人生って意外と楽しいものね!
人生は苦しいものだと人生の先輩たちから聞かされてきました。
だから、苦しくても、がんばって仕事をやってきたのです。
熱が出たって、二日酔いのときも、我が子の行事のときだって、我慢して…
これだけ身を粉にして働いてきたとしても、それで標準(あたりまえ)だったり、さらに上司からいじめられたりもします。
はたして私たちの人生というのは、苦しく、ごくまれに楽しいことがあるだけなのでしょうか?
様々な方向から人生について見つめ直してみることが重要です。
いくら頑張っても、不安や恐怖を拭えない方向けになります。
なにか参考になることがあれば嬉しいです。
苦しい過去から楽しい現在
私は50代のおじさんですが、1年前に長年勤めた仕事を辞めて、失業保険をいただきながら、これからの生き方について、ひとり考え込んでいました。
お金への過剰な執着はなくなりましたが、それでも生きていくためにはお金が必要です。
そうなると、どうやってお金を稼いでいくかが大きな問題となります。
思うようにならないになら、自分の好きなようにやってみる
私が加入しているネットのコミュニティで、アウトドアイベントに参加したのですが、そのことがきっかけで、数カ月後にスキーをすることになりました。
一応、教えることができるレベルなので、その時のメンバーの方とご一緒してお役に立てることがあればと思ってスキーをしました。
そうしたら、思いがけなく喜んでくれて、逆にこちらが嬉しくなりました。
自分って価値のある人間なのかもしれない…
自分が楽しんだだけで人を喜ばすことができたことに驚きました。
お金は二の次
数年ぶりのスキーを楽しんだ余韻に浸っていたら、予想外の方から電話がありました。
私が籍を置くスキー学校からです。
生活が落ち着かないうちはスキーをやっている場合ではないと考えていた私は、事前にスキー学校からのお手伝いの依頼を断っていたのですが。
それを知らなかった電話の主は、私にスポットで手伝ってほしいと言ってきました。
その日は特段予定もなかったので、手伝いをすることにしました。
そこでも、自分は楽しんだのに、相手がとても喜んでいるのです。
むむっ…
結果的に、お客、スキー学校、私が喜ぶことになりました。
三方良しです。
なんだか、とっても心地良い…
この感覚は初めてでした。
これまで、上司という支配者がいて、私達という奴隷がいてという関係しかしらなかったのですから。
なんかいい!
お金のために嫌なことを我慢をしてきたけど、楽しみながら生きていくのは、とってもいい!
あまりお金につながらないかもしれないけど、楽しんだあとにお金がついてくるって感じです。
楽しく小さく生きる
スキーを教える楽しさを知った私は、楽しく仕事をしたいと思いました。
仕事の目的はお金ですが、それよりも楽しく仕事をすることを重要視したいですね。
支配者と奴隷という関係は絶対ダメ!
それは、そこに愛がないからです。
搾取する側とされる側の関係は、こんりんざいお断りですね。
楽しい仕事にお金がついてくるか、それとも、私の蓄えがなくなるか…
生活費は本当に必要なものに支出します。
「電気代が高い!」と嘆くよりも、どうしようもないことは受け入れ、もやし、豆腐、納豆など、栄養コスパの良い食材を選ぶなど、工夫できるところに思考力を投下することが大切です。
楽しみながら感謝する思考
サラリーマンのときには、ストレスに押しつぶされそうな生活をしていたので、心に余裕なんてものはありませんでした。
そんなものだから、他人の行動に反応し、すぐにイラッとしていたわけです。
寛容さ
最近になって考えるようになったのは、人それぞれの個性があるということ。
それと、善と悪を白黒はっきりさせなければならないと考える癖をもっていることです。
個性の理解と善悪なんて決めなくても良いと捉えると、寛容になっちゃうんです。
だから、マナーの悪い人がいても、当人が感じていないだけだし、それが悪い事に決めつけなければ、自分が反応しなくても済むのです。
自分が反応しないということは、イライラしたりしないので、心穏やかでいられます。
別に自分が善人になったわけではありませんが、他人に対して寛容になれると、顔をしかめることがなく、笑っていられるので、なにか温かい空気になるのです。
重要なことは楽しいかどうか
今から1年4ヶ月前、私が前職を退職にることに伴い、社宅を出て今の家に越してきました。
タイミングが良いのか悪いのか、ちょうど今年の町内会の班長に当たったのです。
最初の大仕事は、町内会費の徴収になります。
昔の私であれば、「どうして俺がこんなことやらなきゃならないんだよ!」とイライラしながらやったと思います。
今の私は、普段やらないことなので嫌悪感はあるけど、どうせやるなら楽しんでみようと考えました。
そしてやり始めてしまうと、作業興奮が起こり、徴収作業に没頭できました。
さらに、近所の方と会話することができ、お近づきになれたのです。
町内会のみなさんの家の玄関先にお邪魔できたので、普段感じることのできない雰囲気を楽しむことができました。
仕事にしても、これからの行動の選択は、楽しいと感じることができるかどうかです。
楽しいと言っても、遊びとは違うのですから、多少苦しいこともあるでしょう。
だけど、その苦しいことさえ楽しもうとすることが大切です。
これにはやはり、支配や搾取があってはならないのです。
そんな環境には、決して入らないことなのです。
そうじゃなければ楽しむことができませんから。
感謝から楽しいのポジティブスパイラル
楽しさを感じながら生活すると、感謝することが多くなります。
自分に関わりのある人にお世話になっていてありがたいなぁ…と思ったり、私にサービスを提供してくれる方にありがたいと思うことがよくあるのです。
感謝の気持ちが湧くと、幸せを感じます。
幸せを感じると、楽しくなるし、さらに深い感謝を感じるようになったりです。
今の楽しい気持ちになったのは、ある方が企画したアウトドアイベントがきっかけです。
そのイベントを企画しとうと考えてくれたことに感謝しかありません。
当然、当人はそんなことを目的にしていなかったことでしょうが、いくつもの偶然が重なり、想像しなかった良い影響が私に起こりました。
楽しい気分でいると、なんでもないことがなにかのヒントになって、新たな行動につながるのです。
そんなものだから、現状で考えて不安や恐怖に苦しむ必要はないのですね。
そうはいっても、考え方を変えるには練習するしかないので、できるだけポジティブに考えるように普段から心がけることが大切です。
まとめ:頑張っても苦しいから思い切って楽しく生きてみる
今回は、楽しんで生きてみても良いかもね!というお話をしました。
- 苦しい過去から楽しい現在
- 楽しみながら感謝する思考
これまで、苦しいのが当たり前だと考えて頑張ってきましたが、いつも不安と恐怖を抱えた生活です。
逆に、楽しいことを考えて生活してみて、どうなるか実験してみようと思いました。
大切なお金のことはあまり考えないようにもしてみます。
それには、大量消費の社会からフェードアウトするのです。
寛容と感謝は幸せを感じさせてくれます。
楽しいかどうかを選択の条件に考えてみるのです。
楽しくなれば感謝しやすくなり、感謝すれば楽しくなります。
普段から楽しく考える練習をしていくことが大切です。
人生が楽しいものになって、いつ人生がおわることになっても、悔いのないようになれば、とっても幸せでしょう。
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