情報弱者は損をする!
労働者の9割が会社に所属しているサラリーマンである。
日本の教育は、サラリーマン養成所といってもおかしくない。
日本の三大義務である、教育・勤労・納税を叩き込まれるわけだ。
校則に拘束され、決まりを守る従順な人間が評価される。
そうやって、日本の納税する機械のように洗脳され、いくら頑張っても経済的豊かさを感じることができていない。
35年もの長期ローンを組んでマイホームを持つことが常識になっていて、実際、家を購入してしまうと、仕事の奴隷となりあがり、今の仕事から離れることができなくなる。
そうやって、サラリーマンを続けなければ生きていけなくなり、国は自動的に納税してくれる国民を歓迎しているのだ。
結婚したカップルの三分の一は破綻しているので、家の後始末はさぞかし大変だろう。
そんな税金を取られ放題のサラリーマンが、払った税金を唯一取り戻すチャンスがある。
年末調整と確定申告である。
サラリーマンの節税対策
会社勤めのサラリーマンでも節税対策することができる。
税金の計算は、会社が社員に支払った金額から税金、保険料などを引いた金額から、申告した必要経費を差し引いた額に区分分けした税率を掛けて算出した金額となる。
なので、効率よく必要経費を生み出すかがポイントになる。
- 確定拠出年金(イデコ)
- 社会保険料
- 生命保険
- ふるさと納税
確定拠出年金(イデコ)
確定拠出年金(イデコ)って聞き慣れないと思う。
簡単に言うと、自分年金だ。
毎月株式投資や預金などで資産運用をし、60歳までは積み立てた資産を動かすことができないが、その年に積立多額が全て経費になるので、かなりお得。
こんないい制度を国が用意しているにも関わらず、一般に知れ渡っていないのは残念としか言えない。
まずは、情報を集めて、理解した上で検討することをおすすめする。
引き出す際に収入とみなされ、税金の対象にはなるものの、退職所得控除があるので、やりかた次第で逃れることができる。
松井証券ではじめるiDeCo
社会保険料
本人の健康保険料及び厚生年金保険料は年末調整で自動に計算されるが、ある年齢以上になると、家族の保険料を現金納付している場合がある。
それは控除対象になるのだが、忘れている人が意外と多いのが現状。
これは非常にもったいないのだ。
こういった人はかなりの税金を収めていたりするので、申請しなおしただけで、数万円もの税金が戻ってくるから、やり甲斐があるっていうもんだ。
たとえば、扶養している人が国民保険に加入している場合、同一世帯であれば誰が払ったことにもできる。
年金から保険料が天引きされている場合は、年金受給者が支払ったことになるからダメだが…
そうでなければ、生計を一になっていれば、多く税金を収めている人の経費にしてしまうことが最も効率がいい。
国税庁に聞いた所、納付書の宛名が違っていても、実際に払ったのであればOKとのことなので、納税額の多い人の経費にするべきである。
生命保険はクソ!
私が働いて間もない頃、生命保険会社のおばちゃんが営業に来ていた。
「年末調整で戻ってくるから保険入ったほうがいいよ!」という営業トーク。
保険の営業の多くは、かわいいこどもや家族が路頭に迷わないようになどと不安を煽り、加入を促す。
未来のために保険は重要と常識的な部分があり、多くの大人が保険に加入している。
年間に数十万円も支払っている人もいる。
未来のためだったり、もしものために多額な保険料を支払っている。
上手に加入する保険の種類を選んだとしても、経費になるのは12万円までだから、ほとんどの人は6千円程度もしくは1万2千円円程度しか戻らないんだ。
そもそも普段の生活を苦しくしてまで保険に加入する必要はあるのか?という疑問に行き着く。
もしものときに保険が必要ならば掛け捨てでいいし、今だと、ネットで契約する保険だとかなり安くできる。
しかし、人間の心理として、掛けた金額が将来戻ってくるというまやかしにごまかされているのだ。
同じ金額を掛けるのなら、掛け捨ての保険と株式や債権に自分で投資した方が効率がいい。
保険会社に多くの手数料をもっていかれていることに気づいていないのだ。
保険会社の自社ビルが好立地にあったり、社員が高給取りと理由は儲かりすぎているからなんだよね!
ふるさと納税はお得
ふるさと納税という言葉は、よく耳にしているはず。
最近では多くの人がふるさと納税のメリットを理解し、居住地以外への納税をしています。
ふるさと納税を簡単に言うと、2,000円の参加料を払い、来年度に支払う住民税を居住地以外に前払いすると、肉や海産物などの返礼品をいただけてしまうというもの。
納税先が5箇所以内であれば、納税先が来年度の住民税の減額処理をしてくれるワンストップ特例制度を利用することができて便利です。
その他、確定申告することでも住民税の減額処理はできます。
確定申告であれば、ふるさと納税の件数制限はないので、確定申告できるようにしておくことをおすすめします。
マイナンバーカードを作成しておくことで、すぐに確定申告ができるようになります。
天引きされないようにする
サラリーマンである限り、強制的に天引きされる。
節税範囲も限られている。
税金を払いたくなければ非居住者という選択肢もある。
非居住者というのは、外国で居住ビザを取得し、その地で生活をするということ。
これは現実的に考えて、かなり難しい。
55%の税金を支払っている会社役員など、富裕層に当てはまることだからだ。
そうでなければ、サラリーマンを辞める以外にない。
フリーランスとして個人事業主になることで、生活費の一部を経費することができるので、税金を大きく節約できる。
しかし、今すぐできることではない。
自分で事業を起こさなければならないし、ある程度リスクが伴うので、計画的に行う必要がある。
その他でいうと、できるだけ自給自足に近い生活しかないだろう。
現金収入を少なくすれば、税金を払わなくてもよくなる。
健康保険は必要なので、多少の稼ぎは必要。
職業選びが重要になる。
まとめ
日本はコロナウイルス対策でかなりの国費を投入したから、今後、国民からさらなる徴収は避けられないだろう。
サラリーマンは無策で強制徴収されるから、かなり厳しくなることが予想される。
日本の税金に関して、複雑すぎて、素人には理解しにくい。
唯一のサラリーマンが経費計上するチャンスである年末調整、確定申告をしっかり申請することで、支払った税金を取り戻すことができる。
- 確定拠出年金(イデコ)
- 社会保険料
- 生命保険
- ふるさと納税
を経費計上して、少しでも税金を取り戻す。
生命保険はクソだけど…
私達は、収入を増やすことに気を奪われすぎだ。
今の仕事にしがみつき、稼ぐために、苦しい思いをしていないだろうか?
人生楽しめているだろうか?
仕事って楽しいはずなのに、今の異様な様が通常だと勘違いしていないだろうか?
自分の心に蓋をして、心を痛めながら働き続け、気がついたら、心も体もボロボロのおじいさんになっているかもしれない。
稼ぎも大切だけど、支出を抑えることで、その金額以上の収入を得ることと同様の効果があるのだ。
浪費、消費を見直すこと。
税金、社会保険が上がらないようにする(できるだけ4・5・6月の残業代をセーブする)。
サラリーマンは節税の幅が狭いので、企業することも視野に入れておいてもいいかも知れない。
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