非常事態のときは、格好悪くても弱音を吐くこと!
厚生労働省と警察庁の資料「令和2年中における自殺の状況」によると、
30〜59歳の年齢層の割合が多いことがわかります。
その年代って、私たち働き盛りの人たちになります。
さらに、その原因を見ていくと、「健康問題」が多いのです。
健康問題?
みんな病気なの?
30歳からの病気って、高血圧や糖尿病は50歳以降が多くなるだろうし、
ムムッ…
そうか、メンタル疾患ならわかる!
うつ病かもしれない。
その原因は?
仕事のストレスだろうと推察しました。
ということで、今回は、仕事のストレスをメンタルが病む前にどうにかするお話です。
私は、5年前に仕事のストレスでメンタルがどん底の状態まで落ちました。
今では、すっかり持ち直して、一生懸命生きています。
今回は、仕事のストレスで苦しい、しんどいと感じている方向けの話です。
浮上するヒントになれば嬉しいです。
格好悪くても相談しよう!
私は、30年以上サラリーマンをやりました。
定年よりうんと早い段階で退職し、元気に暮らしています。
ストレスで押しつぶされるくらいなら、辞めて出直そうと考えたからでした。
今は、雇用保険をいただきながら、今後に向けて、色々と調べている状態です。
さて、メンタルがどん底から復活できた要因は、
格好悪くても妻に打ち明けたからです。
それまでは、仕事関係の弱音を漏らすことをタブー視していました。
しかし、その時に受けたストレスレベルは過去最大で、
ほんと、苦しく、しんどいと感じていました。
これば自分の中にストレスを留めていては、自分がおかしくなってしまいそうに感じ、
妻に打ち明ける決心をしました。
妻も薄々私の異常を察していて、
うつ病だと思っていたと後から語っています。
そりゃそうです、私の表情が暗くなり、口数が減り、笑顔が消えた訳ですから…
復活するために
私は、どん底の状態から、なんとかして這い上がりたいと思いました。
這い上がるために、行ったことは、
- 運動(ランニング)
- 瞑想
- 読書
です。
ストレス解消に良いとされることから手を出しました。
運動
運動はストレス解消に効果的と言われています。
たしかにそのとおりでした。
しかし、私が抱えていた大きなストレスを退治することはできませんでした。
瞑想
次に瞑想を取り入れてみました。
瞑想はスピリチュアルなイメージがあるので、あまり見せたくありませんでした。
だけど、這い上がるためには、人にどう思われるだとかを気にしてはいられないのです。
すでに、仕事で辛いと泣き言を吐いている私には怖いものなんてありません。
とにかく、良かれと思ったことは実行するのにだったのです。
結局、瞑想は継続することで効果があると感じています。
思考力、判断能力が向上します(私の主観)。
毎朝30分、呼吸に集中し、気持ちがアレコレ移らないようにします。
昔の私は、何かにつけイライラしていました。
今の私は、イライラすることは自分を疲れされるし、
イライラしても意味がないことを知っている。
だからイライラしても仕様がないと考えるようになったのです。
読書
次に読書です。
これまでの人生で苦手とし、敬遠してきた読書は、ストレス解消効果が高いのです。
読書を始めて驚いたことがあります。
それは、著書には、ためになることがたくさん書かれていることです。
人生で迷った時に読むと、心に刺さります。
「自分は難しく考えていた」
「重要な事、重要でないことの切り分けができていないんだ」
など、多くの気付きを得ることができます。
「自分に厳しくしすぎて、自分自身で追い込んでいたなぁ」と思わされました。
復活した今でも、運動、瞑想、読書は毎日やっています。
私には、まだまだ沢山の伸びしろがあるのですから。
笑顔と笑いを取り戻す
現在の私は、笑顔が戻り、昔みたいによく笑うようになりました。
そのためには、過度なストレスを軽減することが鍵になりました。
多くの人は、メンタルが落ち込むまでのストレスはないでしょう。
私の場合は、先程紹介したストレス解消法(運動、瞑想、読書)を行うことでメンタルは良くなりました。
しかし、ストレスが解消しても、永遠と私を蝕もうとするストレスをどうにかするしかありませんでした。
要するに、ストレス解消できても、上司や攻撃してくる同僚と顔を合わすことで、ストレスになり、
それが永遠とくりかえされるのでは、辛いままなのです。
ストレスを生産し続ける職場からいち早くはなれなければなりません。
ということで冷静に判断し、仕事を辞めたわけです。
これで、過度なストレスを受けることがなくなりましたので、笑顔が戻り、よく笑うようになるわけです。
仕事を辞めてしまうと、収入が絶たれてしまいます。
なので、転職することをオススメします。
私の場合は、生活コストを極力抑えています。
それに加え、それなりの失業手当と妻の収入があるので、生活が困窮しない状況です。
金銭面で色々と考え、準備してきたので、ある一定期間の無職が可能になっています。
仕事をしながら転職活動をしてみてください。
オススメ転職エージェント
まとめ
今回は、私がどん底のメンタルから復活したお話でした。
多少のストレスは自分でなんとかできます。
世の中には、とんでもない人がいて、想定外のストレスを与えてくることもあります。
そんなとき、自分の中だけにしまい込んでいないで、家族に打ち明けるべきなのです。
自分の苦しみ、しんどさを打ち明けて、心をオープンにします。
それから、ストレスを退治しつつ、冷静に今後について検討することがいいでしょう。
私が行っているストレス解消法は、
- 運動(ランニング)
- 瞑想
- 読書
です。
この他に「自然に触れる」というのもありあす。
「自然に触れる」というのは、近くの公園の緑の中に行くでもいいのです。
観葉植物を部屋に置いてみるのでもいいです。
私は、近くの山を毎朝走るようにしています。
とても気持ちがいいものです。
もちろん、家の中には観葉植物をいくつも置いてあります。
これは妻の趣味なので、妻に感謝です。
いろいろなストレス解消法をしながら、ストレス源をどうにかしましょう。
耐えられるなら、そのままの状態で行きましょう。
私のように耐えられない職場の場合には、転職をオススメします。
オススメ転職エージェント
今の仕事を続けながら、転職活動はできます。
ストレスの元をどうにかしないことには、
永遠とストレスと戦い続けることになってしまうのです。
とにかく、メンタルが落ちているときは、判断力がおかしくなっています。
少しずつストレス解消法に取り組み続け、判断力を向上させていくことです。
感情的に「退職願」を上司に突きつけないでくださいね!
それは、準備が整ってからすることなのです。
それまでは、水面下で支出を減らしたり、蓄えを増やしたりして、
生活が困窮しないように備えるのです。
私は、今の生活になって、不安はこれっぽっちもありません。
お金がなくなりそうになれば、最低賃金でも働きに出ればどうにでもなります。
それよりも、自分の人生を歩めるようになったこと、
未来の自分は想定外のことをやっているかもしれないということを考えると、
そわそわしますし、楽しみにもなります。
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