私たちが日々仕事をしていると、業務のプレッシャーや人間関係のストレスで消耗することが多い。
パワハラをしてくる上司、他人のことを悪く言ったり、何かにつけ、ケチを付けつけてくるクレーマー社員など、人が優しくしていると付け上がって言いたい放題です。
そういう残念な状況を目撃したり、攻撃を受けたりすると、非常に不快な思いをします。
そんな不快感をなんとか解消したいと色々考えました。
仕事を辞めたいのがイチバンですが、その他の方法について何かないかと試行錯誤しました。
本記事では
- 人間関係などのストレスを解消したい方
- 不安感を解消したい方
- 今よりも幸福を感じたい方
に向けて、私の経験したことをお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- ストレスの苦痛を解消できる
- 不安を解消できる
- 幸福を感じる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 日々の生活からストレス対策を行う
- 今の自分の状況を確認してみる
- 苦痛ではないことに気づく
ということです。
詳細は後述していきます。
毎日の仕事(人間関係)が苦痛だったから
今は、以前よりも大分マシになったのですが、職場の人間関係がヒドイのです。
上司は感情的になると、訳わかんないし、パワハラするし。
他の人は、仕事しないし、知識、モラル、責任感の欠如だったりします。
この他にも、他人を攻撃したり、他人のことを悪く言ったりするので、毎日が不快です。
なので、気にしないようにしているのですが、完全には解消されません。
関連記事:【仕事行きたくない】職場の人間関係で疲弊していた私を変えた5つの事
ストレスを解消することと、気持ちが落ち込まなくするために、常日頃から行っていることがあります。
- 日光を浴びる
- 良質な睡眠
- 運動(有酸素運動、筋トレ)
- 瞑想
- 読書
- 規則正しい生活を意識する
これらのお陰で、過去に味わったメンタルのどん底に落ちることはなくなりました。
しかし、毎日のように感じる嫌悪感がどうしても完全解消には至りません。
そこでふと思いついた作戦は、
「この一瞬に意識を集中してみる」ことです。
辛い原因を自分に問いてみるわけです。
通常、嫌悪感などの苦痛は、原因そのものと、原因から起きる感情などもろもろすべてを一気に考えてしまうことで、感じてしまっているのではないかと考えました。
表現するのが難しいですね。
そして、苦痛を感じている自分に対し、「今この瞬間は苦痛を感じている?」と問いてみます。
この瞬間は、特に苦痛ではないことがわかります。
これを繰り返すことで、少しでも苦痛から開放されるのです。
苦痛って、水の中で息ができない状況や、歯が痛くてたまらないような時です。
苦痛を感じていると思った時は、ある瞬間に自分の中を覗いてみるのです。
そこには、苦痛の正体は存在していないことがわかるのです。
私が考える苦痛の正体とは、嫌悪から生まれる感情なのだと思うのです。
しかし、この方法を用いたとしても、辞めようとしている仕事を続けられることにはなりません。
根本的な原因を解消できるわけではないからです。
幸福感を得る
人間関係の嫌悪感による苦痛に対処するため、今、この瞬間を確認することを続けていました。
この効果を感じることができると思います。
さらに良いことに、幸福感を得るようになっているのではないかと、思えるようになりました。
あくまでも主観的な感想ですが…
今、この瞬間を見つめることで、苦痛を取り払い、幸福感を得られる
私は、もともと不安を感じやすいタイプの人間だと思います。
少しのことで、色々考えてしまうのです。
仕事のこと、お金のこと、老後のことなど…
一つのことから、いろいろなことに考えが波及し、全然別なことを心配してしまいます。
そんな私が、「今、この瞬間に注目する」ことで、無駄に不安を感じなくてもよくなりました。
幸福感受性を鍛える
誰しも幸福になりたいと考えています。
幸福とはどういうことでしょうか?
幸福とは、厳密に言うと、脳内で脳内伝達物質を分泌させることで起こる現象です。
以前の私は、多くのお金を得ることが幸せだと思っていました。
確かにある程度(年800万円)までは幸福感と相関することが判明していますが、それ以上になっても、幸福度は上がらないのです。
今の私は、多くのお金を必要だとは思いませんが、人間関係のストレスがない状況が幸せなのではないかと考えています。
そして、健康的な生活を送り、今まで知らなかった知識を身につけることが幸せだと思います。
幸福感にはいくつかタイプがあります。
- セロトニン型 ー 心の平穏、癒し
- オキシトシン型 ー 人とのつながり、愛情
- ドーパミン型 ー 達成や美しいと感じる時など報酬系が活性化
です。
今まで幸福感でイメージしていたタイプは、ドーパミン型です。
しかし、このタイプは依存性があるので、注意が必要です。
ドラッグやギャンブル、買い物などの依存症の原因になることがあります。
幸福を感じやすくすることができます。
幸福感を鍛えるのです。
人が幸福を感じるとき、脳内の幸福に関する部位が関与していることがわかっています。
幸福感を得やすい人は、脳内の内側前頭前野の吻側前部帯状回の領域が大きい。
これを鍛えるには、ポジティブな出来事を想像することです。
楽しい過去の記憶の想起や、明るい未来を想像するといったトレーニングをするのです。
「幸福感には、自分は幸福であるという持続的な肯定的評価(持続的な幸福)と、ポジティブな出来事に直面した時に発生する一時的な肯定的感情(一時的な幸福)という二面性があり、これらはお互いを強化しあう関係があります。
出典:生理学研究所
まとめ
私たちは、仕事で受けるストレスを溜め込まないために、普段の生活から気をつけることが大切になります。
- 日光を浴びる
- 良質な睡眠
- 運動(有酸素運動、筋トレ)
- 瞑想
- 読書
- 規則正しい生活を意識する
それでも、仕事をしていると、嫌悪感で苦痛を感じることがあります。
そんなときはこの一瞬に意識を集中してみることです。
苦痛を感じている自分に対し、「今この瞬間は苦痛を感じている?」と問いてみます。
この瞬間は、特に苦痛ではないことがわかります。
これを繰り返すことで、少しでも苦痛から開放されるのです。
しかし、苦痛の根本原因は解消されません。
この方法は、苦痛から開放される他に、幸福感を得るようになります。
人によって幸福を感じやすかったり感じにくかったりします。
鍛えることで、幸福感を得やすくすることが可能となります。
その方法とは、ポジティブな出来事を想像することです。
楽しい過去の記憶の想起や、明るい未来を想像するといったトレーニングをするのです。
今回の方法は、自分を見つめることがキモになります。
私は普段からマインドフルネス瞑想をしているので、すぐにできましたが、なれていない人は、なかなかうまく行かないかもしれません。
そういったときは、焦らず、少しずつやっていきましょう。