原因を「なぜ?」を「なに?」に変えるだけで激変変する!
私達が生活する中で、期待に反した結果になることが多くあります。
その原因を「なぜ?」と考えることは、ごく普通のことです。
この「なぜ?」を「なに?」に変えてみると面白いことになります。
- 「なぜ?」はネガティブな感情になりやすい
- 「なに?」はポジティブになり好奇心が掻き立てられる
「なぜ?」は過去に向きやすく、
「なに?」は未来に向きやすいのです。
今回は、「なぜ?」と「なに?」を使い分けることによって、行動が変わってしまうよよいうお話です。
努力を継続できない方に参考になる記事かと思います。
参考になれば嬉しいです。
「なぜ?」から「なに?」に変えると思考が変わる
「なぜ?(Why)」から「なに?(What)」に変える
「なぜ?(Why)」から「なに?(What)」に変えると、具体的なことが見えてきます。
「なぜ?(Why)」は、原因ぽい答えしか見えてきません。
「なぜ?(Why)」は、問われた側の”解釈”を頼りに、1対1で、直線的に答えを目指すニュアンスが強いです。
それに対し「なに?(What)」は、もう少し事実に近い情報を、一旦整理してから答えを導き出すニュアンスが強いです。
- 「なぜ?(Why)」 抽象的
- 「なに?(What)」 具体的、論理的
「なぜ?」を「なに?」で思考することで、感情的思考から論理的思考になり、具体的な理由がはっきりするので、不安が和らぎ、精神面では楽になります。
行動を習慣に落とし込むには
運動を習慣にしようとして、挫折した経験は星の数ほどあります。
その挫折原因を自分の意思の弱さにしていましたが、違っていました。
(意思が強ければ何も考えることもなくできてきたでしょうが…)
挫折原因の考え方を変え、行動しやすい思考をするようにしてみました。
「なぜ?」から「なに?」に変えてみたのです。
私は、ランニングを毎日の習慣にしようとチャレンジしました。
(何回も失敗しましたが…)
と決意しました。
やる気がある日は問題なしです。
みなさんご承知の通り、やる気のない日が問題なのです!
「なぜやりたくないの?」と自分に問うてみます。
- 外が寒い
- 雨が降るかも知れない
- 食事したばかりだからまだ消化していない
- めんどくさい
- 体がだるい
という具体的な理由で納得してしまうのでした…
これを「なに?」思考に変えてみます。
「何が行動をとめようとする?」と自分に問うてみます。
やりたくない思考が行動の邪魔をする
「では、どうしたらよいだとうか?」と問うてみます。
- なぜ?(やりたくない)思考を無視する
- とりあえず一歩外へ出てみる
- やって嫌だったらやめることを決める
このように思考を変え、やらない理由を考えないことにしたのです。
もう一つ例をあげます。
私と妻の関係です(ちと恥ずかしい…)。
現在の私は無職で失業保険を受給中です。
いわゆる専業主夫です。
妻はパートで仕事をしています。
仕事のない私が家事を行います。
その生活を始めたころ、妻の私に対する風当たりがきつい時期がありました。
私は「なぜ?」、「なんだんだよう、もう!」と苛立っていました。
- 食事の支度頑張っているのに!(なぜ?)
- ダラダラ過ごしているわけでもないのに!(なぜ?)
- 少なくなったけど収入もあるのに!(なぜ?)
これを「なに?」思考にしてみると、合点がいきました。
- 自分の行いが悪いのかも?
- 妻の仕事が忙しいのかも?
- 今までと違う生活スタイルに慣れていないのかも?
私が仕事していないのに、まともな食事を作れていないことに苛立っているのかもしれません。
これは、料理することに慣れていないことが原因かな?と思います。
なので、色々なメニューにチャレンジしてみるか!と考えるようになります。
妻だけが忙しいと感じているのかも?と考えてみました。
でも、そうではないようです。
妻が仕事していることを労おうと思います。
仕事を頑張る妻をリスペクトします。
今の生活が始まったのは、つい最近のことです。
なので、まだ慣れていないのです。
お互いそうなのです。
これは時間が解決するのでしょう。
というようなことが考えられ、それに対した行動を計画することができます。
正直に妻には「慣れていないからストレスだった」と素直に話しています。
今では、私もできることを一生懸命するようにしたこともあり、互いに尊重し、いい関係を築けています。
ポジティブとネガティブ
これまでお話してきたことは、ネガティブな出来事に対しても思考法です。
ネガティブな出来事に対しては、「なぜ?」よりも「なに?」で考えた方が具体的な解決に向かうことができます。
何かに挑戦したり、行動を起こすときには、「Why-How-What」の思考法になります。
信念(マインド)から発するというものです。
再び私を例に出します。
私はランニングを習慣にしています。
先程は、習慣化できない原因に対処し、障害を乗り越える方法でした。
それよりももっと先にあるのは、「なぜ(Why)」です。
現在の私は、ランニングを習慣化しており、挫折することなく、ほぼ毎日走っています。
気分に関係なく、自動的に行動ができています。
やらない基準(台風並みの強風、大雨のときは傘をさして散歩に切り替える、体調不良のとき)を設け、それ以外のやらない提案(自分からの)は受付ていません。
決して自分に無理強いしないことを決めています。
やる気がしないときでも、「とりあえずやってみる」と決めています。
さて、今に至るための出発点を考えてみます。
- Why → 信念、価値観に沿ったもの
- How → どうやって
- What → なにをやる?
私の場合
- 信念、価値観に沿ったもの → 心穏やかに生きること
- どうやって → 健康でいること
- なにをやる? → 運動(ランニング)
となるわけです。
Whyがあるから、それを念頭に置き、行動しているのです。
運動をすることで、身体的にも認知的にも効果があり、健康寿命を長くすることが期待できます。
健康寿命がながければ自由でいられる時間も長くなります。
より長い時間、自由でいられるということは、それだけ心穏やかに生きることができるということです。
「Why」が行動の出発点です。
その行動で壁にぶつかった時、「What」で考え、対処法を導き出し、行動を継続します。
「なぜ?(Why)」と「なに?(What)」は単純な言葉ですが、奥深くて面白いですね!
まとめ
私達が生きている中で、困難にぶつかることは多くあります。
この困難にぶつかった時の思考法を「なぜ?」を「なに?」に変えてみると面白いことになります。
- 「なぜ?」はネガティブな感情になりやすい
- 「なに?」はポジティブになり好奇心が掻き立てられる
「なぜ?」は過去に向きやすく、「なに?」は未来に向きやすいのです。
「なに?」と考えると、具体的な原因が判り、解決へと導いてくれます。
同じように、行動を継続できない場合も、継続できない理由を「なに?」思考で行うと、継続できるようになる確率は上がります。
何かに挑戦したり、行動を起こすときには、「Why-How-What」の思考法になります。
信念(マインド)から発するというものです。
出発点を考えてみると、
- Why → 信念、価値観に沿ったもの
- How → どうやって
- What → なにをやる?
となります。
私のランニング習慣を例にあげると、
- 信念、価値観に沿ったもの → 心穏やかに生きること
- どうやって → 健康でいること
- なにをやる? → 運動(ランニング)
となるわけです。
Whyがあるから、それを念頭に置き、行動しているのです。
行動することは人生において重要です。
価値観から生まれた想いを行動に移し、困難があっても乗り越えていきます。
一度しかない人生ですから、自分がやりたいと想うことをやってみましょう!
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