたい…
と思って始めた習慣や行動です。
結果、何がわかったかというと…
- すべて自分次第で決まる
- 自分の考え方で感じ取り方が変わる
- もともと、自分の周りには小さな幸せが転がっていた
- 大小にかかわらず、不安は一生ついてまわる
- 不安を行動の原動力にする
- 心の訴えに耳を傾けること
- 困難は、自分を成長させるから、積極的に取り組む
- 我慢をしない
- とにかく大丈夫、今日も生きているのだから
自分の世界は、自分の頭の中で創り出されています。
自分の気分が下がっているときは、世界は悲観的なものであるし、気分が上がっているときは、世界は素晴らしいものと感じるのです。
素晴らしい世界にするには、自分がごきげんになることです。
ごきげんになるには、物事の受け取り方をポジティブにします。
ポジティブにするには、ネガティブな感情が起きないようにすることです。
これには、普段の行動習慣が関わります。
心の持ちよう、思考法など、参考になった書籍を以下に紹介させていただきます。
ネガティブな感情を追い払おうとしないで、受け入れることを教えてくれた著書です。
自分に優しくなって、我慢を強いないことを教え、自尊心を持たせてくれた著書です。
ネガティブな思考をポジティブに変えるヒントをくれた著書です。