家を買うよりも思いやりを育むこと!
テレビや雑誌などのメディアに登場する戸建住宅や新しいマンションは、とても素敵で、住んでみたいなぁと、つい妄想してしまいます。
そして、多くの家庭が当たり前のように家を持つ姿は、家を持たない人から見ると、なんとなく階級の差を感じてしまうかもしれません(階級の差なんてありませんが…)。
日本は、昭和時代に高度経済成長を成し遂げました。
このときに経済を押し上げる要因にもなったのが、多くの人のマイホーム購入です。
多額の長期ローンを組んでしまえば、多くの人が夢のマイホームを手に入れることができるようになったのです。
今回は、マイホーム買う買わないのお話です。
一生懸命働いているのに、支払いが多くて余裕がない方向けです。
何か参考になれば嬉しいです。
将来のことを考えているつもりで家を買う間違い
誰しも夢のマイホームには憧れを抱きます。
しかし、現実は甘くなく、マイホームには固定資産税などの維持費がかかったりで、継続的に出費が発生するのです。
夢のマイホームを手に入れると、気分は最高でしょうね。
大きかった満足感は、時間の経過とともに低減していき、そのうちになくなってしまいます。
その後に襲ってくるのが後悔です。
- 支払いが重くのしかかる
- 転勤族なのに…
- 家族構成の変化
です。
支払いが重くのしかかる
マイホームを購入の際は、収入と支出を計算します。
実際に支払いが始まると、その時々で教育費だったり、イベントなどで用入りだったりで、想定外の支出に困惑することがあります。
さらに、あてにしていた残業代やボーナスが減少することもあり、ローンの支払が重くのしかかってくるのです。
夫婦共働きでも金銭的な余裕は生まれず、いつも忙しく、気持ちの余裕すらない状態になります。
転勤族なのに…
ある会社には、マイホームを購入すると転勤になるという噂があります。
実際、以前私が勤務していた職場に出入りしていた業者の担当者は、次から次へと転勤をさせられた挙げ句に、会社に不満をいだいて退職されました。
この方は、マイホームを持っていたので大変だと言っていました。
やはり、2つ以上のかまどを持つのは何かと厳しいですよね。
家族構成の変化
こどもにも自分の部屋を与えたいと考えて、マイホームを購入する人は少なくありません。
自分の部屋を与えられたこどもは、幸せです。
ある程度の年齢までは、いいでしょうが、将来的にこどもは巣立ちます。
早ければ、高校生になるときに家を出るのです。
二階の子供部屋は、年に数回帰省のために、そのままの状態にしておくか、物置になります。
最悪のパターンは、離婚です。
一生涯同居するつもりで購入したマイホームだったのに、配偶者がいなくなったり、自分が出ていく羽目になったり、複雑です。
幸せを育むには、将来のことよりも今
将来のため、家族のためを考えて、家を購入したり、生命保険に入るのが当たり前のようになっています。
しかし、そのことが原因で、経済的に余裕がなく、蓄財ができない状況になっている人も多いのではないかと思います。
将来のために取った行動が、今の自分を苦しめているのであれば、考えものです。
もし、一家を支える自分になにか起きたらと考えて、生命保険に入ることが正解なのでしょうか?
保険会社は、色々と不安を煽って、保険に入ってもらおうとします。
確率は少ないですが、もし、自分の身に何かが起きたとき、保険に入っていなければ残された家族の生活は成り行かないものになるのでしょうか?
決して、心配に及ばないのではないでしょうか?
もし、生命保険に入るのであれば、掛け捨てであれば、負担も少なくて済むので、そちらをおすすめします。
貯蓄型は手数料が多く取られるので、資産としては割が悪いです。
何を言いたいかというと、将来のことを考えるよりも、今に目を向けましょうということです。
例えば、将来のことを考えて、家や保険の支払いのために、忙しくしていると、心の余裕がなくなります。
そうなれば、妻や夫を思いやることができなくなります。
そこから、いざこざが起こるのです。
そして、別居、離婚に発展するケースは、かなりの数でしょうね。
穏やかな気持になる方法を取ることが大切なのです。
夫や妻に優しくすると、その優しさが返ってきます。
思いやりのシナジー効果が起きます。
お互いに気遣い合うことで、幸せな気持ちになることができるのです。
週末に一緒にでかけたり、ケーキを買って一緒に食べたり。
ラブラブ夫婦じゃなくても、楽しさを共有することで、人と人のつながりを感じることができます。
今を繰り返して、将来になっていきます。
私たちは、将来を生きているのではなく、今を生きています。
今を充実させなくて、素敵な将来はありません。
将来と今を切り離すということではなく、今を充実させながら将来へつなげるのです。
バラ色じゃなくても、楽しくやっていくことはできます。
まとめ:家を買わないで幸せを育む方法
誰しも夢のマイホームには憧れを抱きます。
夢のマイホームを手に入れると、気分は最高でしょうね。
大きかった満足感は、時間の経過とともに低減していき、そのうちになくなってしまいます。
その後に襲ってくるのが後悔です。
- 支払いが重くのしかかる
- 転勤族なのに…
- 家族構成の変化
です。
夫婦共働きでも金銭的な余裕は生まれず、いつも忙しくしていて、気持ちの余裕もない状態になります。
やはり、2つ以上のかまどを持つのは何かと厳しいですよね。
ある程度の年齢までは、いいでしょうが、将来的にこどもは巣立ちます。
早ければ、高校生になるときに家を出るのです。
将来のことを考えて、家や保険の支払いのために、忙しくしていると、心の余裕がなくなります。
そうなれば、妻や夫を思いやることができなくなります。
そこから、いざこざが起こるのです。
穏やかな気持になる方法を取ることが大切なのです。
夫や妻に優しくすることで、その優しさが返ってきます。
お互いに気遣い合うことで、幸せな気持ちになることができるのです。
私たちは、将来を生きているのではなく、今を生きています。
今を充実させなくて、素敵な将来はありません。
将来と今を切り離すということではなく、今を充実させながら将来へつなげるのです。
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