手放さなければ新たなことを手にできない!
今は多くのモノに囲まれた時代です。
所有の概念が強い資本主義が大きくなりすぎて、企業は大量供給し、私たち消費者は大量消費をしています。
あまりにも過剰にモノを所有しているせいで、本当に好きなモノがわからなくなている状態です。
勇気を持って好きなモノ以外を捨ててしまうと、とてもスッキリします。
どういうモノが好きで、心地良くなるのかが見えてくるのです。
これは、仕事にも言えることで、無理やりしがみついていると、壊れてしまうことだってあります。
モノも仕事も場合によっては、手放すことも必要なのです。
今回は、仕事を手放すことについてのお話です。
多くを掴んだままでは、欲しい物を手に取ることができないということになります。
仕事で疲弊していて、仕事を辞めたいなぁと考え始めている方向けです。
なにか参考になれば嬉しいです。
仕事を手放す勇気を持つこと
辛いと感じながら、仕事を続けていても、楽しくありません。
なんのために生きているのかと、考えることもあるでしょう。
学校教育で、サラリーマンになるために、先生の言うことを聞いて、集団行動できるように仕込まれてきたのですから、辛くてもみんなと一緒に頑張ることしかできないのです。
だから、普通の人がやらない「今の仕事辛いからどうにかしたい!」と考えることを避けて、メンタルに傷をつけながらでも頑張ってしまいます。
我慢ができない状態であれば、今の仕事を手放す勇気を持つことです。
仕事を手放すと言っても、簡単ではありません。
それは、次の障害があるからです。
- 恐怖
- これまで積み上げてきたキャリアの問題
- 痛みが伴う
です。
恐怖
「今の仕事を手放す?」と少しでも考えると、恐怖が襲ってきます。
自分には何もなくなってしまうのではという恐怖です。
仕事がなくなったら、生きていけなくなると考えます。
目の前に何も見えない状態になるからです。
どんな仕事をするのかさえ、イメージすることができないので、不安でたまらないのです。
私たちは目に見えることしか信じないし、目指そうとしません。
枠の中だけでしか生きようとしないのです。
現在の場所から見えていなくても、自分がやりたい、なりたいと考えることで、少しずつ現実味を帯びてきます。
一方で、今いる地点からすでに見えているのに、何も行動しないことも不思議でなりません。
このまま同じ仕事を続けたとしても、心が豊かになる要素はないのです。
現在に幸せを感じないのに、未来に期待しても、悪くなる状況しか見えません。
天引きされる金額が多くなったり、社会保障が薄くなることは、誰の目から見ても明らかです。
それなのに、見えないふりをして、国がなんとかしてくれるはずと他力を期待し、何もしないでいるのです。
何も行動を起こさないほうが恐怖だと思います。
未来は誰にもわかりませんが、現状から予想することはできます。
人は恐怖を感じるから行動できるのです。
恐怖で動けなくなることが一番やってはいけないことです。
これまで積み上げてきたキャリアの問題
今の仕事を手放してしまうと、収入とこれまで積み上げてきたキャリも同時に手放すことになります。
会社のために、夜中まで仕事をしたこともあったでしょう。
そこまでして積み上げたキャリアを手放すことは辛いかもしれません。
しかし、その経験とスキルはこれから先も活きてきます。
これまで会社の小さなコミュニティの中だけで通用したキャリアは、社会という大海原では何の約にも立たないでしょう。
これまでの上下関係もなく、年齢や性別など関係ない世界です。
その世界は、自由で差別が有りません。
自分がやりたいことを選び、自分のスキルと労力を投下するのです。
本当の自分を活かす場となるのです。
痛みが伴う
何かを手放す時は、必ず痛みが伴います。
だから手放さないようとするのです。
自分の心のシグナルも無視し、そのまま頑張ってしまいます。
心が「辛くてたまらないよ!」という大きなシグナルを発していることにようやく気づき、仕事を手放すことを選択肢の一つに考えるようになるのです。
空いたスペースに希望が入ってくる
私は、サラリーマンを30年以上続けたアラフィフ男です。
自分の最高年収を更新しているときに、仕事を辞めました。
昭和生まれの私は、我慢する美学を学校教育とテレビから影響を受け、真面目で我慢する人間になっていたのです。
普通に仕事ができていた28年間は、辛いことにも耐えることができていました。
それが、パワハラという、上司からのいじめを受けるようになってから、心がおかしくなりました。
それでも、頑張ろうとしたのです。
長年勤めた仕事を手放すことが怖かったからです。
収入がなくなるは生きられないとイコールだと考えていたので、とても大きな恐怖でした。
結局、時間をかけて、恐怖に打ち勝つと言うか、考え方を柔軟に変えたことで、決心が着いたのです。
今となっては、辛い仕事を手放したことで、幸せを感じることができるようになりました。
小さな幸せを見つけることができると、心が穏やかになります。
そのうち、サラリーマンに復活するのかなぁと考えていたのですが、今では、サラリーマンじゃなくても生きていく方法を見つけるのに、アンテナを広げています。
私が仕事を手放して学んだことは次の通りです。
- 自分の心の声を確認することは大切
- 人生の無駄遣いに気づく
- 失敗しても良い
- 一つ手放せは次が入ってくる
です。
人生って楽しむものだって、最近考えるようになりました。
恐怖や不安に心を奪われるのではなく、自分が楽しいこと、頑張りたいと想うことにフォーカスするのです。
お金に対する価値観を変え、自分の幸せのために、お金を効率よく利用します。
自分の状況に合わせて幸せを感じながら生活をするということです。
そのためには、他人を気にしすぎていてはダメです。
自分はポジティブなことにフォーカスし、手放して空いたスペースに幸せ、希望を入ってくるのを希望するのです。
心が拒否することは、やらないほうがいいです。
それはストレスになって、自分が疲弊することになるからです。
同じ轍は二度と踏みません。
まとめ:仕事を手放す勇気を持つことで、空いたスペースに希望が入ってくる
辛いと感じながら、仕事を続けていても、楽しくありません。
なんのために生きているのかと、考えることもあるでしょう。
学校教育で、サラリーマンになるために、先生の言うことを聞いて、集団行動できるように仕込まれてきたのですから、辛くてもみんなと一緒に頑張ることしかできないのです。
だから、普通の人がやらない「今の仕事辛いからどうにかしたい!」と考えることを避けて、メンタルに傷をつけながらでも頑張ってしまいます。
我慢ができない状態であれば、今の仕事を手放す勇気を持つことです。
それは、次の障害があるからです。
- 恐怖
- これまで積み上げてきたキャリアの問題
- 痛みが伴う
です。
私が仕事を手放して学んだことは次の通りです。
- 自分の心の声を確認することは大切
- 人生の無駄遣いに気づく
- 失敗しても良い
- 一つ手放せは次が入ってくる
です。
自分の状況に合わせて幸せを感じながら生活をするということです。
そのためには、他人を気にしすぎていてはダメです。
自分はポジティブなことにフォーカスし、手放して空いたスペースに幸せ、希望を入ってくるのを希望するのです。
心が拒否することは、やらないほうがいいです。
それはストレスになって、自分が疲弊することになるからです。
手放す勇気を持って、そのスペースに自分が希望することを入れましょう。
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