倹約して投資する!
お金がないと嘆いている人は多いと思います。
どうやってもお金が貯まらない。
薄給でないにも関わらず、いつもお金がない。
さて、どうしたものでしょうか?
お金に対する考え方が少し違うのかも知れません。
最近私は、お金に関する著書を読む機会が立て続けにありました。
そして今回、厚切りジェイソン著:「ジェイソン流お金の増やし方」を読みました。
とてもシンプルな方法で資産を築い著者のノウハウが書かれていたので、そのことについてお話しします。
何かの参考になれば嬉しいです。
方法はシンプル、支出を減らして投資し待つだけ
厚切りジェイソン著:「ジェイソン流お金の増やし方」によると、著者が多くの資産を築けたのは、シンプルに3つのことを継続して行ってきたからです。
- 支出を減らす
- 投資する
- 待つ
ということです。
支出を減らす
支出を減らす方法は、無駄をなくして倹約に努めるということです。
無理に食費を削ったり、風呂に入らず水道代をケチったりすることではありません。
普通に生活しながら、無理なく倹約できるところがあれば、実施するだけです。
倹約に関しては、私と通ずる部分がありましたので、とてもわかりやすかったです。
- 歩く
- コンビニに行かない
- 飲み会に行かない
- 滅多に服を買わない
- 格安シムを使う
- ペットボトルは買わない
- サブスクリプションサービスを見直す
歩く
現代は車社会です。
とても便利になりました。
だって、歩かなくても楽して目的地まで行くことができるからです。
便利になったせいで、現代人は運動不足です。
近い距離も車を使って楽をします。
楽をすると、運動不足になるから、お金を払ってジム通いをします。
これって、ムダだと思いませんか?
なので、私は、できるだけ歩くようにしています。
以前は職場まで片道3キロを歩いて往復していました。
自分なりに歩いていた方だと思っていました。
しかし、著者の厚切りジェイソンさんのレベルは違いました。
仕事場までの10キロや20キロは歩くと言っています。
これには、驚きです。
さらに著者は、公共の施設で運動をしているそうです。
公園などを活用して、支出ゼロで筋トレをしているのです。
コンビニに行かない
私もですが、コンビニに行きません。
行くとしたら、ATMを利用する場合や公共料金の支払だけです。
コンビニの品揃えは魅力的ですが、高単価なモノにあふれています。
スーパーなどを利用すれば、半額くらいで買うことができます。
コンビニは、店舗数も多いし、駐車場から店舗までの距離も近く、忙しい現代人の生活を便利にしてくれます。
著者は業務スーパーを利用しているとのことです。
飲み会に行かない
飲み会は楽しいですが、よく考えると時間とお金のムダなことが多いです。
日本の社会では、打ち合わせなど、何かあるとすぐに居酒屋に行きます。
和気あいあいと会話は弾みますが、打ち合わせとしては、イマイチです。
滅多に服を買わない
昔は、同じ服を着ている印象を与えたくない理由で、買い物の度に服を買っていました。
それが、タンスの肥やしになっていて、着る服はごく少数に絞られていきます。
殆どの服はムダになっているのです。
最近だと、便利家電のドラム式洗濯機があるので、2枚の服をローテーションしながら着ることができます。
着る服選びに悩むと、意志力を消費してしまうので、私は悩まないようにいつも選択肢が少ない中から着る服を選んでいます。
こうなると、服を買う機会がありません。
著者も服を買わないそうです。
逆にもらうことが多いとな…
格安シムを使う
当たり前のように1人1台スマホを持つ時代になりました。
以前は、NTTドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアしかサービス提供していなかったので、毎月8千円以上の金額を払っていました。
ここ最近では、多くのMVNO(仮想移動体通信事業者)がサービスを展開するようになり、千円以下でもスマホを持つことができるようになりました。
しかし、格安シムを活用している人は、全体の2割程度だと言われています。
非常にもったいないです。
毎月一人あたり5千円以上もの通信費を低く抑えることができるのに、実店舗の対面でサービスを行っているのが、既存の大手キャリアがほとんどなので、自分でネット申し込みをしない人が多いということです。
簡単なのになぁ…
ペットボトルは買わない
自販機やコンビニで売っているペットボトル飲料は1本160円します。
スーパーなどでは100円しません。
さらに、家からマイボトルでお茶や水を持参すればほぼタダです。
毎日の積み重ねが大きな差を生みます。
年間数万円の差になるのです。
毎朝の珈琲が欠かせない方もいるでしょう。
著者は、業務スーパーのペットボトル珈琲でカフェインを摂取しています。
美味しくはないけれども、満足していると言います。
私は、毎朝家で豆から珈琲を淹れて、安価に楽しんでいます。
サブスクリプションサービスを見直す
アマゾンプライムやネットフリックスのように、毎月定額を払って、映画などの見放題サービスを見直すことは節約の意味でもとても重要です。
それほど使っていないサービスがあれば、即解約です。
毎月支払っているサブスクリプションサービスは、少額に感じるので、あまり重要視しない傾向があります。
毎月の出費は少なくても、期間が長くなれば大きな出費になります。
スマホ契約時に加入したけど、利用がないにも関わらず、契約していることすら覚えていないサービスもあるかもしれません。
今すぐ確認してみることをおすすめします。
投資する
著者は、収入から生活費を引いて余ったお金を投資にまわしているそうです。
3か月分の生活費を現金で残して、あとは米国株のVTIという株式の詰め合わせパックに投資しています。
株は証券口座を開設しなければ買うことができません。
今では、ネット口座がおすすめです。
その理由は、圧倒的に手数料がお安いからです。
銀行や証券会社では、手数料が高いのでおすすめできません。
著者がおすすめするネット証券口座は
です。
証券口座を開設し、インデックス投資に毎月コツコツを入金していきます。
これをドルコスト平均法といって、長期投資することでリスク分散ができ、マイナスになりにくい方法として、知られています。
相場が下落しても淡々と積み立てていくことが重要です。
その他、税制面で優遇されている
- NISA
- iDeco
の利用も著者は推奨しています。
実際に私もインデックス投資をドルコスト平均法で行っています。
つみたてNISAとiDecoを活用し、税金の優遇を受けています。
待つ
倹約と投資をすることができたら、あとは継続し続け、増えるのを待つだけです。
10年に1度は相場の下落が起きています。
数十年に1度は大きな下落が起きています。
下落しても、数年後には回復し、成長していきます(米国株)。
なので、米国を軸としたポートフォリオで挑む限り、勝算は見込めます。
投資に絶対はないので、そのあたりはリスクとして捉えておく必要があるでしょう。
まとめ
今回、厚切りジェイソン著:「ジェイソン流お金の増やし方」を読みました。
シンプルに3つのことを行って、資産を増やしたとのことです。
- 支出を減らす
- 投資する
- 待つ
- 歩く
- コンビニに行かない
- 飲み会に行かない
- 滅多に服を買わない
- 格安シムを使う
- ペットボトルは買わない
- サブスクリプションサービスを見直す
倹約して生活費を引いて残ったお金を投資にまわします。
著者がおすすめするネット証券口座は
です。
ネット証券口座で税制面で優遇されている
- NISA
- iDeco
の利用も著者は推奨しています。
あとは、ひたすら投資を続けて待つだけになります。
お金の価値観は人それぞれです。
倹約することは大事だけど、ストレスになるまでやっていては、楽しくありません。
著者は倹約すること自体を楽しんでいたと言っています。
楽しみながら、ムダな部分を削り、投資金額を増やすといいですね!
投資にはリスクがあります。
自分に合ったリスクで、投資していきましょう!
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