本当は幸せなのに気づいていないだけ!
人はみな、幸せになりたいと考えているでしょう。
美味しいものを食べたり、多くのお金を手にしたりすると、
花火のようにほんの少しの瞬間だけは、時間だけ幸せを感じることができます。
しかし、私たちの求めている本当の幸せというのは違っていて、幸せな気分が長続きする感じのことです。
私は、そのような幸せを最近感じることができました。
それは、帰省している我が子を見て感じたのです。
都会のコンクリートジャングルから自然豊かな田舎にある我が家へ来て、
出かけることもせず、ソファの上で寝そべりながらスマホを触っていました。
その様子を見て、私の脳裏に昔の一緒に暮らしていた頃がフラッシュバックし、
「懐かしいなぁ、幸せだなぁ…」と感じたのです。
私は幸せだったんだ!と気が付きました。
これまで、忙しく仕事をしていたせいで、幸せを感じる余裕がなかったのです。
本当は幸せなのに、靄がかかっていて、幸せに気づけずにいたのです。
今回は、本当は幸せなんだよというお話です。
自分は不幸だと考えている方向けです。
何かの参考になれば嬉しいです。
幸せに気づく方法は思考の靄を取り払うこと
仕事などで、ストレスや心配事があると、思考能力が落ち、誤ったことに価値を置いたりします。
「〇〇しなければならない!」というような完璧主義に陥ったり、
できるだけ多くのお金を稼ぐと幸せになるといった思い込み、
どんなに辛くても、今の仕事にしがみつかないと生きていけなくなるというストレス、
これらすべて、思考の靄なのです。
思考の靄があると、愛や感謝に気づかずに生きてしまいます。
物の値段が上がったなどのネガティブな情報ばかりを気にして、今日は天気が良くて気持ちいいという幸せに気づきません。
幸せというのは、自分の周りにたくさんあるのです。
電気、水道などのインフラが当たり前に通っていますが、それはとてもありがたいことです。
値上がりが続いていると言っても、生きていくために必要な食料品だって、手軽に手に入ります。
それらは、幸せなことではないでしょうか。
私はこれまでお金に関して思考の靄がかかっていました。
お金を減らしたくないとお金に執着していたので、幸せを感じられませんでした。
まだお金はこれだけあるのだから、無駄遣いに気をつけて楽しもう!という思考に変えることでもっと幸せになります。
なかなかお金って難しいです。
接し方次第で、お金の多い少ないに関わらず、幸せを感じることができたりできなかったりするからです。
先日、私は妻にこのように言いました。
だけど、違っていたんだよね。
お金がなくなっていないのにお金の心配をする必要はなく、楽しむためにお金を有意義に使うんだね
無くなりそうになったら、そのときに考えればいいんだよなぁ…
思考の靄を取り払っていきたいですね。
これまで私は、お金のことを気にしないように見える妻を理解できませんでした。
別に無駄遣いをしていたわけではないのですが。
それでも、ケチケチしない姿に私は嫌悪しました。
結果的に、妻は、お金をより有意義に使おうとしていただけで、
ケチケチしてお金に囚われて、幸せを逃していたのは私だったのです。
考え方、捉え方で幸不幸が決まります。
幸せに気づく方法は少しでも進んでいることを感じること
以前の私は完璧主義で自分を苦しめていました。
完璧主義とは、完璧ではないのに、完璧を追い求めてしまうことで、自分を追い詰めてしまうことです。
「〇〇しなければならない!」という完璧主義から脱したのですが、
心の奥底に完璧主義は存在していました。
私は、ストレス発散と、気分を良くするため、近くの森で散歩をしています。
森の中を歩くと、とても気分が良くなります。
特に晴れた日の散歩は最高な気分になるのです。
それが、ある曇りの日に森の中を散歩していると、いつものように気分が良くなりませんでした。
あれっ?と思い、色々と考えてみたのです。
その結果、出た答えは、完璧主義です。
「気分がよくなるはず、よくならなければならない」と思っていたのです。
もっと細かく考えてみました。
ゼロヒャクを求めないで、少しでも良くなっていればいいと。
気分は少しも良くなっていないのか?
少し手も気分が良くなっていれば幸せではないのか?
そのように考え直してみると、
気分は、いつもほどではないが、良い。
そう感じると幸せだ!
要するに、少しでも良くなっていることを感じることで、幸せだったのです。
ゼロヒャク思考に陥ったことで、感じ取れることも感じることができなくなっていたのです。
少しでも良くなっている、少しでも進んでいると感じることが大切ということになります。
思考を変えるだけで、幸せになれるのだから、私たちは幸せ者です。
まとめ:幸せに気づく方法は思考の靄を取り払うこと
現代社会で生きる私たちは、思考の靄がかかっていることが多いです。
仕事やお金のストレスや心配が靄となって思考の邪魔をします。
私たちは当たり前のように快適な暮らしができて、幸せなのにそれを感じることができていません。
晴れた日に青い空や道端の花を見ても幸せを感じることができません。
本当は幸せなことなのに、気づけないのです。
様々なことに囚われているからです。
それと、ゼロヒャク思考のため、幸せを感じることができていない場合もあります。
よく観察してみると、昨日よりも良くなっているのに、大きく進んでいないため、停滞しているように感じるのです。
要は、思考をクリアにすることです。
食事、睡眠、運動は大切です。
身の周りの幸せを感じられるようになって、充実した人生を歩んでいきましょう。
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