運は科学的に操ることができるのです!
運とはなんでしょうか?
運とはスピリチャルなもので、競馬などのギャンブルなど、幸運の女神的なイメージを抱いていました。
私はこれまで、幸運の女神的なラッキーな出来事に遭遇した経験は皆無で「自分には運がない!」と考えてきました。
さらに、他人は自分よりも運と能力を兼ね備えていて、良い人生を歩んでいると考えていたので、自己肯定感が低い状態でした。
そんな折、メンタリストDaiGo著:「運は操れる」を読みました。
著者の主張は次のとおりです。
運とはスキルや知識と同じだ。
単なる偶然ではなく、
確率を高める行動と努力でコントロールできる。
「え゛〜っっっ?」てなりました。
運ってスピリチャルなものでないの?
確率を高める行動と努力でコントロールできるって本当?
今回は、私の運の概念が変わったというお話です。
結局は、効率よく努力をしていく方法ってことになるのですが、「なるほどな!」ということが多かったです。
何か参考になれば嬉しいです。
自分には運がないというのはただの思いこみだった
著書の中には、様々なことが詳細にわかりやすく書かれています。
私が感じたことは大きく分けると次のようになります。
- 運は操ることができるもの
- 試行錯誤を繰り返すこと
- 不安を克服し挑戦を続けること
- 気づく力を鍛えること
要するに、運というのは、多くの行動をし続けることで操ることができるようになるということです。
多くの人は、失敗が怖いはずです。
だから行動しません。
現状維持バイアスがはたらいて、コンフォートゾーン(居心地のいい)から抜け出すことができないのです。
試行錯誤を繰り返す
新たな事にチャレンジすることは、不安や恐怖が伴います。
- 失敗したらどうしよう
- 結果が見えないから不安だ
- 他人から変な目で見られたらどうしよう
などと、小さなことでも大きな障害と考えてしまうのです。
自分のことを「運が悪い」と考えると、
「どうせやっても無駄なんだ!」となり、行動をしなくなります。
逆に、「自分は運がいい!」と考えると、
失敗しても、失敗の原因を追求したり、別な方法を試したりして、行動を継続していきます。
結局の所、運のいい人は、試行錯誤を繰り返し、行動を継続することで、成功しているのです。
試行錯誤しながら、行動を継続できるようにする工夫が重要になるわけです。
「自分は運がいい!」と考えるだけで、前向きになり、行動を起こしやすくするのです。
パナソニック創業者の松下幸之助氏は、採用面接で「あなたは運がいいですか?」と質問していたといいます。
「知識のあるなしということなら、試験でもすればすぐわかる。人柄とか性質といったことも全面的にはわからなくても、だいたいのところはわかる。才能もあるていどまではわかるだろう。けれども運がつよいかどうかはちょっとやそっとではわからない。」
「運というような、そんな非科学的なものはありはしないという見方も、あながち否定はできない。運河あるという証拠を見せろといわれても、なんとなくそういうものがあると思うという程度のことしかいえないのがほんとうのところである。」
「私はやはりそうした運といったものがあるという見方に立った方が、ものごとがより好ましい姿で進んでいくのではないかと思っている。だから人を採用するにしても、登用するにしてもそういうことを加味して考えることが大切だと思う」
不安を克服する
不安が行動の障害になることはよくあります。
感情を客観的に見つめて、自己嫌悪を防ぐことが大切になります。
不安を克服するには、行動をして見えない景色を見えるようにすることです。
不安があるから行動できないのに、どうして?と思うかもしれません。
私が経験上、思うのは、行動して、その結果を肌で感じる他ないのです。
不安の多くは、見積もり方が大きいです。
なので、実際に飛び込んで、考えていたより大したことなかったと実感することです。
行動しないで考えているだけの状態が一番辛いです。
気づく力を鍛える
チャンスに気づく3条件は以下の通りです。
- 情報源を増やすこと
- 精神的な余裕を持つこと
- 直感も信じること
情報
情報は大切ですよね。
現在では、動画から情報を取り入れている人は多いでしょう。
私も動画から情報を得ていますが、活字からの情報も取り入れるようにしています。
特に、著書からの情報はハンパないです。
私は、もともと本を読むことが嫌いでした。
すぐ気が散って、内容が入ってこなかったからでしょうね。
今では、ゆっくりでもいいので、読み進めるようにしています。
理解できなくても、止まらずに自分のペースで読み続けます。
読み進めていると、自分の中にストンと落ちることが度々起こります。
「へー、そうだったのか!」みたいなことです。
精神的余裕
精神的に余裕がなければ、チャンスを掴むこともできなければ、注意散漫になり、交通事故を起こしやすくなったり、失敗しやすくなります。
以前の私は、神経症的傾向が強く、精神的余裕は全くありませんでした。
その時期は特に「自分には運がない!」と考えていました。
現在は、人間関係のストレスもなくなり、かなり精神的余裕ができました。
とくに、自分を苦しめていた完璧主義から脱却できたことが大きく影響しています。
直感を信じる
直感で動くと失敗すると考えがちになります。
これは、直感だけを頼って動いた場合です。
直感を参考にすることは、運を良くするために大切です。
常識的に考えると〇〇だけれども、直感は△△なんだよなぁというときは、△△を否定することなく、考慮することです。
直感は無駄にせず、一考してみましょう。
世界のイノベーターはこう言っています。
スティーブ・ジョブズ
直感はとてもパワフルで私に言わせれば知性より重要だ。
ビル・ゲイツ
自分の直感は間違うこともあるけれど、ひらめきを信じてきたから成長できた。
運を掴む人は
運を掴む人は次の特徴があります。
- チャンスに気づくのが上手い ー 観察力が高い
- 直感を信じて行動する
- 希望を捨てずに動き続ける ー 勝つまで続ける
- 悪いことが起きても立ち直りが早い
- 日常生活で新しいことに手を出すこと ー 運の悪い人はいつも同じ行動をとる
やはり運を掴むには、新たなことにチャレンジして、行動を続けることなのですね!
まとめ
自分は運が悪いと思ってきました。
しかし、それはただの思いこみにすぎませんでした。
メンタリストDaiGo著:「運は操れる」を読んでみると、運というのは、操れるというのです。
運とはスキルや知識と同じだ。
単なる偶然ではなく、
確率を高める行動と努力でコントロールできる。
大切なことは
- 運は操ることができるもの
- 試行錯誤を繰り返すこと
- 不安を克服し挑戦を続けること
- 気づく力を鍛えること
ということです。
運を掴む人は、不安や恐怖を克服して行動を新たなことにチャレンジして、行動を続けることです。
- チャンスに気づくのが上手い ー 観察力が高い
- 直感を信じて行動する
- 希望を捨てずに動き続ける ー 勝つまで続ける
- 悪いことが起きても立ち直りが早い
- 日常生活で新しいことに手を出すこと ー 運の悪い人はいつも同じ行動をとる
運は自分の努力次第で操ることができるのです。
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