ネガティブな感情には理由がある!
不安、恐怖、怒りなど、私たちは毎日のようにネガティブな感情を生み出しています。
そのたびに、不快になり、まったく楽しくなくなります。
中には、その楽しくない感情を家族や他人へ攻撃というかたちでぶつけてしまう人もいるから、困ったものです。
今回は、ネガティブな感情についてのお話です。
ネガティブな感情が湧いてきたら、冷静に観察することで、トラブル回避になります。
ネガティブ感情に振り回されている方向けです。
何か参考になれば嬉しいです。
ネガティブな感情を眺めてみる
ネガティブな感情が湧いてくると、怒ったり、不安になったりします。
それが通常の反応なのですが、一歩引いてネガティブな感情を見つめることができると、いろいろなことがわかります。
ネガティブな感情は何かへの反応
ネガティブな感情は何かに対する反応です。
例えば、冬の季節に就寝時は暖房を消しているとします。
その理由は、布団の中は温かいし、睡眠には涼しいくらいの環境がいいからです。
何も知らない妻が、「暖房をつけたままのほうが寒くならないからいいのでは?」と言ってきたことで、旦那はイラッとします。
このとき、旦那は自分の感情に気づきます。
ネガティブ感情が湧いてきた、と。
これは、妻の意見に対する反応なんだ!
そして、観察してみました。
ネガティブな感情には理由がある
ネガティブな感情を観察しながら、その理由を考えてみました。
自分はきちんと考えてやっていることなのに、否定されたと思って反応してしまった。
- 何も知らないで言ってきた妻を否定したかった
- 自分が正しいと認めさせたかった
などのような理由が冷静であれば、すぐに見出すことができます。
そして、自分の不完全なところも見つけることができるのです。
実際に暖房をつけたまま就寝していないのに、自分の考えが間違っている可能性もある。
検証してみなければ、なんとも言えないのだ、と。
ネガティブな感情には理由があるのです。
ネガティブな感情との向き合い方
ネガティブな感情が湧いてくるということは、何かの理由があります。
夕食の支度や、食後の食器洗いなどの家事が苦手で、イライラしてしまうのにも理由があります。
慣れていないせいで、混乱してしまい、次に行動が見えないのが理由だとわかると、仕方ないよなぁ…と考えることができるのです。
毎日、繰り返し家事を行うことで、イライラはなくなります。
ネガティブな感情が湧いてきたら、ただ反応して、イライラしたりするのではなく、観察するのです。
冷静に観察しながら、イライラの理由を色々考えてみます。
上手にできなくても、良いので、多くの場面で観察と理由探しをやってみることが大切です。
不安や恐怖を感じているときは、思考がおかしいことが多いです。
過度に心配していることを確認し、考えてもどうにもならないと楽観的になるようにしてみます。
- 未来が不安なのだとしたら、いまを生きていないことですし、
- お金のことが心配なのであれば、お金に執着していることかもしれませんし、
はっきりとした理由がなければ、考えても仕方ないということを理解しましょう。
ネガティブな感情を行動に変換する
ネガティブな感情に対応するには、行動することが一番です。
ネガティブな感情を行動に変換する方法についてお話します。
たくさんのネガティブな感情
行動しても上手く行かないことや、トラブルがあったりします。
そのせいで、ネガティブな感情が湧いてきます。
ネガティブな感情というのは、単体で起こることもあれば、複数の場合もあります。
そんなときに、感情に流されてしまうと、どうしていいのやらわからなくなります。
ネガティブな感情の交通整理が必要になるのです。
ネガティブな感情を自分に落とし込む
その時点で感じているネガティブな感情をひとつづつ挙げていきます。
紙に書いてもいいでしょうし、頭の中だけで処理できるのならそれもいいでしょう。
そうすると、ひとつずつつ解決方法が見えてきます。
しかし、妥協なしに、すべてのことを解決することは難しかったりします。
どれかを諦めて、損切りすることも必要です。
その一つを手放すだけで、その他のことが解決することだってあります。
ネガティブな感情には理由があるのです。
行動に集中するとネガティブ感情が見えなくなる
行動を止めてしまうようなネガティブな感情を自分の中に落とし込むことができたら、行動してみることです。
腹をくくって損切りしたので、再出発が可能なわけです。
うまくネガティブな感情と向き合うことができると、何もなかったように行動できます。
ネガティブな感情に邪魔されず、行動に集中することができるのです。
行動に集中していると、ひどく落ち込む原因だったネガティブな感情が、いつしかいなく鳴っています。
ネガティブな感情が湧いたり、困難があったときは、できるだけ早い段階で行動に集中することが大切なのですね。
ネガティブな感情に反応するのではなく、しっかり見つめて、対処することが重要です。
ネガティブな感情を抱えると、不快になるので、できれば避けたいところです。
しかし、そういうわけには行かないのですね。
上手に付き合っていきましょう。
まとめ:ネガティブな感情を観察するとその理由が見えてくる
ネガティブな感情は不快なので、すぐにでも追い払いたくなります。
しかし、しっかりと見つめ、向き合うことで自分の成長に繋がります。
今回は、
- ネガティブな感情を眺めてみる
- ネガティブな感情を行動に変換する
についてお話しました。
- ネガティブな感情は、何かに対する反応であって
- その感情には理由があります
- そして、観察し、理由を探って対処することです。
ネガティブな感情は単体のときもあれば、複数の場合もあります。
ひとつずつ見つめて、理由を探り、何かを諦める必要があるときは、腹をくくって損切りするのです。
そうすることで、他のすべてが解決します。
それから、これまでと同じく行動に集中します。
行動に集中することができると、不快だったネガティブな感情はいなくなるのです。
ネガティブな感情は避けることができないので、上手く付き合っていきましょう。
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