私たちが暮らす社会には、様々な人たちが共存しています。
いい人も多くいますが、中には「人としてどうなの?」と思えてしまう自分勝手な人とも接する機会があります。
社会人だと仕事の人間関係が多いです。
その中の自分本位な人がわがままを言ったり、他人を攻撃してくることがあります。
そういう迷惑な人の特徴は2パターンあります。
- 高学歴で勉強はできたかもしれないが、モラルが欠けている
- 勉強をしないので、知識が偏り、視野が狭い
どちらも自信を持っていて、他人の意見を聞きません。
自己評価、自己主張が強く、自分ルールを強引に押し付けてきます。
ほんの少しの正論を自分ルールに付加し、否定されないようにするのです。
「それではうまくないよ」と言っても、逆ギレして攻撃に転じます。
私は、このような自己中心的な迷惑人やパワハラ上司が原因で、精神的に追い詰められた過去があります。
その時は、常にネガティブな感情が沸き起こっていました。
本記事では
- 他人に恨みの感情を抱いている方
- 人間関係のストレスを抱えている方
- 幸福になりたい方
に向けて、私が経験したことや考えをお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 恨みの感情を抱かなくなる
- ストレスを解消する方法がわかる
- 幸福になる方法を考える
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
初めに結論から申し上げますと
- 恨みの感情は自分自身を蝕む
- 感情をコントロールする
- 感謝する
ということです。
詳細は後述していきます。
他人に腹が立つ
他人と意見が合わなかったり、他人の心無い行動のせいで、自分に危害が及ぶと、腹が立ち、感情が揺さぶられてしまいます。
あまりにもひどいことをされると、その相手を恨んでしまうことだってあります。
一度感情的になると、これっぽちも自分に否があることは考えられなくなり、全て相手が悪いのだと決めつけるのです。
このように、自分が攻撃モードになると、相手を否定することで、自分を正当化します。
冷静さが欠如し、論理的に考えることができないなり、とくかく「相手が悪いのだ!」としか思えなくなります。
こういった感情を抱くと、理性や、人が他の動物よりも優れている部分である前頭前皮質が働かなくなります。
前頭前皮質は、感情を制御し、合理的な判断をするために必要な部位です。
一時的な感情で、頭の中をいっぱいにすると、冷静な判断ができなくなり、冷静さを取り戻したときには、後悔してしまうことがあります。
男女の不倫関係が代表例です。
このように、怒りの感情で人を恨んだりすることは、自分にとって何の得にもならないことなのです。
人を恨んだ結果
人に面白くない思いを點せたれたり、攻撃をされたりして、自分が傷つくことが原因で、その人のことを恨んでしまった経験は誰しも少なからずはあるでしょう。
一時的に感情が高ぶり、時間の経過で収まる場合はイイのですが、執念深かったりして、恨みを継続させることは、様々な弊害が起きます。
- 自分で自分を攻撃している
- 恨みは自分に帰ってくる
- 表情に現れる
- 体調不良
- チャンスを逃す
- 幸せを感じない
恨みの感情を抱いていると、ラッキーなことは起きません。
恨みの感情があろうとなかろうと、状況は同じなのですが、自分の感じ方が変わるのです。
人を恨んでいるということは、つねにネガティブな気持ちでいることになります。
周りのネガティブな話に敏感になったりしますので、対象者の陰口に参戦してしまって、さらに自分自身にストレスを掛けてしまう結果になります。
他人を恨むことで生じる否定的な感情は、ストレス反応だ。ストレスを抱え続けることは、健康に害を及ぼす。米エモリ―大学の研究によれば、高血圧や心臓病にもつながる。精神的に強い人は、自らストレスを抱え込むようなことはしない。
上記のとおり、健康を害するようにもなります。
恨みというネガティブな感情を抱いている限り、チャンスがあっても、それに気づかなかったり、ずっと重苦しい気分なので、幸せを感じることもできません。
他人を気にしないこと
私は、過去に上司からパワハラを受けたり、精神的におかしい部下から攻撃を受けて、精神的に追い込まれた経験があります。
もちろん、それらには、腹が立ったし、大きなストレスを受けました。
恨みのような感情を抱き、たくさん陰口を叩きました。
「絶対許さない!」と思ってきました。
その他にも、今の職場で、ストレスを感じることが多くあり、なんとかしたいと思い、色々調べて実践しました。
ストレス解消に努めてきました。
運動や瞑想をしたり、自然に触れたり、健康的な生活をしたり。
様々な考え方や行動を実践していると、なんとなくわかったことがありました。
「他人を気にしないこと」です。
パワハラ上司や、攻撃的な部下をできるだけ気にしないようにして、行動するようにしました。
他人を気にして仕事をすると、他人の行動に反応してしまい、自分の感情が揺さぶられてしまいます。
他人に反応しなくなると、とても気持ちが楽になりました。
周りの人から嫌なことを言われたり、やなことをされても、受け流します。
「また嫌なことを言われたなぁ…」と考えます。
「また言っていたこととちがうなぁ…」と受け入れます。
どうせ、反応しようがしまいが、やることは一緒なのです。
反応してしまうと、自分のポテンシャルがだだ下がりし、一つの仕事をするのに、より多くの時間を要してしまいます。
苦境になっても、反応しないことで、面白いくらい効率が上がり、面白くなります。
いままで、反応してきて、ショックやストレスを受け、仕事能率が悪くなり、悪い事だらけでした。
反応することは、生産性を低下させまくっていたのです。
人は正しいことしかしないなんて思っていたから反応していた。
ときには、受け流すことが大切だと考えるようになりました。
腹が立って、収まらない時は、自分の感情を紙に書き出すことで、感情をコントロールできるようになります。
なので、自分を抑えられなくなった時は、紙に自分の感情を書きまくってください。
不毛な争いをしなくても良くなります。
自分を苦しめた人に恨みなんてない
過去に私にパワハラや攻撃をして、苦しめた人は、今でも好きにはなれません。
当初は、恨みのような感情を抱いていましたが、今では、そういった気持はありません。
恨みを持ったままでいると、自分さえ不幸にしてしまうので、自分の幸福を求める上で、本末転倒になってしまいますからね。
過去に私に危害を与えた人のことを今では、ある意味感謝すらしているくらいです。
それは、なぜかというと、今の考えに至ったきっかけを与えてくれたのは、彼らだからです。
ダラダラと生きていた数年前の私ですが、結果的に、健康的になり、人生は短いと感じることができました。
なので、しっかり生きようよ思うようになりました。
自分に危害を加えた相手を恨むことは簡単です。
しかし、恨み続けるということは、自分自身も不幸にさせてしまうことなのです。
「他人が得をするのなら、自分が損してまでもそれを阻止する」と考える人も少なくないといいます。
そんな非合理的な考えを持たないようにしたいと考えます。
なので、他人を気にしないように、自分の人生をしっかり生きることが大切だと思うのです。
「腹を立てずに義理を立てる」
幸福感を得るには、感謝することと、良い人間関係を築くことです。
普段、何気なく利用している生活のライフライン(電気、水道など)にも感謝の念を抱くように心がけていますが、よく忘れてしまいます。
できるだけ思い出すようにしています…
まとめ:人を恨むより、自分を高めることに利用する
私たちが所属するコミュニティーには、様々な性格の人たちが存在します。
性格が違うのだから、意見が合わないこともあり、争い事も起きるのです。
その時に、他人から陥れられたりすると、恨みなどのネガティブ感情を抱くことがあります。
恨みの感情を抱き続けると、自分自信で、自分を不幸にしてしまいます。
恨みの感情を抱くことには、生産性がまったくなく、マイナスしかありません。
なので、少しでも早く、立ち直ることが大切です。
それには、ストレス解消と冷静な判断が必要になります。
ストレス解消には、運動、瞑想、健康的な生活、自然に触れることをオススメします。
その他、エクスプレッシブグライティングといって、紙に自分の感情を書き出す方法がいいと言われています。
冷静な判断ができるようになるには、運動と瞑想がオススメです。
運動と瞑想をすることで、脳細胞が活性化し、感情がコントロールできるようになります。
時間はかかりますが、損することはありませんので、大いにオススメします。
そういったことをしているうちに、周りの人に反応して感情的になっていたのが、反応しなくなれたことで、感情的にならなくなりました。
そうなると、恨みの感情を抱くことのデメリットを理解しました。
ネガティブな感情を抱くことで生じる非生産的な結果は容認できません。
なので、ネガティブな感情を抱かないようにする術を身につけることが重要になります。
単純に、受け流すことで、幸福に向かうのであれば、やったほうが良いのは明解です。
人生は短いと感じさせてくれた、私を攻撃した人に感謝をしつつ、日々の生活を楽しんで生きたいと思います。