人が喜ぶ姿が嬉しい!
人は自分が得をすると嬉しい気持ちになります。
しかし、限りあることやモノは分かち合うことができないので、
できれな自分がいただきたいと考えてしまうのではないでしょうか?
正直申しますと、私は自分だけでも得をしたいと考える人間でした。
ズルはしませんでしたが、いただけるものであればいただきたいと考えました。
頂いたものを家族に渡すと喜んでくれました。
だからいただけるものはいただきたかったのです。
それでも、年齢が上になっていくと、若い後輩がいるので、私は遠慮するようになりました。
その後輩が私のように家族に持って帰って上げればその家族が喜ぶことがわかっていたので、
その喜ぶ家族の姿を想像すると、自分も嬉しくなるのでした。
今回は、自分の得と人が喜ぶことについてのお話です。
人を喜ばすことが好きな方向けです。
何かの参考になれば嬉しいです。
自分が得することを考えるより、人が喜ぶことの方が嬉しい
基本的に人は得することを考えます。
それは、限りのないことであれば一生懸命になるべきです。
限りのあるモノについては、そんなに一生懸命にならなくてもいいと思います。
例えば、特売品を買うために、我先へと競って並ぶ経験はあるのですが、
あれは、自分が得することを考える人ばかりで(自分を含めて)、何か人言らしさというか、気分のいい空気ではありません。
なので、そういった限定特売品には興味がなくなりました。
それよりも、満員電車で席を譲ったり、顔の知らない人と協力して同じ目的に向かうことの方が気持ちがいいものです。
自分だけが特をするのではなく、皆でいい思いをするようなことや、
分け与えたりすることがいいと思っています。
家族のために何かをして喜んでもらったり、仕事で気を利かせて喜んでもらったりすると、とても嬉しくなるのです。
夫婦の場合は特にいい感じになります。
私が妻にとって心地よいだろうと気を利かせると、それに喜んだ妻は、そのお返しとばかりに私が喜ぶことをしてくれます。
相手の喜ぶことをすると、相乗効果で自分にも帰ってくるのです。
これはかなりいいです!
ちょっとした思いやりが大きくなるのですから。
いがみ合うよりずっといいです。
自分が得することを考えるより、人が喜ぶと気分がいい
単純に自分の得を目指すよりも、人を絡めて皆が幸せになることって、身の回りには意外と多いのです。
他人を知らないふりするよりも、できるだけコミュニケーションをとった方が楽しいのです。
これは人にもよりますが、私は基本的に人見知りだけど、チャンスが有ればできるだけ会話するように心がけています。
そうすると、気分が良くなるからです。
せっかくの出会いを、なかったようにするよりも、挨拶に一言を添えます。
反応が良ければ、さらに会話を進めるのです。
会話のキッカケを自分がつくります。
知らない人との会話は、勇気を必要とします。
それは相手も同じことなので、自分から行動を起こすことで、会話の機会をムダにしません。
その相手とは短時間で別れてしまうので、会話は終了しますが、たとえ短くてもいい出会いになります。
お互いに気分が良くなり、その後の予定が充実すること間違いなしです。
私は、時々ホテルを利用することがあります。
チェックアウト際、部屋をできるだけきれいな状態にします。
ホテルには専門の清掃員がおりますが、その方が清掃に入ったときにイヤな思いをしてほしくはありません。
なので、洗面台の水滴をタオルで拭き取ったり、浴槽の髪の毛をシャワーで流したりします。
ゴミはまとめておき、ベッドは整えておきます。
私がキレイにしても、清掃員が作業をするのだから、ムダな行動ではありますが、
私自身と清掃員の気分が悪くないはずです。
ただの自己満足かもしれませんが、清掃員のことを考えて、
できるだけ(やりすぎない程度)部屋をキレイに整えておくことで、気分がよくなるので、得した気分です。
もし、愛する家族が清掃員だったらどうしますか?
だらしない宿泊客だとは思わせたり、できるだけイヤな気分にさせたくないはずです。
家族と同じように、他人にも愛情を注ぐことで自分が嬉しいのです。
自分勝手に気分良くなっているだけですが…
まとめ:自分が得することを考えるより、人が喜ぶことの方が嬉しい
自分が得しようとすることは当たり前のことです。
その得するためのモノが限りあるのであれば、考えてしまいます。
できれば、皆で得することができれば、あれこれ考えなくてもよいのですが。
自分の得のことを考えているよりも、他人を絡めて得した方が嬉しくなります。
人が喜ぶこと自分が関わると、自分が得するよりも喜びは大きいのです。
他人が喜びを意識していると、自分にも返ってきて、結果的に自分の喜びになります。
他人が喜ぶ姿を想像するだけでも自分の喜びになります。
家族と同じように、他人にも愛情を注ぐことで自分が嬉しいのです。
単純に自分が得することを目指すよりも、自分と他人の喜びを目指す方が幸せになります。
幸せの時間が多い人生にしましょう!
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