日本人は真面目な人が多いです。
真面目なことはとてもいいことです。
しかし真面目すぎて、融通がきかなかったりして、困った経験をした人もいると思います。
過去の私も、どちらかというと、そちらがわの人間でした。
何をするにも、真剣に取り組みました。
それゆえ、悲観的な考え方になってしまっていました。
このような性格で、サラリーマンを30年以上続けてきましたが、数年前から生きづらさを感じるようになったのす。
非常に苦しい毎日を過ごしていたので、何とかしかいと考える中、考え方のクセを変えてみようとしたのでした。
本記事では
- 生真面目な方
- 悲観主義の方
- ストレスを抱えている方
に向けて、少し力を抜いたほうがうまくいくこともありますよーということをお伝えします。
なにかの参考になれば幸いです。
本記事を読みすすめることで
- 考え方を変えることの大切さがわかる
- 力み過ぎていたことがわかる
- 柔軟な考え方がわかる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくだいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 楽観的な考えを持ってみる
- 変えられることだけに注力する
- 過去にとらわれない
ということです。
詳細は後述していきます。
悲観的と楽観的
過去の私は、悲観的に物事を考えていました。
それだと、うまくことがはこばなくなったので、楽観的な考えを持ってみようと考えました。
【悲観的】
先行きに望みはないと考えるさま。望みのもてないさま。
【楽観的】
物事をうまくゆくものと考えて心配しないさま。
出典:weblio辞書より
悲観的のいいところは、危機感を強く持つので、トラブルも想定して行うことができます。
そのために、私は無駄に神経をすり減らす羽目になっていました。
ストレスが大きくなることが大きなデメリットです。
上司が俺様的なわがままな人だった場合、非常に面倒です。
何かあれば部下のせいにするので、悲観的な考えを持つことしか考えられませんでした。
自分の性格に疲れてしまう
私のように悲観的な性格であれば、疲れてしまいます。
なんでもないことでも、悪い方向へ考えてしまいがちで、不安を抱きやすくなります。
その他は
- 気難しい
- 何でも力みすぎにより、うまく行かないことが多い
- イライラする事が多い
- 完璧主義になりがち
- 他人に良く見られたい
とまぁ、面倒な性格ですよ!
もちろん、仕事も一生懸命やっていました。
昭和時代の終身雇用制度を最大限利用するつもりでした。
なので、会社には尽くすのが当たり前です。
サービス残業も休日出勤も当たり前。
有給休暇はできるだけ使わない。
という、お硬い考えでやっていました。
会社の為だと言いながら。
しかし、ある時、ウマが合わない上司にあたり、ストレスで崩壊しそうになりました。
それがきっかけになったと思うのですが、
クソ真面目な性格のせいで、メンタルがヤバイ!
と感じるようになりました。
自分の性格を
楽観的になったほうが楽かもしれない!
と考えるようになったのです。
関連記事:上司のパワハラで心身が限界になる前にー自分ができることをして幸せに暮らすために
楽観的になることで得られること
悲観的な性格から一気に楽観的に変化することはムリです。
今までは、力むだけだったのを、脱力してみようというイメージです。
例えば、運動でなかなかできない技術を練習する中で、全く違うイメージを持つことでできるようになった経験はないでしょうか?
良かれと思って、なおさら力んでしまう的なことです。
結果、真面目に考えすぎて、うまくいっていなかったということです。
考え方も他視点で考えてみることは大切です。
クソ真面目な考えをできるだけしないように心がけながら、他視点で物事を捉えるようにしました。
楽天的になることのメリットは次の通りです。
- ストレス軽減
- 感情的になりにくい
- 行動力アップ
- 問題解決能力が上がる
- 楽しめるようになる
- 他人の目を気にしなくなる
- 他人に対して寛容になれる
- 過度な期待をしないようになる
ストレス軽減
私は今まで、悪いことを想像してしまうクセがありました。
そして、心配になってしまって、ストレスになるという、妄想でストレスを抱えてしまうという愚かな考えを持っていました。
今では、たとえ起きそうもない悪いことを考えてしまっても、「何とかなるし、自分が何とかさせるし!」と考えるようになりました。
こういった感じで、無駄なストレスは軽減できたのです。
感情的になりにくい
クソ真面目に力んだ考えをしていた時は、「〇〇するのが当たり前」や「〇〇しなければならない」と考えていました。
それを破ったりする人に感情的になることがよくありました。
会社の為に感情を抱いて、仕事をしていたのです。
今考えてみると、大事な部分もあるのですが、感情的になることは、デメリットが大きいことに気が付きます。
感情的になると、勢いは付きますが、判断力が低下するのです。
脳の大切な部分が感情に専有されてしまうからです。
冷静でいないと、頭が働かないのです。
関連記事:感情をコントロールできないのは、脳(前頭前皮質)が機能していないから!
行動力アップ
楽観的な考えのいいことろは、うだうだ考えないということです。
一喜一憂しなくなります。
結果にこだわらず、努力を継続することができます。
よって、行動力がアップするということです。
私達が行動できないのは、行動する前から、結果を想像したりして、恐怖感を抱いて、尻込みするからです。
あと、面倒に感じることも理由の一つです。
楽観的だと、結果にこだわらず、やった方がいいのであれば、実行となるのです。
問題解決能力が上がる
楽観的になると、考え方が多視点になります。
問題が起きたとき、解決策や抜け道を柔軟に考えます。
解決策を探すために、考え方にも工夫をします。
悲観的な人(過去の私)だと、考える際にストッパーがかかってしまい、柔軟に考えることができないことが多いのです。
楽しめるようになる
楽観的になると、できるだけ楽しくやっていこうと考えます。
もちろん、真面目に捉えての話です。
楽しめることは楽しんで、集中することろは集中するといった感じで、メリハリがあるのだと思います。
他人の目を気にしない
楽観的の物事を考えるようになってから、他人の目を気にすることは無駄が多いことに気づきました。
他人の目を気にしていても仕方のないことなのです。
私たちは、他人の人生を歩んでいるのではなく、自分の人生を歩んでいるのですから、他人の目を過度に気にする必要はないのです。
他人に寛容になれる
他人の失敗にイライラすることは多いと思います。
それは、残念という気持ちと、他人に期待していることで起こります。
起きたことは変えることができません。
変えられない過去にとらわれていては、時間の無駄です。
何ができるのか、冷静に判断し、行動を起こすことが最優先です。
なので、他人を責めることは、意味のないことになるのです。
自分の生産性も低下させてしまいますし。
過度な期待をしないようになる
私たちは、自分が起こしたアクションにいい結果を期待してしまいます。
これに気を取られてしまい、他のことに集中できなくなったりします。
起こしたアクションの結果に、いちいちとらわれていては、生産性がだだ下がりです。
過度な期待はしない方がよく、結果がでたら受け止めるようにするだけです。
いい結果であれば、喜べばいいし、悪ければ「そっか」と引きづらない心持ちで行くのがいいのです。
トラブルは、当たり前に起こるものと考え、できるだけアクションを多くすることが大切です。
「いい結果になったらいいなぁ!」程度にとどめておくことが重要です。
楽観的な人の口癖
楽観的になると、過去にとらわれない考えになります。
そんな人からよく聞かれる口癖のようなものがあります。
- 起きたことは仕方ない
- なんとかなるよ
- 100点を目指さない
- 大丈夫だよ
- リスクがなければやったら良いんじゃない
- できることだけを考えるんだよ
などです。
楽観的な考えになれば、発することも、行動も変わります。
無駄なことを省く傾向にあります。
確かに、会社で仕事をしていると、無駄な会議や、昔からやっているからといって、無駄に思えることを平気でやっていまっていることが多く散見します。
まとめ
数年前にストレスで苦しんでいた私は、悲観的な考えから、楽観的に変えるように心がけました。
そこで感じたメリットは
- ストレス軽減
- 感情的になりにくい
- 行動力アップ
- 問題解決能力が上がる
- 楽しめるようになる
- 他人の目を気にしなくなる
- 他人に対して寛容になれる
- 過度な期待をしないようになる
などです。
仕事効率がアップし、ストレス軽減に繋がりました。
積極性が増し、行動力もつきました。
考え方が柔らかくなったのが1番でしょう。
真面目一辺倒では、うまく行かないんだなぁと大いに痛感したベテランサラリーマンの私です。
関連記事です。