反芻思考(はんすうしこう)って知っていますか?
反芻思考とは、ネガティブなことを思い出し、繰り返し考えてしまうってやつです。
みなさんも経験があるのではないでしょうか?
例えば、何かショックな事があり、そのことで傷つき、「なんでそうねったんだろう…」と後悔をしたり、その時受けたショックの様子を繰り返し思い出すということです。
「ああ、そういうのあった」という感じでしょう。
いつもだと、一晩寝たら忘れてスッキリすることもありますが、ショックが大きいやつだと、中長期もの間、繰り返し蘇るショックな出来事の記憶は、うつ病などのメンタル疾患に陥る危険性もあるのです。
このように、ネガティブな記憶を繰り返し思い起こしてしまう反芻思考に取り憑かれると、なかなか脱出できず、継続的に苦痛を受け、とても辛いことなのです。
私も過去に反芻思考で苦労した経験があります。
今では、なんとか抜け出せているので、何かのお役に立てればと思います。
本記事では
- ストレスを抱えている方
- メンタルが病みそうな方
- 反芻思考で苦しんでいる方
に向けて、私の経験をお伝えいたします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- ストレス解消方法がわかる
- 反芻思考から抜け出す方法がわかる
- 普段から注意した方が良いことがわかる
ようになります。
何かの参考になれば幸いです。
はじめに結論から申し上げますと
- ストレス解消に務める
- 考えすぎないように気をつける
- 感情的にならないようにする
ということです。
詳細は後述していきます。
反芻思考に悩まされた
私は、過去に反芻思考に悩みました。
そして、なにをやっても楽しくなく、本当に苦痛でした。
職場の人間関係が劣悪で、その中でも、人間関係でショックな出来事が続きました。
それで傷ついた私の心は、家に帰宅してからも、職場の呪縛から抜け出すことができなくなり、シャワーを浴びるときなど、一人になる時間があると、反芻思考に陥っていました。
反芻思考になると、胸がムカムカ気持ち悪くなり、頭が締め付けられるような感覚になりました。
その感覚は、今でも覚えています。
とにかく、反芻思考が続くとやばいです!
仕事中も、終始苦痛を感じていました。
「この場所から離れたい」と考え続けていました。
そうなると、仕事に集中できなくなり、効率も悪くなりました。
本当にストレスを感じ続け、家に帰ってもあまり笑わない生活でした。
家族で旅行に行っても楽しいはずなのに、楽しさを感じることができません。
いつも気持ちが冷めていました。
そんなストレスを抱えていると、なぜかネットショップで必要ないものを衝動買いしてしまう現象も起きました。
まぁ、浪費してしまう私が悪いのですが…
ストレスを抱え続けると、メンタルが壊れそうになるのでした。
過去に書いた記事:私が行った反芻思考(反すう思考)から今すぐ抜け出す7つの方法です。ご参照ください。
ストレス解消に務める
職場の人間関係によるストレスで、家に帰宅してからも反芻思考に悩まされ続けた私は、なんとかしたくて、あがきました。
とにかく、仕事でストレスを抱えてしまうので、ストレス解消に務めました。
インターネットでストレス解消法を調べました。
- 運動
- 自然の中で散歩
- 別なことで悩む
- 美味しいものを食べる
- 映画を観る
- 読書
- 集中できることに取り組む
- 時間が解決してくれる場合も
私は、まず運動を一生懸命行いました。
元々マラソンが趣味だったので、できるだけ毎日走るようにしました。
走ることは、一番手っ取り早かったからです。
運動をして、汗を流すと気持ちよく、スッキリしました。
著書「脳を鍛えるには運動しかない!」では、運動は精神疾患にも有効で、特に心拍数を上げて行うことは、とてもいいと書いてあります。
その他の著書「超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド」に様々なストレス解消方法があり、その中でも、自然に触れることいいとありましたので、森に言ったりもしました。
そして、森の中で心拍数が上げて走ることは、かなり気持ちが良かったです。
ストレス解消効果を感じることができたので、私は、できるだけ多く、小高い山で走るようにしました。
その他には、瞑想が良いというので、少し抵抗がありましたが、やるようにしました。
瞑想の効果を得られるようになるには、8週間かかるといいます。
瞑想を行っても、何がなんだかわからない状態でした。
「瞑想って本当にいいの?」と不安になりました。
8週間経過しても、効果を感じることができません。
自分のやり方が悪いのか、そもそも効果がないのか?
とにかく継続
私のメンタルは、激しい運動をすることで、なんとか最悪の状態には至りませんでした。
瞑想は相変わらず、私には効果を感じることができない状態。
ときには、不安が大きくなることがあり、イライラすることもありました。
瞑想の効果は…
そう思いながらも、毎日欠かさず瞑想を続けました。
瞑想を初めて、1年が過ぎた頃から、なんとなく気持ちが落ち着いていることに気が付きました。
あれっ???
そして、現在では、瞑想の効果は大きく感じるようになっています。
私が感じる瞑想の効果とは
- 冷静に考えることができる
- 感情的になりにくくなる
- ストレスをうけないように工夫するようになる
- 細かいことを気にしない
- 他人の目をきにしないようになる
- いい意味で、どうでも良くなる
などです。
急に変わったのではなく、自分で気が付かないうちに徐々に変化したのだと思います。
この効果は瞑想だけによるものではなく、運動も関わっているのだと思うのです。
瞑想も運動も継続しました。
瞑想をすることで、運動を習慣化しやすくなるといいますし。
運動をした方が、楽になることがわかっているので、積極的に運動をするようになるのです。
そして、その他のストレス解消法も継続しました。
とにかく、少しのストレスも解消するように心がけたのです。
現在の状況
現在の私の状態は、以前とは比べ物にならないほど、良くなりました。
回復したというより、以前と違う自分になっています。
自分2.0です。
ストレスを意識していたせいか、常に思考するようになりました。
かなりの数の思考をしました。
過去に受けた心の傷は消えてはいませんが、やりすごく事ができるようになりました。
反芻思考も全くとは言いませんが、ほとんどしなくなりました。
できるだけストレスを無視している感じです。
考え方で受けるストレスの大きさも変化するようです。
考えることでマイナスになることは、考えない!
まとめ:繰り返し考えてしまう反芻(はんすう)思考から抜け出したい
以前に大きなストレスを継続的に抱えていた私は、ネガティブなことを繰り返し考えてしまう反芻思考に陥り、メンタルがやばい状態でした。
なんとかストレスを解消するために
- 運動
- 自然の中で散歩
- 別なことで悩む
- 美味しいものを食べる
- 映画を観る
- 読書
- 集中できることに取り組む
- 時間が解決してくれる場合も
などを取り組むようになります。
この他にメンタルにいいという瞑想もはじめました。
自然の中で過ごすことで、とても気持ちがスッキリしました。
運動で汗を流すこともスッキリします。
瞑想も続けましたが、1年経過したところで、自分の変化を認識することができました。
今の自分は、過去の自分とは違っているようです。
考え方が変わり、より効率的になり
- 冷静に考えることができる
- 感情的になりにくくなる
- ストレスをうけないように工夫するようになる
- 細かいことを気にしない
- 他人の目をきにしないようになる
- いい意味で、どうでも良くなる
のような状態です。
これにより、ストレスを受けにくくなりましたので、反芻思考もほとんどしなくなりました。
これに大きく貢献しているのは
- 運動
- 瞑想
です。
とにかく、瞑想と運動を継続することが大切なのです。
はじめのうちは、何も感じません。
しかし、次第に変化していきます。
不安をいだいたり、イライラしたりすることもあります。
それでも継続するのです。
そうすることで、自分の気づかないうちに自分が変化しています。
そして、ストレスを感じにくくなる。
ストレスを受けないように考えていくことで
行動が変わる
習慣が変わる
考え方が変わる
いい意味でどうでもよくなる
他人の目を気にしなくなる
人生が変わる
ようになるのではないかと感じています。
要するに、常にストレス解消を考えていきましょう!