今日という日が終わろうとしている。
あぁ、また一日がいつものように消費されてしまったと思うのか、
または、今日も一生懸命生きた、充実した一日だったと思うのか。
最近のわたしは、後者だ。
だとしても、大したことはやっていない。
ただ、やろうと決めたこと、やりたいと思ったことをやっているだけだ。
それも、自分を押さえつけないように、能動的に。
多くの時間をパソコンの前で過ごすのだけど、5時間以上スタンディング状態。
立っていると、姿勢も良くなるし、慣れてしまえば。長時間でも大丈夫だし、集中できて気持ちが切れない。
これが充実している大きな理由かもしれないな。
いやな気分よさようならー自分で学ぶ「抑うつ」克服法
50歳になるころから、それまで嫌いだった読書に目覚め、毎日読書をするようになった。
ある著書がきっかけで、デビッド・D・バーンズ著:「いやな気分よさようならー自分で学ぶ「抑うつ」克服法」を購入した。
それを最近読み始めたのだけど、な、なんと、800ページもある分厚い本なんだ。
読むスピードが遅いわたしは、焦らず、ゆっくりと読み進めている(いつになったら終わるののだろう…)。
なにやら、この著書でうつ病が良くなるって書いているから、驚きと疑いが半々な気持ち。
その中で、次の文章に釘付けになってしまう。
今までかかわってきたうつ病の患者さんの大部分は、もし自分から助かろうという気持ちさえ持てば実質上治ってしまうことを、経験から知りました。
これって、昔のわたしのことだ❗
当時を振り返って、妻は先日こう言っていた。
妻:「当時のあなたは、うつ病に片足を踏み入れていたと思う。
仕事を辞めて、明るくなったし、優しくなったので、よかった。」と
約6年前に、上司からの強烈なパワハラが原因で笑顔がなくなったわたしだったのだが、それでも、どうにかして這い上がりたいと考え、ストレス解消に努め始めたのですね。
そのころは、運動をすることで、気分をスッキリさせようとしていて、毎日10キロ、ある休日には、30キロを走って、自分を体力的に追い込んだのです。
その後、ネットや著書から情報をかき集め、自分が心の病から立ち直るために、行動した結果、普通に笑うことができる自分がいる。
その取組(生活習慣)は次のようなもの。
- 十分な睡眠
- 野菜と魚中心の食事
- 運動
- 読書
- 瞑想
- 前向きな考え方
など。
これらを実施したおかげなのか、イライラしなくなり、怒ることがほとんどないのです。
あら不思議…
信じること
鬱っぽい状態から脱したら、それで良いかというと、そうではないのです。
誰でもそうですが、気持ちは日によって良かったり、そうでなかったりするものです。
気持ちがどうであれ、人生を歩んでいくのですよね。
その人生をどのように捉えているか?
学校で習ったように、働き続けて、定年になって、余生を送る人生をうけいれられるだろうか?
以前のわたしは、それを受け入れていたけど、情勢の変化で、予定変更を余儀なくされたような気がしている。
っていうか、そもそも続けるはずだった仕事を離脱している段階で、人生の方向が違う方を向いてしまったのだから、どうにかして生きていかねばならないのだ。
そこで、必要だと思うのは「目に見えないものを信じる」こと。
これまでは、目に見えて、確実に手に入るものを追い求めていたけど、これからは、不確実性なことにも力を注ぐ必要があるのだと思う。
一般的ではない情報を辿っていき、うまくいく保証のないことに挑戦することが大切だったりする。
楽しく生きていくために必要なことなんだと思う。
だれかに手取り足取り教えてもらうことなんてできないのだから、自分の頭で考え、リスクを取ってやってみる。
そうやって、経験を積み、成長していくのだ。
目に見えないものを信じ、行動しながら、時には失敗し、たまに少し嬉しいことがあったりして、生きていくのだなぁ…
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