幸せになりたいのであれば、なにげない幸せに気づくこと!
幸せになりたいと考えるのは、皆同じです。
そのために、一生懸命頑張っているのですから。
そもそも幸せって何?でしょう。
頑張って勉強をして、いい大学を出て、いい仕事について…
よりお金を多く稼ぐことが幸せだと考えていたのではないでしょうか?
それで、幸せは訪れましたか?
未だ幸せは来ていないでしょう!
私も、漠然と幸せを追い求めていて、一生懸命に仕事をしてきました。
しかし、一生懸命に尽くした仕事が原因で、メンタルが落ち込みました。
幸せになろうとして、逆の方向に力を注いでいたのでした。
多くの人が、幸せの定義が曖昧だったり、違う方向をみていると思います。
私は、樺沢紫苑著:「精神科医が見つけた3つの幸福」を読むことで、自分の幸せを再定義しました。
自分で考えていた幸せは間違っていて、別な方向を向いていたのです。
今回は、幸せになるためにのお話です。
自分の幸せについて、考えてもらえるように、簡単に説明します。
何かの参考になれば嬉しいです。
ネガティブな性格でも幸せになる方法
私のようにネガティブな性格でも、幸せになる方法をお伝えします。
そもそも、勘違いしている幸せについてお話します。
私達が幸せだと考えているモノは、主にお金や成功のことでしょう。
幼少期、欲しいおもちゃを手に入れたときは、とても幸せを感じた記憶があります。
お金があれば、自分の好きなものを好きなだけ買うことができて幸せなんだろうなぁと考えるはずです。
さらに、お金持ちになると、毎晩パーティーをして、美味しい食べ物、お酒を好きなだけ口にできて、幸せなんだろうなぁと思いますよね。
確かにお金や成功を手にすることは、すばらしいことです。
しかし、こういうキラキラした幸せを目指すのではないのが結論です。
派手な幸せよりも地味な幸せを求めよう!
既に幸せであり、それを感じることで幸せになれる!
感情に支配されない生き方を目指す!
不安や恐怖を乗り越え、チャレンジすること!
私の幸せは、心穏やかに生きることです。
自分ではコントロールできない、不安や恐怖を感じないで生きることです。
能動的にチャレンジをし、自分から不安、恐怖を乗り越えていきたいです。
痛みがあるから幸せになることができます。
幸せを感じる脳内物質
幸せを感じるのは、脳内から脳内物質が分泌するからです。
幸せを感じる代表的な脳内物質は以下の通りです。
幸せに関わる脳内物質
- セロトニン
- オキシトシン
- ドーパミン
重要な順序としては、
セロトニン的幸福 > オキシトシン的幸福 > ドーパミン的幸福
です。
セロトニン的幸福
セロトニンは、本当の意味での幸せ物質です。
積極的に求めていくものです。
セロトニンを分泌させるには、運動と日光に浴びることです。
朝日を浴びながらの散歩をしていると、空が青くてきれいだなぁ、気持ちいいなぁと感じます。
その何気ないことが、幸せだと気づきます。
- 体調がいい、気持ちがいい、清々しい、爽やか
- リラックスできる、癒やされる、ホッとする、のんびりできる
- 集中力が高い、平常心、研ぎ澄まされる
- (運動して)爽やか、気持ちがいい
- (自然の中にいて)爽やか、気持ちがいい
- 健康である、病気じゃない
著者の樺沢紫苑先生は、ちょくちょくメンタルにいいのは、朝散歩と言っています。
朝に散歩をすることは、朝日を浴びながら軽い運動になるので、実に理にかなっているというわけです。
朝散歩は、運動習慣のない人でも、手軽に始めることができるからです。
- 苦しい、辛い、落ち込み、何もしたくない
- 感情が不安定、コントロールできない、不安、イライラ、怒りっぽい、キレやすい
- 体調が悪い、具合が悪い、身体が痛い、身体がだるい
- 集中力低下、注意散漫、仕事のパフォーマンスが低い
- 病気
- 生きている意味が感じられない、死にたい
というように、心身の健康に悪影響を及ぼします。
私達は、普段から満たされていると、その恩恵が当たり前となり、感謝することができません。
なので、失われて始めて、失われたことの重大さがわかるのです。
私達には健康がとても重要なことなのですが、健康を軽視する人があまりにも多いのです。
健康を失ってはじめて、健康であることが幸せであるとわかるのです。
何気ないことに気づき、幸せを感じましょう!
ちなみに、セロトニン的幸福は飽きが来ません。
青空に飽きたってならない(笑)
そう、セロトニン的幸福は低減しないのです。
オキシトシン的幸福
オキシトシンは、人とのつながりで分泌します。
赤ちゃんを抱っこしたり、人との抱擁でつながりを感じ、幸せな気持ちになります。
さらに感謝しても、されても分泌され、幸せな気分になれます。
当たり前だと思っていることにも感謝しましょう。
奥さんが家事をしてくれていることに感謝したり、旦那さんが仕事してくれていることに感謝することで、お互いに幸せになることができます。
当たり前と考えていると、それがなされていない時、不快に感じ、なされていないことに苦情を言ったりして、いらぬ争いが起きます。
何事にも感謝することで、平和にもなり、心があたたまるので、積極的に感謝することです。
孤独だとオキシトシンが分泌されにくいですので、できるだけ人と接するようにすることは大切です。
最近では、LINEやZOOMなど、オンラインでコミュニケーションができるので、そういった意味では、便利でいい時代です。
それらを活用しない手はないでしょう。
ちなみに、オキシトシン的幸福は飽きが来ません。
かわいい赤ちゃんに飽きたってならない(笑)
そう、オキシトシン的幸福は低減しないのです。
ドーパミン的幸福
ドーパミンは、お金を手にしたり、目標を達成することで分泌します。
私達がイメージしている幸福が、ドーパミン的幸福でしょう。
確かに、ドーパミンが分泌すると、とても気持ちが良くなり、テンションが上ります。
美味しいものを食べると、始めはとても美味しく感じますが、次第にお腹が膨れてしまい、食べられなくなり、美味しく感じなくなります。
ドーパミン的幸福は、長続きしないのです。
さらに、依存しやすい性質なので、注意が必要なのです。
ドーパミン報酬系の暴走が起きるので、積極的に求めてはならないものだと捉えてもらった方がいいでしょう。
何かにチャレンジをして、不安や恐怖を乗り越え、達成することで、ドーパミン的幸福を味わいましょう。
健康(セロトニン的幸福)、人とのつながり(オキシトシン的幸福)を無視して、ドーパミン的幸福を目指してはなりません。
健康(セロトニン的幸福)、人とのつながり(オキシトシン的幸福)を土台に、ドーパミン的幸福を目指していくのです。
これが本当の意味での幸せといえます。
まとめ
私のようなネガティブな性格でも、幸せになることができます。
私は、メンタルがどん底の状態から、いかばかりかの幸せを感じながら生活しています。
幸せには、主に3つの脳内物質が関係しています。
幸せに関わる脳内物質
- セロトニン
- オキシトシン
- ドーパミン
重要な順序としては、セロトニン的幸福 > オキシトシン的幸福 > ドーパミン的幸福です。
健康(セロトニン的幸福)、人とのつながり(オキシトシン的幸福)を無視して、ドーパミン的幸福を目指してはなりません。
健康(セロトニン的幸福)、人とのつながり(オキシトシン的幸福)を土台に、ドーパミン的幸福を目指していくのです。
これが本当の意味での幸せといえます。
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