素直な気持ちで無条件に感謝すること!
多くの人は幸せを求めて日々生活しています。
しかし、その多くの人は幸せを感じていないのではなかと思います。
日本の家庭と学校での教育を受けて、それに従って勉強を頑張り、少しでもいい会社に入りより多くの収入を得て幸せになろうとしているのです。
それなのに、嫌なことばかりで、イライラすることが多い。
ごくたまに嬉しいこともありますが、格段にネガティブことばかりだと感じています。
今回は、幸せについてのお話です。
結局のところ、幸せになろうとしすぎてはうまくいきません。
幸せの概念を見直すことをおすすめします。
幸せについて気になる方向けです。
なにか参考になれば嬉しいです。
健康であれば幸せを実感できる
私たちが幸せについて勘違いしがちなのは、多くのお金があれば幸せになれるのではという幻想を抱いているのです。
ストレスがなければ幸せ
多くの資産を持っている人でも、歯が痛かったり、体調を崩しているときは、苦痛で幸せを感じることができないでしょう。
健康が幸せの基本中の基本なのです。
健康な状態でみんなが仲良く生活していれば毎日が楽しい日になること間違いなしでしょう。
しかし、殆どの人が沿う感じていないのはどうしてでしょうか?
それは、私たちは不寛容な社会の中で生活しているからなのです。
職場では、常に成果を求められていて、上司は自分の部署の成績を良くしようと必死になります。
だから、部下にはプレッシャーを与え、人の心を捨てさせてでも、売上をあげることを優先させるのです。
こういったように、助け合うのではなく、人が苦悩することが当たり前になります。
幸せだったり楽しそうな他人を見ると、自分が苦しいのにどうして?といった具合に嫉妬や妬みなどの負の感情が湧き上がるのです。
このようなドス黒い環境から脱出することができれば、大きなストレスから開放され、幸せだなぁ…と感じることができるようになります。
ドーパミンを求めない
幸せって、お金持ちになって海外旅行をしまくったり、ブランド品を買い漁るとか、有名になってちやほやされたりすることだったりと考えたりします。
たしかに、幸せに感じることはあるのかもしれません。
樺沢紫苑著:「精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法」を読むと幸福についてのイメージが理解しやすかったです。
代表的な幸福は3つあります。
ドーパミン:お金や欲しい物を手に入れたときの喜び、目標を達成したときの達成感や人から認められたときの喜びなど…
その他、ドーパミンは楽しい、嬉しいと感じたときやおいしい食べ物や甘いものを食べたとき、お酒を飲んたときなどに分泌されます。
往々にして、楽しいと感じているときは脳内でドーパミンが出ています。
なので、ドーパミンが出ていないときは楽しい状態ではないと考えます。
しかし、ドーパミンが出ていなくても楽しい状態なときはあるのです。
自分の状態を俯瞰して見てみると、テンションが上っていない状態でも、楽しいということはあるのですね。
ただ、刺激が小さすぎて楽しいことに気づきません。
逆に、気分が冴えないとさえ勘違いしがちになります。
だから、ドーパミンが分泌していない刺激がない状態でも、楽しい状態であることはあるのです。
その他、我が子などの家族などの愛しい人だったり、人とのつながりでオキシトシンが分泌されて幸福を感じることだったり、
きれいな空や景色などを見て幸せだなぁと感じているときに分泌しているセロトニンだったり、強い刺激はなくても、心地の良い幸福があります。
このように、私達は考えているよりも多くの幸せに囲まれて生活しているのです。
ありがたいと思う気持ちが幸せになる
楽しかったり、幸せだなぁと感じているときは、感謝することが容易です。
逆に、感謝することができれば、幸せなぁって感じることができちゃったりもするのです。
無理やり感謝しない
だからといって、気分を害しているときや、イライラしているときに無理やり感謝しようとしても、幸せを感じることはできないので、やめておいたほうがいいでしょう。
感謝の気持ちを持てる状態に整えることを優先するのです。
場合によっては、無理やり感謝するのではなく、その時の自分の状態を観察してみましょう。
うまくいかないことがあったり、いやなことがあったときです。
それらに反応して、自信を喪失したりしているときは、冷静に思考することが大切です。
うまくいくときもあればそうでないときもあるのが普通だよなぁ…
うまくいかないことで、気づくことができたり、もっと頑張ろうと前を向くことができてありがたい。
このように、過度に落胆することなく、いつもの自分を保つことに注力するのです。
無条件に感謝
今日一日の出来事を振り返ってみると、ありがたいと感じることがたくさん出てきます。
例えば、今日出会えた人と楽しむことができたのは、過去の職場で受けた上司からのパワハラがあったから、その仕事から離れたことが原因。
その上司のした行為自体は許せないけれど、それがあったから、良くも悪くも人生が変わったんだよなぁ…
ありがたいことだなぁ…
このように、そのときは苦しい思いをしたけれど、今となってはそれがあったから思い切ることができて、人生って楽しかったり幸せを感じたりできたりするのです。
今日の出来事や関わりのあった方々に感謝できます。
無感情で自分を見つめる
できるだけ、感謝の気持ちを抱くことは大切なのですが、たまに無感情になって無思考になるものいいものです。
そうすることで、自分が気に入らないことが浮かんできたり、自分自身に我慢を強いられていることが見えてきます。
それらを素直に認めて、受け入れましょう。
自分の本心はそうなんだね!
人間なんだから、そう思っていても不思議ではないよな。
無理強いはしないけど、自分の気持を理解した上でこれからもやっていくのです。
自分の気持をりかいすることで、気持ちが軽くなるような感覚があります。
心のままに行動していきましょう。
そうすることで、より積極的に動けるようになることが不思議でたまりません。
まとめ:幸せな毎日は健康と思考から
今回は健康で感謝することが大切だよねぇよいうお話でした。
お金を求めてストレスを溜め込んでいては元も子もありません。
幸せを感じるために、多幸感の刺激が強いドーパミンだけを追求するのではなくて、人のつながりや日々の何気ない幸せを感じるオキシトシン、セロトニンを求めること。
自分をよく観察することが大切です。
感謝することは幸せを感じるには重要ですが、自分の状態が悪いときに無理やり感謝しないで、自分を整えることを優先しましょう。
それから、過去の悪い出来事にも感謝できるようになって、すべてのことに無条件に感謝できるようになるのです。
時々、無感情になって自分を見つめてみることも大切です。
そうすることで、自分の本心が浮かび上がってきます。
それらを理解し、受け入れて今後に活かしていきましょう。
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