自分を理解し、生きる方法を見つける!
自分のことは自分がよく知っているとはいうものの、実のところ、自分のことは自分自身よりも他人の方がずっと理解しているのです。
自分の好みと思っているものやことは、もしかしたら、他人から植え付けられた価値観かもしれません。
客観的に自分を見つめる機会はあまりないでしょう。
瞑想をするなど、マインドフルな状態になると、落ち着いて自分を観察できます。
しかし、ノイズの多い現代社会では、落ち着いて自分を見つめることは難しいので、分かったつもりになっていることが多いです。
今回は、自分の事を理解することについてのお話です。
他人の意見を参考にすることが良い方法なのですが、勇気がないので、自分で自分を観察してみました。
何か参考になれば嬉しいです。
自己認識をすることで幸福度が上がる
ターシャ・ユーリック著:「insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力」を読みました。
私には少し難しい著書でした。
なので、2度目のチャレンジでした。
自分を知ることは大事ですよ!という内容になっております。
人間はうぬぼれることが多い生き物なので、内省して自分のことを分かったつもりでも、そうではないパターンが往々にしてあることが述べられています。
そういう場合は、勘違いしている本人に気づかせてあげることが重要になるのですが、それがなかなか難しいのです。
他人に勘違いを指摘することが難しいので、自分がうぬぼれやすいということを理解して、客観的に自分を見つめてみましたので、参考にしてください。
自己認識が大切な理由
正しく自己認識をすることで
- 人生の満足度が上がる
- 仕事の集中力が上がる
- 自分が何を求めていることがわかる
ようになります。
「へー、そうなのかぁ」と思いつつ、自分のことを思い返してみました。
私は、毎朝30分の瞑想を行っています。
その中でふと、自分を再発見することがあります。
これまでの自己認識は、かなり違っていることが多いので、冷静に自分を見つめ返すことで、ただの思いこみであったことがわかることがあります。
僕はこんな人だった
自分は自分に厳しくしていたせいで、苦しんでいることがわかった
自分に優しくすることで、苦痛が減り、幸福感が高まるようになりました。
人はめんどくさがりな生き物です。
社会に出ると、立派な人でなければならないと強く考えていました。
だらしのない私は、自分に良い行動をさせるため、「〇〇しなければならない」と自分をコントロールするようになっていました、
恐怖政治で自分をコントロールすることができた成功をいいことに、それを継続し、さらには負荷を上げていくことになりました。
次第に、私という自分に支配された人間の心が苦しくなりました。
その苦痛にも気づいてあげることができません。
仕事の人間関係の悪さがきっかけで、長年勤めた仕事を辞めました。
退職してから少し経過したところで、自分の恐怖政治に気づくことができたのです。
それからは、自分に無理させないようになり、以前より幸福に生きられるようになりました。
お金に過剰な価値を抱いていたことがわかった
私は、お金に過剰な価値を抱いていました。
そのせいで、多くのお金がなければ生きて行けないと考えていたのです。
- お金は便利な道具なだけであって、それ以上でもそれ以下でもない
- 支出をコントロールできれば、生きていけるー無駄使いに気をつける
- お金に対する不安が減少
仕事をしていれば幸せになれると思っていたことがわかった
日本の教育は、多くのサラリーマンを育成しています。
昭和の高度経済成長時代に幸せに生きるための道を進んでいくためです。
仕事を続けていれば、それなりに幸せになれました。
しかしそれは、時代にそぐわなくなっています。
サラリーマンという仕事は、自分の価値観に沿っていないことが分かったのです。
自分や他人を攻撃して生きていくのではなく、心穏やかに生きることを目指します。
再就職先の判断基準だったり、自分で稼ぐ方法を模索しようと考えるようになりました。
自分の性格はネガティブで内向的であるかもしれない
私は、普段からできるだけ自分を客観的に見つめるようにしています。
それは、前述したとおり、自分が自分のことを分かっていないからです。
客観的なアンテナを張っていると、自分の性格はネガティブで内向的であるかもしれないと感じました。
ネガティブな性格は、人間の本能に組み込まれたものが多く出ているだけです。
それを受け止めて、ネガティブならネガティブなりの生き方を見つけようと考えました。
内向的であっても、できるだけ無理なくコミュニケーションをとっていくことが大切です。
できるだけ孤独感を払拭するために。
自分のことを考えすぎない
そうはいっても、自分のことを考えすぎるのは、デメリットがあるので気をつけなければなりません。
- 落ち込みやすくなる
- 人間関係の満足度が低下する
- 自己陶酔的で、自分の人生をコントロールできない
- 自分のことを考えることと知ることは違う→知ることが大事
自分のことを決めつけないことですね。
「今、自分のことをこう感じたけど、どうだろう?」と時間をかけて検証してみることです。
「自分に優しくするようになったけど、まだそのクセ(自分に厳しくする)が残っていて、若干自分に厳しくしている」のような気付きです。
内的自己認識を進めてみて、どうしたら楽に生きられるかを考えることが重要です。
私は、「自分が嫌だと思ったことはやらない!」と決めることで、楽に生きることができるようになりました。
それでも、先程のように、クセが残っていたりするので、再検証が必要になります。
まとめ
ターシャ・ユーリック著:「insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力」を読みました。
正しく自己認識をすることで
- 人生の満足度が上がる
- 仕事の集中力が上がる
- 自分が何を求めていることがわかる
ようになります。
実際に私の自己認識で分かったことは
- 自分は自分に厳しくしていたせいで、苦しんでいることがわかった
- お金に過剰な価値を抱いていたことがわかった
- 仕事をしていれば幸せになれると思っていたことがわかった
-
自分の性格はネガティブで内向的であるかもしれない
です。
自分のことを安易に考えすぎるのはデメリットがあるので、注意が必要です。
- 落ち込みやすくなる
- 人間関係の満足度が低下する
- 自己陶酔的で、自分の人生をコントロールできない
- 自分のことを考えることと知ることは違う→知ることが大事
自分のことを決めつけないで、客観的に捉えるようにしましょう。
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