砂糖は麻薬と同じ快楽物質です!
昔はお金持ちだけが食することができた砂糖ですが、安価に製造することができるようになった今日では一般庶民の生活に多く溶け込んでいます。
私たちが大好きなチョコレートやクッキーなどの菓子類やアイスクリーム、炭酸飲料や缶コーヒー(ブラックを除く)に多くの砂糖が使用されています。
それらを製造販売している食品メーカーは、私たちを喜ばせるために、研究所を設け、私たちがより幸せを感じられるように、砂糖の量を最高値に調整して商品化しているのです。
そんな私たちに喜びを与えてくれる砂糖ですが、はっきり言って、私たちの体への悪影響はかなりのものです。
健康を気にするのであれば、砂糖は摂ってはならないものだと言えます。
だけど、ストレスに晒されて生きている私たちへの小さなご褒美として、頂いてはどうかな?と考えます。
砂糖を摂取すると、すぐに脳の報酬系を刺激し、ドーパミンやセロトニンなどの脳内伝達物質が分泌し、幸せな気分にしてくれます。
砂糖は、マイルドドラッグと言い、麻薬と同じ快楽物質なのです。
今回は砂糖についてのお話です。
肥満に悩んでいたり、甘いものがやめられない人向けの話です。
何かの参考になれば嬉しいです。
甘いものは喜びを与えてくれる
初体験
甘味を知らない乳幼児が初めて甘いものを口にしたらどうなるでしょう?
驚きと喜びが顔の表情から感じ取ることができます。
脳の快楽中枢への強い刺激が、乳幼児の甘いものへ対する欲求を形成する瞬間です。
その後の甘い物を見た乳幼児は、「早くちょうだい!」と強い欲求を示すのです。
これは、実際に私の子供を観察した様子です。
二人目以降の子供は、上のこの影響で、甘いものを口にする機会がより早い時期に起きます。
親としてはできるだけ遅くしたかったのですが、これは仕方ありませんね。
砂糖はマイルドドラッグ
砂糖は、脳の報酬系に作用します。
脳への刺激が強く、快楽へ導いてくれるのです。
甘いものを食べると幸せを感じることができるのです。
しかし、この幸せはドーパミンという幸せホルモン特有の、もっともっとと欲求のレベルが上っていきます。
薬物と同じく中毒を引き起こします。
中毒レベルが、コカインやヘロインと同じページで右肩上がりになります。
これがマイルドドラッグと言われる理由です。
本人は気づいていないけど、本当は満足しているのに、より刺激を期待して甘いものを食べ続けてしまいます。
私はチョコクッキーを一箱、ぺろりと食べていました。
3枚で満足しているのに、なんとなく食べ続けてしまうのです。
良い距離感で付き合うこと
基本的に、甘いものを口にしない生活を目指しましょう。
ただし、ストレスにならない程度にです。
自分を甘やかしすぎるとマイルドドラッグ中毒になり、甘いお菓子などを大量消費してしまうので、注意が必要です。
たまにご褒美として、ありがたく美味しくいただくことで、満足度は上がるでしょう。
私は、甘いものが大好きです。
1ヶ月に1度くらいはパティスリーのスイーツを妻と楽しみます。
あとは、家族の誕生日会に食べる程度です。
甘いものを取らない生活をすると、自然に痩せていきます。
代謝も良くなるでしょうし、摂取カロリーが減るからでしょうね。
脳への刺激が低い食事を心がけることです。
質素な食生活をすることで、出費も抑えることができ、健康になるので、良いことが多くなります。
砂糖のメリット・デメリット
メリット
砂糖のメリットを調べてみましたが、食生活を豊かにしてくれるくらいです。
🥩肉を柔らかくする
🐟️肉や魚の臭いを消す
🍞パンをふっくらさせる
🥔味を染み込みやすくする
👿菌に水分を使わせにくくする
🍙デンプン食品を軟らかく保つ
🥚卵料理をふわふわにする
🍪焼き色をつける
🍰クリームの泡立ちをよくする
デメリット
砂糖のデメリットと言えば、健康に悪影響を及ぼすことです。
👿虫歯菌が歯垢を増やす:歯を溶かす毒素が大量に作られる
😩疲労感・イラつき・気分の落ち込み・頭痛:気分の浮き沈みの原因
🍖脂肪を蓄積する
💥皮膚の炎症・たるみ・シミの増加:老化が加速:体内の細胞の炎症を引き起こす:AGE
🏃♂️運動・消化機能の低下
😷免疫力の低下
👿カンジダ菌が繁殖しやすい
🍙空腹感が増す
🚻胃腸の張り・腹痛・下痢
この他にも、生命に関わるような病気の原因にもなっていると言われています。
砂糖は取らないに越したことはありません。
だけど、人生を楽しく生きる上で、たまにご褒美として甘いものを食べるというように、砂糖と上手に付き合って行くことでしょうね。
まとめ
今回は、悪者である砂糖を少し養護したお話でした。
砂糖は、私たちの報酬系に働きかけ、快楽を与えてくれます。
それを良いことに、度を超えて取りすぎることで、糖尿病などの病気にかかり、弊害を起こしている人は多いです。
なので、上手く付き合っていくことで、悪影響のリスクを低くすることができます。
普段は砂糖をできるだけ取らないようにして、たまにご褒美としてありがたくいただくことです。
そうすれば、甘いものから受けられる満足度は大いに高くなります。
食品メーカーは私たちを幸せにする(売上を伸ばす)ために、安価で美味しい商品を提供してくれています。
それらには、私たち消費者の健康よりも商品の売上の方を重視しています。
きれいにパッケージされた商品からは、私たちの健康を害するイメージなど伝わってくるはずもありません。
お茶、ブラックコーヒー以外の清涼飲料やお菓子類には大量の砂糖が使われています。
当たり前のようにそれらを口にしていると、体型が崩れることは当たり前です。
それよりも、徐々に私たちの体を蝕んでいることに気づくことが大切なのです。
健やかに健康であるために、砂糖とは極力距離を置く生活をするべきなのです。
砂糖は、心身に悪影響を及ぼします。
たまのご褒美だけにしておきましょう。
参考記事です。