我が子の人生だもの、見守るしかありません!
自分の子供には、できるだけリスクをとってもらいたくないのが正直なところ。
そうなると、日本の洗脳教育で仕込まれた安定サラリーマンの道になってしまいます。
我が子のひとりも、公務員になって5年となり、親としては安心していました。
そんなあるとき、その子が仕事を辞めると言い出したのです。
私のように、仕事の人間関係が原因ではありませんでした。
自分の人生を考えた時、このままでは実現できないというのです。
「へっ???」
どうやら、仕事に費やす時間を、自分のやりたいことに使いたいのだというのです。
今回は、社会を歩みだした我が子が、自分の夢に向かって方向転換する親の気持ちをお伝えします。
何か参考になったり、楽しんでいただけたら嬉しいです。
高額セミナーがきっかけ
我が子は、思い立ったらすぐに行動に移すタイプです。
自分をしっかり持っている子ですが、安易に行動することもあり、おっちょこちょいです。
かなり引いたお目線でも、やさしい子だと思っています。
周りの空気を明るく変えるので、妻は時々その子から元気をもらいたいから、帰省(車で2.5時間の距離)するように促したりします。
我が子のいいところ、悪いところを思い起こしてみました。
良いところ
- 自分で人生を切り開こうとする姿勢
- 周りの人と同調しようとしないところ
- 前向きな考え → このままだとわかりきった面白みのない人生になることが嫌だ
悪いところ
- チェックが甘い → 回避できるリスクは避けるべき
そのわが子は、SNSに自分の趣味&得意なことのエレクトーンやイラストを投稿しています。
あるとき、SNS経由で仲良くなった人がいて、色々やり取りしているうちに、セミナーへの参加を進められたらしいのです。
親としては、セミナーはいらんと思いましたが、社会人なんだし、ボッタクられても致命的にならなければいい勉強になるだろうと考えていました。
後日、我が子に確認したところ、80万円の高額セミナーでした。
あぁ、ボッタクられて終了と思いきや、
「仕事を辞めて、個人で稼ぐ」と言い出す始末です。
親の心境は穏やかでない
社会人の我が子が「仕事を辞めて、個人で稼ぐ」と言い出したことに、正直私は動揺しました。
高額セミナーのカモネギだけでは済みませんでした。
我が子がしっかり考えた上なのは承知していますが、安心したいというのは親のエゴ。
妻は、「本人がやりたいと言っているんだから、いいんじゃない!」というなんとも大きな心の持ち主だこと。
そんな状況で、私が反対することなんて、できません。
私だって、自分の人生を自分の足で歩むことが大切だと思っているから、我が子がやりたいように生きることが良いと思っています。
私の想いは
- 現状維持することで私が安心したい
- チャレンジする人生を歩んでもらいたい
です。
不安材料は多いです。
そもそも本人が勢いで進めているところもあるのです。
- 仕事を辞めてから降り掛かってくる税金、健康保険、年金などの支払いがあること。
- SNSで知り合った人が稼いでいるというけど、実際に稼いでいるのかを確認できていないこと。
まぁ、こられのことは、走りながら解決していくしかなさそうです。
親としてできることは、
- 見守る
- 応援する
- 知識を提供する
- 万一の備えをしておく
ことでしょう。
最低限の知識は、税金、保険、年金、青色申告などになります。
この辺は、イメージを掴んでもらうため、
大河内薫著:「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」
を読むように渡しました。
万一の備えというのは、
- 家に戻ってきてもいいようにする
- 我が子と暮らしていけるくらい稼ぐ
ことです。
まだこれからの話しですが、気持ち的には準備しなきゃなぁって感じです。
結局の所、人生はチャレンジしていくべきだということです。
サラリーマンを離脱したのは私だけかと思っていたら、後を続こうとする子供がいてビックリです。
私は、ビビリで石橋を叩いて渡らないタイプです。
最近はかなり変わりましたが…
私が単独ではなく、家族と一緒にチャレンジする人生になるとは思いもよらなかったです。
家族で頑張っていこう!
まとめ
いつも人生一度きりだから、自分の人生を自分の足で歩んでいこうと言っている私が、我が子が自分の人生を歩もうとしていることにビビったというお話でした。
私の想いは2面性があり、
- 現状維持することで私が安心したい
- チャレンジする人生を歩んでもらいたい
です。
安心したいというのは親のエゴ。
もちろん、チャレンジする人生を応援したいと想います。
親としてできることは、
- 見守る
- 応援する
- 知識を提供する
- 万一の備えをしておく
ことでしょう。
万一の備えというのは、
- 家に戻ってきてもいいようにする
- 我が子と暮らしていけるくらい稼ぐ
ことです。
夫婦2人が生きていければいいやと考えていたところに、我が子の独立宣言。
お知りの穴が引き締まりました。
私もしっかり稼げるように頑張らなければならない状況になりました。
すごく複雑ですが、チャレンジして人生を楽しんで行きたいと想います。
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