決めつけないで可能性を広げる!
高学歴の人や会社の上司は、これまで得た知識から判断するので、
部下や他人が持っている情報を信じようとしないことがあります。
世界には考えているより、不思議なことが膨大にあるのに、
自分と常識という枠の中でしか判断しないのです。
わかってくれないだけならまだいいのですが、
自分の感覚だけで否定されることもあり、とても残念な気持ちになります。
今日は、こういった人たちをディスるのではなく、
同じようなことを自分でもやっているなぁと感じ、これを改善すべきかについてのお話です。
親の立場だけで考えても、子供の意見に耳を傾けなかったりするので、
こういった決めつける側の人、決めつけられた側の人向けです。
何かの参考になれば嬉しいです。
決めつけてしまう性格では見えないままになってしまう
私は最近、妻の判断にできるだけ従順になろうとしています。
先日、岡山県に旅行で経験したことですが、
自分の意見と対局にある妻の意見に従ったとき、
それですてきな体験をすることができた感動が忘れられないのです。
話は単純で、ある江戸時代の屋敷を展示する施設があまりにも素晴らしく、
感動することができたのです。
私は入館料を支払ってまで見学したいと思いませんでしたが、
妻は見学を希望したので、私がそれにのったということです。
いつもの私であれば、見学する必要はないと、決めつけていたところでしたが、
このときは、妻に従ってみたのですね。
そうしたら、想像を超えた世界を観ることができたわけです。
あともう一つ話があって、一人暮らしをする高校生の我が子のところへ行ったとき、
我が子の好きな回転寿司に行くことになったのですが、
てっきり、いつもの大手チェーン店かと思いきや、
妻が調べた回転寿司店へ初めて行ったのです。
このときも、私が強引に大手チェーン店に決めるパターンでしたが、妻に従いました。
その回転寿司店は、地元の人たちで賑わっていました。
料金は少し高めではありましたが、食べたいネタを注文し、食べたところ…
想像を遥かに超える旨さ!
参りました…
またもや一本取られたって感じです。
いい経験と感動を味わうことができました。
これも、私が回転寿司店はどの店に行っても美味しさに大差ないと決めつけていたら、
あの感動を味わうことができませんでした。
それが複数ともなればなおさらです。
決めつけてしまう性格は機会損失を生む
私は決めつけ人間です。
最近では、少し寛容になったおかげで、以前よりは決めつけることが少なくなりましたが…
決めつけてしまうことと、自分軸をしっかり持とうとすることは、
混乱しやすいから注意しなければならないことろです。
自分軸を持つ ≠ 決めつける
私は、家族の意見より自分が正しいに決まっていると決めつけていましたので、
家族の言いたいことを理解できないでいました。
そのせいで、子供の一人と関係性が悪くなりました。
「こうあるべき」や「〇〇しなければならない」と世間の常識に傾倒していたので、
家族には少し厳しく接していました。
そういう、家族を自分より下に見ていたことで、何か大切なモノを失っていたのです。
決めつけてしまうことは、自分が持っていないことを知ったり体験する可能性をすべて潰してしまっていることになります。
- 自分の知らない情報を得る
- 自分以外の人の考えや希望を知る
- 人との関係性
- 楽しい時間
- 優雅な経験
- 感動を得る
- 喜びを分かち合う など…
自分が考えている以上の価値などない、こんなことにお金を出す必要はない、
お前の言いたいことはただの甘えだなどと、ハナっから決めつけてしまっては、
せっかくの機会を逃してしまうのです。
決めつけてしまうことをやめて、可能な限り新たな発見を逃さないようにしましょう。
まとめ:決めつけてしまう性格では見えないままになってしまう
私は、決めつけてしまう性格の持ち主で、家族の意見を重視してきませんでした。
それが、先日の旅行で体験した感動が衝撃的で、
これまでの決めつけていたことを反省するのでした。
妻の意見を否定しなかったことで、素敵な経験をすることができたのです。
もし、私がいつも通り決めつけにかかっていたら、機会損失していました。
そう考えると、決めつける行為は、多くの可能性を潰す行為だということが理解できます。
- 自分の知らない情報を得る
- 自分以外の人の考えや希望を知る
- 人との関係性
- 楽しい時間
- 優雅な経験
- 感動を得る
- 喜びを分かち合う など…
これらの素晴らしい体験を逃してしまうのです。
人生において、様々なことを決めつけては、狭い枠の中だけに収まってしまい、楽しくないでしょう。
それよりも、可能性を大きく広げて、彩り豊かな人生にしたいですね。
楽しいことや、幸せを感じることに目を向けて、
ポジティブに進んでいきましょう!
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