自分らしく生きるには、自分を守りつつ、他人への気配りをすること!
もともと人間は集団でなければ生き延びることができませんでした。
そのために日本では和を尊ぶことを重要視したのです。
大昔のようなコミュニティが小さな閉鎖的な社会では、空気を読めた方が良かったのです。
空気を読んで気を使うことができなければ、村八分にされてしまい、生きていくことが困難になっていました。
そういったことで、昔から日本の社会では、気を使うことのできる(空気を読むことができる)ことを尊重してきたのです。
空気を読むことに関して言えば、私は長けている方だと思っています。
仕事でも上司からのウケが良かったですし、頼りにされました。
気を使うことで、うまく立ち回れましたので、それを武器に仕事をしました。
それが、時代が変化するとともに、やりづらくなったのを覚えています。
社会のインフラが整備され、人やモノの流れが早くなり、大量の情報が行き交う時代になると、生活はより便利になっていきました。
しかし、人々に心の余裕がなくなっていった感じがします。
それくらいからでしょうか、
空気を読む力が通用しなくなることが起きることがありました。
上司からパワハラを受けたり、同僚から攻撃されたり、私の心は疲弊するようになったのです。
今回は、「空気を読む力」を現代にバージョンアップするにはどうするかを考えたいと思います。
この記事が何かの参考になれば、嬉しいです。
気を使いすぎている
私が働き始めた平成の初期の時代は、お互いに気配りのできる環境でした(当時の職場がよかっただけなのかも?)。
そのころは、社会がバブル経済に沸いている時代でした。
まさしく経済大国日本の時代です。
その少し後にバブルは弾けました…
そこから日本経済の低迷期が続いています。
そんな中でもテクノロジーは進歩し、生活スタイルが少しずつ変わっていきます。
家や会社に設置された電話が自動車で通話が可能となり、ハンドバッグサイズになって、持ちはこむことができるようになりました。
さらに、技術進歩は進み、個人個人のポケットに収まるスマートフォンにまで発展しました。
これによって、情報の流れが加速し、24時間体制で誰とでもつながることができるようになったのです。
このように時代が変わると、職場環境も変化します。
やらなければならない仕事も増えました。
昔は、皆が協力して助け合って仕事をしていました。
今は、人に手を貸すと、自分の仕事が追いつかなくなるので、見て見ぬ振りをする人が多くなったのです。
私は、昔タイプのままでした…
そういう、昔のままの協力しながら仕事をすることを好んでいました。
ちょっと脱線しました。
要するに、人が困っていても見過ごせる社会になったのだと感じました。
そして、その社会の中で、気を使っていると、疲弊してしまうことがあるということです。
なので、気を使い、空気を読みながら、時には割り切ることも必要だと思うのです。
「気遣いのできる部分と、我がままでいられる部分をうまく融合させていければなぁ…」と思うわけです。
「我がまま」な自分を手に入れる
「我がまま」な人のメリットは次の通りです。
「我がまま」な人のメリット
- 意思が強い
- 回りを気にせず突き進むことができる
- 自分のやることに集中できる
- 感情に流されない
などのいいところがあります。
合理的になることができる
他人の感情に流されないので、
- 現実を受け止めることができる
- 残酷な決断をすることができる
- リスクを取ることができる
- 自分の感情を切り離すことができる
- 他人の意見が気にならなくなる
のような特徴があります。
私にないものばかりです…
我がままを他人に強要しないで、自分の中で活用できるのであれば、とても合理的です。
ただし、並大抵の精神力ではムリですね!
「我がまま」な人は、仏教僧と似ているところがあります。
- 感情を切り離すことが上手い
- 冷静に物事を見ることができる
- 過去や未来のことを思い悩まない
などなど…
自分の感情を切り離し、過去や未来のことをくよくよ考えないことで、
今に集中でき、プレッシャーを感じることがありません。
ていうか、プレッシャーを感じている暇がないといった方がいいかもしれません…
不安を感じないですし、ポジティブなのです。
「我がまま」のいい部分を手に入れるには
自分と感情を切り離すように訓練することです。
心の変化を観察しましょう!
自分の中に起こったネガティブな思考や感情も観察できるように。
ここで、私のイライラ感情の移り変わりのお話をしましょう。
今現在、無職(なったばっかり)の私は、これまでしてこなかった家事をしています。
夕食後、私が食器を洗っていると、妻がテレビを見ながらゲラゲラと笑っています。
それに私の心が反応しました。
「俺が一生懸命、やりたくもない食器洗いをしているのに、なんで彼女は楽しんでいるんだよ!」とイライラがこみ上げてきたのです。
このままの状態で、感情に支配されてしまったら、この後もイライラして過ごすことになるので、有意義な時間ではなくなってしまいます。
これは、合理的ではありません。
今までの経験から、どうにか対処しとうと考え、今の自分を一歩引いて観察することにしました。
と自分のイライラの大まかな原因に気づき
そのとおりです!
自分勝手な自分に気づき
我にかえる
とイライラが収まっていくのを感じました。
このように、どうにもできないことを、受け入れ観察していくことが、「我がまま」力を育むために必要なのです。
自分のキャラをはっきりさせる
私の失敗から、私は上司に気を使いすぎて、いいように利用されてきました。
何でも言うことを聞くように感じていたのでしょう。
将棋で言えば「歩」のような扱いをする上司が後半多かったです。
もっと「我がまま」なところを見せておいた方がいいでしょう!
現在では、自分の立場を守ることに精一杯で、部下に目を向けている心の余裕がない人が多いように思えます。
昔のように、相思相愛みたいな協力し合って、シナジー効果を発揮させたいですね!
感情を切り離すには「瞑想」がいい
私は仕事のストレスをなんとかしたくて、その一つの方法として、瞑想に取り組みました。
未来に対する不安が大きかったので、どうにかしたかったのです。
瞑想を一度や二度やったからといって、どうにかなるものではありません。
効果を期待しないで、継続することを意識して行っているうちに、あるとき、思考の変化に気がついたのです。
気づかないうちに自分が変わっているという感じです。
今このときに意識を向ける「マインドフル」な状態がいいのです。
まとめ
昔の日本の社会は、小さなコミュニティの集合体だったので、和を尊ぶ文化でした。
空気を読みながら、生活をすることが良しとされていたのです。
時代は大きく変わって、ヒト、モノ、大量の情報が行き交うようになりました。
日本の経済が低迷し続けて、人々は自分を守ることで精一杯です。
その中において、空気を読んで生きていくことが難しい社会になってしまいました。
それでも、自分を守りながら、他人に気遣いができることに私は、価値を感じています。
自分を守るには「我がまま力」を身につけることです。
「我がまま」な人のメリットは
- 意思が強い
- 回りを気にせず突き進むことができる
- 自分のやることに集中できる
- 感情に流されない
です。
他人の感情に流されないので、
- 現実を受け止めることができる
- 残酷な決断をすることができる
- リスクを取ることができる
- 自分の感情を切り離すことができる
- 他人の意見が気にならなくなる
のような特徴があります。
「我がまま」な人は、仏教僧と似ているところがあります。
- 感情を切り離すことが上手い
- 冷静に物事を見ることができる
- 過去や未来のことを思い悩まない
「我がまま力」を身につけるには、
- 心の変化を観察する
- 自分おキャラをはっきりさせる
- 瞑想
です。
自分を守りながら、他人に気を配れることを目指して生きたいです!
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